コミュニティになじむためには
せっかくコミュニティに入ってくれたのに、どうしてもっと積極的に関わろうとしてくれないんだろう。
コミュニティを作ったり、運営に携わる人であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私は何度も感じたことがあります。
その度に、早くなじんでもらうためにはどうすればよいのか?アクティブになってもらうきっかけをつくれないか?と頭を悩ませます。
一方で、自分がコミュニティに参加する立場のときはどうですか。
今でこそ自分自身にとって居心地がよく、発言しやすい環境であると感じているそのコミュニティは、最初からそうだったのでししょうか。
きっとそんなことありませんよね。
自分自身の体験を振り返ってみても
意気揚々と参加したけれど、何をしていいか分からず静観を決め込む。
すでに完成された関係がそこにあるような気がして、踏み出したい足が重く感じる。臆病風が吹き荒れる。
自分に合わない理由&やめる理由を可及的速やかにかき集めだし、ひっそりとフェードアウト
そんなこともあったなと。
むしろザラだったような。。
今でこそ居心地が良いコミュニティでも、参加しはじめた当初や、参加できない期間が続いた後に復帰した際には、やはり億劫な気持ちがありました。
最近では流石に学習したのか、比較的そんなことも減ってきており、自分なりにコミュニティになじむ方法について考えてみました。(あくまで個人的見解です)
①やり取りを観察する
最初からコミュニティの輪にスッと溶け込めなくて当たり前。答えは沈黙。
コミュニティ内で行われているやり取りに注目することで、そこにある人間関係が見えてきます。
また、どんなことが評価されるのかといったコミュニティの文化的な部分も感じ取ることができるように思います。
オンラインコミュニティであれば、過去のやり取りがテキストで残っているので、簡単にサンプルを集めることができますね。
②小さくコミュニケーションする
コミュニティの中にもさらに小さなコミュニティがあると思います。
その小さなコミュニティに入ることから試みます。
もしくはもっと単位を小さくして、ある一人とのコミュニケーションから。
観察結果から人間関係や自分との共通項が見えてくると思うので、その中で一番コミュニケーションする負担が少ないと思えるところからはじめます。
ex)関心事が似ている、共通の趣味、新参ウェルカム&面倒見が良いetc.
③小さく貢献する
そのコミュニティを大事に想っている人としては、どんな小さなことでもコミュニティのために動いてくれると嬉しいわけです。
なんならコミュニティの視点に立って考えてくれる時点で嬉しい。
もちろん自分にできることを、できる範囲でよいと思います。
貢献することは仲を深めるきっかけとなります。
ただし観察した結果から、そのコミュニティにおいて貢献と認識されるものであると見極める必要はあります。
観察して、とにかく小さくはじめる!
が自分流なのだと再認識。
では、改めてコミュニティを運営する立場に戻って考えてみる。
自分が実践しているなじむ方法をコミュニティ参加者の人たちに転用できているだろうかか?参加者視点に立って考えられているだろうか?
恥ずかしながら、ここ最近は運営側の視点に偏った思考になってしまっていたのではないかと思います。
参加者に視点に立ち、安心安全の場を築き、コミュニティを盛り上げてこそのコミュニティマネージャー。
思い悩んだ際には「コミュニティ参加メンバーはどう思うだろうか」という自分への問いかけからはじめていこうと思います。
このnoteは、「人」をテーマとした HRラボほくりくアドベントカレンダー2022企画にエントリーしています。
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