靴下は穴あけてなんぼ


わたしは日常的に音楽を聴く
歩きながら車を運転しながら
横になりながらふざけながらじらしながら……

がしかし時代に逆らいながら
イヤホンは未だ有線のままだ
安いし買いやすいし使い易いし!!の3本柱のローテーションを貫きながらずっとつかっている

だがきっとこれを足掻きというのだろう
少しだけガラケーを信じ戦い抜いた
戦士たちの気持ちがわかった気がする


ほんとは欲しいのだ
ノイキャンしたいのだ(ノイズキャンセリング)
でも怖いのだ 
持ち前の管理能力の低さゆえに
線に繋がれ管理されていない従来のイヤホンと違い
失くしてしまうようで怖いのだ
あんなもん大卒ないし修士を終えた方々のみ
使いこなせる代物で
地方の絞りカスみたいな専門卒のわたしには到底…
と思っていた、いや今も少し思っている

この一連の話を知人にしたことがあった
すると、

「あ、わかるわかる、わたし靴下も穴あける前になくすもん」

靴下は穴を開けるのが正義みたいな言い方には
少しつまずいたが今そこにつまずいたら
渋滞が起きそうで
その場ではテキトーに流したのだった



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