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double standard

また君によく似た 影追いかけていた
宙に浮かんだままの答えを どうして探せばいい
また空想のように浮かぶ 馬鹿げた言葉
「ありのまま」なんて ただの偶然が織りなす結末

散らかった部屋に潜む 灰色の約束
誰も居ない午後に 思い出す

零れ落ちる闇が運ぶ涙 静けさが洗い流してゆく

響かない歌声を セロファンに溶かした
君の手に染みこむ 悲しみ

揺れる風はモノトーンに沈み 壁を塞ぐ感情を締め付けた



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