祝・新社会人!新人時代の“しくじり”から学んだことをお伝えします。
こんにちは!ブランディングプロデューサーの飯島祥太です。
「まだ世の中に知られていないけれど、魅力的なヒト、モノを輝かせる」
をミッションに活動しています。
今回は、新人時代のお話をします。
この4月から新社会人になったという人も多いと思います。
改めて、おめでとうございます!
「社会人の心得」とか「20代のうちにやっておくべきこと」とかは、偉大な先輩方に任せるとして、わたしからは新人時代に失敗した経験をお伝えします。
プロ野球の名監督・野村克也さんの名言に、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という言葉があります。個人的には、成功体験より失敗体験から学ぶことの方が多いと思います。
反面教師的な観点で、気軽に読んでもらえればと!
学生気分が抜けきらなかった入社1年目
わたしが新卒で入社した会社は、老舗の製薬会社でした。
幼い頃、病気がちで入退院を繰り返していた経験から医療に関わる仕事がしたいと思ったことと、姉が薬剤師として活躍している姿を見て、製薬や医療機器メーカーなどに絞って就職活動をしていました。
そんな中、人事の方が熱意をもって仕事に取り組んでいて、好感が持てたのが入社の決め手でした。
入社後1ヶ月間は、本社で新人研修を受けました。講座を受けたり工場見学をしたりと、同期と学校の授業を受けているみたいで楽しかったです。
この時点で、まったく学生気分が抜けていないですね(笑)
怒られすぎて他部署の先輩が見学に
楽しかった研修期間を終え、いよいよ配属先へ。
わたしは東京営業所に配属されました。
学生気分が抜けていないことを察知されたのか、営業所内で最も厳しいと噂されるリーダーのもとへ入ることに。
とにかく、めちゃくちゃ怒られました…!
服装、話し方、資料の作り方など、やることなすこと厳しく指導されました。
今でも鮮明に覚えているエピソードとしては、リーダーと一緒に臨んだ商談でお客さんの質問に対して、知ったかぶりをしてしまったんですね。
調べてもいないことを適当に返事をしてしまったわけです。
めちゃくちゃ怒られました…!!(当然ですが)
それこそ鬼のように、もう立ち直れないくらい徹底的に…
会社の会議室で怒られていたのですが、あまりの激しさに他部署の先輩たちが見に来たほどです。
後から先輩方に言われたのは、「冗談抜きで、全フロア(営業所は4階建て)に響き渡ってたよ」とのこと!
世の新入社員のみなさま、知ったかぶりはやめましょうね。(笑)
新人の仕事は「怒られること」だと開き直る
“知ったかぶり事件”を機に、わたしは完全に開き直りました。
「新人の仕事は怒られることだ」と!
どうせ怒られるなら、自分なりに考えて行動してみよう!とリーダーに対して自分の考えを言うようになったんですね。
そしたら、やっぱり怒られる(笑)
考えが甘い、出直してこいみたいな。
でも、不思議と嫌な気持ちがしない。
指摘されたことを改善して持っていくと、また新たな気付きがあってどんどん成長していくのです。少しずつ仕事が面白いと思えるようになりました。
このことで、自分に不足していたことは“当事者意識”だと気づきました。
リーダーの指示待ちで仕事をしているときは、怒られることを避けようと萎縮していましたが、これは自分の仕事と捉えることで、至らない点を指摘してもらえることが有り難いと思えるようになりました。
当事者意識、めちゃくちゃ大事です!
新人時代の涙は、いつか笑顔に変わる
「新人時代の涙は、いつか笑顔に変わる」
これは、わたしのメンターの言葉です。怒られまくっていた時期にかけてもらった言葉で、救われたことを今でも覚えています。
わたしと一緒にして申し訳ないですが、新人のときは上手くいかないことばかりです。悔し涙を流すこともあるでしょう。
そんなときは、この言葉を思い出してほしいです。今の経験はみなさんを必ず強くします。
また、この言葉には続きがあります。
「流さなかった汗は、歳をとって涙となる」
わたしは新人時代、同期のなかで誰よりも不器用でした。
学生気分のわたしを根気強く指導してくれた、当時のリーダーに心から感謝しています。
あのとき、音を上げてすぐに辞めていたら、受け身で仕事をこなし続けていたら、今のわたしはいません。
課題から逃げても、必ずどこかで同じ課題にぶつかります。どうせなら、早く解決してレベルアップした方が楽しいですよね。
新人時代だからこそ経験できることがたくさんあるので、当事者意識をもって前向きに取り組んでほしいと思います。
ともに、充実した社会人ライフを楽しみましょう!
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