見出し画像

「今年も5足限定 ~吉靴房×スナワチの革下駄~」

今年も、革下駄の季節がやってきます。
京都は吉靴房の野島孝介氏がスナワチのためにつくってくれた、美しくて頑丈な革下駄です。

野島氏は靴職人であり、日本の履物研究家。
ゆるやかにS字を描く曲線は、吸いつくような履き心地と歩きやすさのためのデザインです。

畳や板の上に素足で立った気持ちよさと、夏ならではの開放感を味わえます。

ソールはスニーカーにも使われる耐久性のあるウレタン素材で、木製の下駄のようにガラガラ鳴りませんし、タイルの上で滑ってしまうような危険も軽減します。

底が減ったときには(有償ですが)ソール交換も可能

下駄と似ている雪駄という履物もありますが、草履の底に革を貼ったものをそう呼ぶようです。下駄は鼻緒がある履物一般の呼び名ですので、これは「革下駄」なんですね。
最近は雪駄の底に樹脂(合成素材)を貼ったものもあり、私も履いたことがありますが、正直、履き心地はイマイチでした。アスファルト面の小石が樹脂に食い込んでしまい、結局ガリガリとした履き心地になってしまいました。

スナワチが扱う製品は、はじめのうち多少手強てごわくても、本物の履き/使い心地と耐久性/メンテ性が得られるものばかりです。この革下駄はまさにそれ。ご自分の足になじむまで、じっくりとお付き合いください。
 
吉靴房×スナワチの革下駄も、下駄ですから、スニーカーのような柔らかさや、スポーツメイカーのサンダルのように走れる機能はありません。
しかし、厚さ4.5mmのしっかりとしたヌメ革(タンニン鞣しのレザー)の迫力で、着こなしによってバンカラな雰囲気も、風流な装いもたのしめるはずです。
あなた自身の足型が刻まれて飴色に変化していく、ヌメ革ならではの味わいも存分に堪能いただけます。

左:Used / 右:New
昨夏、会うたびに履いていた友人の革下駄

去年は吉靴房が多忙のため、5足限定で販売しました。

春になって野島氏に電話して「最近はどうですか?」と尋ねたところ、なんと「去年以上に忙しい」のだそうです!
ある大手ブランドとのコラボレーションに加え、なぜか台湾からの注文が殺到していて、またもや年内の予定が一杯に近いとのことです。
このウイルス禍の中、商売としてはよいことですのでうれしい悲鳴というやつですが、
「でもせっかく取り組んでいるスナワチさんとの仕事ですので、製作作業のすき間を見つけてつくります」
と言ってくれました。

今年もまた5足限定でご予約を受け付けます。

カラーはナチュラルの1色。
糸の色は白、黒、赤の3つから選べます。
サイズはS(25.5-26.0) / M(26.5-27.0) / L(27.5-28.0)が目安です。
それ以外の大きな方、小さな方も対応いたしますので、靴のサイズをご指定ください。

糸の色は、左から白/黒/赤です

価格は税込27500円+送料700円で
28200円です(もちろん店頭でお引き取りになる方は送料不要です)。
①お名前
②郵便番号とお届け先
③電話番号
④ご希望のサイズ(S/M/L、それ以外)
⑤糸の色(白、黒、赤)
を記載の上、下記メールまでご連絡ください。
info@sunawachi.com
お届けは7月後半~8月初旬を予定しています。
ご不明な点はなんでもご質問ください。

オウナーさんのステキな声を聞いて迷っている方、リピーターの方、今年こそは外に出かけて夏を満喫するつもりの方、ご注文をお待ち申し上げます。
Have a great summer.

グレイトな夏は来ない。夏をグレイトにするんだよ。

「愛せるモノを、持たないか?」
スナワチ大阪ストア
大阪市西区阿波座1-2-2
06-6616-9626
sunawachi.com














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?