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自分の芯を持つということ

脱力タイムズとかに出演されている、教育学者の齋藤孝先生の著書
「自分の芯を作る学び」という本を読んだ。

本の中で一番印象に残った内容について共有する。

学んでいることは生きていることの証明である。

この見出しの中で紹介されていたのが、林尹夫という人の書いた、
「わがいのち月明に燃ゆ」という手記についてだった。

林さんは大変な読書家で、英語、フランス語、ドイツ語の本を原書
で読んでいたそう。

しかし、学徒兵として召集がかかり、乗っていた偵察機が爆撃されたことで、命を落としてしまう。

未来ある若者が命を散らしていく。
戦争とはそういう時代。

しかし、その時代に生きていた人たちは、自分が生きるために人生を賭けて猛勉強していた。

それを知ると、自分はなんて恵まれた環境にいるのだろうと思ってしまう。

もちろん、齋藤先生が本の中で書いているように、昔の人と比較することほどナンセンスなことはないが、自分が人生をかけてでも学びたいことに私はまだ取り組めていない。

自分の人生を賭けた学びを実践するには、結局は自分を信じるしかないのだと思う。

自分を信じて、好きなことに真っ直ぐ取り組んで学んでいくことが、自分という芯を作っていくのだと思った。


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