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教育政策・教育経済学について

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教育政策や教育経済学についての雑記帳。
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2024年3月の記事一覧

幼児教育問題「幼児教育の学校化」と「遊びを通じた学び」のどちらがいい?(Wezzy2021…

小学校に入学した子供が、幼稚園・保育園からの環境の変化に馴染めず、教室を歩き回る、授業中…

オンライン学校の在籍年数が伸びるほど学力は伸び悩む?(Wezzy2021.06.18掲載)

ICTを活用した教育の中で、今最も注目を集めているのは、恐らくオンライン学校ないしはネット…

新型コロナで導入が進む、ICTを活用した教育の効果とは?(Wezzy2021.05.21掲載)

新型コロナウイルス感染症による子供達の学びの損失が、世界的に大きな話題となっています。英…

マイナンバーカードと成績の紐付けは、教育政策の質を高める?(Wezzy2021.02.01掲載)

昨年末、「マイナンバーカードと学校の成績などの教育データが結び付けられるかもしれない」と…

「使えない学生ばかり」と嘆く前に、企業は「こんな人材を高く買います」と伝えている…

みなさんは学校に行くことにはどのような価値があるとお考えでしょうか? コネを作る、自分の…

アメリカの手厚い失業給付金が批判されている理由「トランプは米国経済の根本的な仕組…

日本は25歳以上の大学入学者が少ない 今日はまず、各国の大学と短大に入学する人達の中で25歳…

自民党が理解できていない「大学受験生に2万円の給付」の意義(Wezzy2020.10.20掲載)

公明党が、「大学受験を控えた高校3年生や浪人生を対象に、大学入学共通テストの受験料に相当する2万円の給付を提言した」ことと、それに対して、萩生田文部科学大臣が、「その目的は何なのかということも含めて与党でよく相談をしてほしい」という返答をしたことが話題となっています。 報道されている教育関係の政治家の反応や、メディアの反応を見ていると、ものの見事に何も分かっていないようで、かなり驚きます。 米国は良くも悪くも、何か教育政策上でよく分からない事があると、実験してみたり、研究

ビジネス書や教育本が、期待通りの効果を生まない理由(Wezzy2020.08.16掲載)

元気ですかー? ちまたには教育に関する情報が溢れています。大人向けの教育学(アンドラゴジ…

高校普通科に学際融合学科・地域探究学科を追加? なにもかもがめちゃくちゃな日本の…

2022年の春から高校普通科を再編し、普通科に加えて学際融合学科・地域探究学科を設ける案がま…

9月入学議論の無駄騒ぎと迷走、日本の教育政策があまりにひどい(Wezzy2020.06.12掲載)

米国に住んでいると、新型コロナウイルスの影響は黒人に偏っているし、各地で暴動は発生してい…

一律10万円給付の効果は、受給者の性別によって変わる可能性がある(Wezzy2020.05.01掲…

新型コロナウイルスの感染拡大の緊急経済対策として発表された、10万円の特別定額給付金が話題…

「学校閉鎖」解除のタイミングは新学期で良いのか? 新型コロナの感染拡大防止に与え…

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス対策として、教育に関する施策が様々出てきてい…

空気清浄機が子供の学力を引き上げる(Wezzy2020.01.30掲載)

グレタ・トゥーンベリの国連スピーチ以降、環境問題へのますます注目が集まっている。かつて日…

体育は子供の学力を向上させるのか?(Wezzy2019.12.12掲載)

みなさん、運動していますか?来年は東京オリンピック・パラリンピックの年ということもあり、私の専門の一つである国際教育協力の分野も、スポーツと国際開発は徐々に注目を集めてきています。また日本政府も青年海外協力隊などを通じて、途上国の各地で東京五輪に向けての雰囲気醸成を行っています。そこで今回は、体育について取り上げたいと思います。 適度な運動が健康に良いことはあまりにも有名ですし、医療関係者でもない私が解説するようなことではないでしょう。私が取り上げるのであれば、やはりテーマ