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DATASaberBridge2nd の挑戦の中で、はじめて触った機能や可視化をまとめてみた


はじめに

この note を執筆している 2024/1/28 時点で,私は DATASaberBridge2nd に挑戦しています.

Tableau 自体は以前から利用の経験はあったものの,DATASaber 認定に向けて,様々な試練に挑戦する中で,これまで触れたことのなかった機能も数多くありました.今回は,私観点で挑戦の中で,特に感銘を受けた機能や可視化表現についてまとめていきます.(ただし,将来の挑戦者における思考の大事な機会を奪わないために,どの試験に対応したものかは触れないようにします)

1. ブレッドグラフ

ブレッドグラフとは、棒グラフの一種であり,実績と達成度合いを表現する際に向いている可視化表現です.これまでは「実績と達成度合い」を表すために別々の棒グラフや色で表現していましたが,この可視化表現は目からウロコが落ちた思いでした.

2. ページ再生

散布図の各点が年ごとにどのように推移するのか,などを表現するときに有用なものが,ページ再生の機能です.Tableau を使って入れば,自然に目に入っていたものではあるのですが,実際に触ってみると,点の軌跡なども表現することができ,可視化表現の幅が増えたように思いました.

3. 動的ゾーン表示

ダッシュボードに関する機能のひとつであり,フィールドやパラメータの値に応じて,Viz や凡例の表示/非表示を行う機能です.ダッシュボード上の Viz の表示/非表示については,以前からパラメータを用いて制御できたものの,凡例部分が残ってしまったり,痒いところに手が届かないものでした.この動的ゾーン表示によって,ダッシュボード作成の自由度が増えたように感じた機能でした.

4. バンプチャート

バンプチャート(ランクチャート)は,折れ線グラフの一種であり,ランキングの変動を表現する際に有用な可視化表現です.ランキングに注目するということは,値の大小関係にのみ注目することになるため,折れ線グラフでは値が近く,違いがわかりづらい部分の大小関係も明らかにすることができます.名前自体は知っていたものの,Tableau での表現方法は知らかったので,これまた表現の幅が広がったことを実感しました.

5. 動的な軸範囲

これは,以前の note でも取り上げた機能になります.連続軸に関するパラメータを用いて,Viz の軸範囲を動的に変更できる機能です.フィルターとは異なり,軸範囲を変更するだけなので,集計計算に影響を与えることなく,Viz の変更ができます.Tableau 2023.3 の新機能を調査する中で,かなり感動した機能のひとつです.計算結果を変えずに,軸範囲を変更するには以前ではテクニカルな操作が必要でしたが,この機能の登場で簡単に実装できるようになりました.

まとめ

今回の記事では,DATASaber への挑戦の中で,私が新たに触れることになった機能や可視化表現について紹介しました.DATASaberBridge2nd は,私の Tableau 力やデータと向き合う力をグッとレベルアップさせる,非常によい機会となりました.この記事が誰かの学びの一助になると,とても嬉しいです.

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