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Quest FM 冒険の書その1「化学変化は会話から生まれる」

私は、小さなレザーブランドを運営しています。

「こんな商品作りたい!」と思ったときに、
今までだったら一人よがりに商品開発をすることが
小さなメーカーの強みだと意気込んできました。

一方で、マーケティングのためにイベントを開催して
その中でユーザーの声をもらいながらブラッシュアップしたり、
初速をつけるために発信してもらうためのハブとして
協力してもらうということをやってきました。

しかしながら、コロナ禍で状況は一変。

世の中に求められる商品も変化し、
今までリアルのイベントや店頭に頼っていたビジネスは
全然立ち行かない。本当に困ってしまいました。

そんな中、彗星のように登場したClubhouse。
思いもよらない人との会話の時間は、
新鮮さを得るとともに、新たな可能性も見出すことができました。
(最初は「招待性のいけすかないSNS」くらいに思っていましたけどね。)

この機会を逃すまいと、友人二人に声を掛けて
音声メディア発のものづくりをスタートさせることができそうです。
もともとラジオっ子で現在Podcastを2本運営している自分としては
音声メディアの持つ可能性をもっともっと探っていきたいという
思いもあり、とても良いチャンスに恵まれました。ありがたい。

感想note「冒険の書」では、毎回の放送について
かんたんに気づいたところを留めていきたいと思います。

持ち物については、みんな考えている

無意識の習慣で人生を変える、というような本があります。
実際に自分の行動パターンのうち
無意識下で動いているものは非常に多いです。
ぼーっとしていても電車を乗り継げたり、朝の準備ができたり。
忘れ物が少ない人は、注意深いというよりも
無意識のコントロールが上手なんだろうなと感じます。

使い方に慣れないといけない財布は
意識しているときは良いけれど
無意識に開けると想定と違って中身が飛び出したりすることもある。
いかに無意識にその人の暮らしをそっとサポートできるかは
大切なポイントかなと思います。

財布を使うときは、必ず相手が存在している

結構当たり前なのに見過ごされているところで、
コミュニケーションとしての財布、って存在しているなと。
お金を払うときは常に相手が存在しています。
お店でもレジでも、その人となりが垣間見えるのが財布。
だからこそ人によってこだわりが違うんだなと感じました。

ずっと触っていたい、心地良い感触

常に身の回りに置いているものだからこそ、質感は大切。
そして、ギミックがある場合何度でもそのギミックを触ってしまうような
心地よい触覚のフィードバックは大切です。
Apple製品の感圧タッチトラックパッドなどで実装されているような
自然に感触として受け入れられるような仕掛けがあると
モノと自分の距離がぐっと縮まるような気になります。

いろんな方の思いを知れば知るほどハードルが上がっていく気もしますが、
自分たちの思いも重ねた最大公約数を狙っていきたいですね。

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