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“ろ”のはなし:ろうそくが灯る。メラメラ。メラメラと。

ろうそくの灯りが瞬間瞬間の雰囲気を包み込みます。

● 誕生日ケーキ上でお祝いするろうそく
● 怖い話をする際に真っ暗の中灯るろうそく
● 停電の際に家中にぬくもりを与えるろうそく
● 灯籠の中で街中に光を灯すろうそく

日常的に目にする頻度が少なくても一回の登場が心を掴みます。
誕生日ケーキでの登場が多そうかな?
ろうそくを消す瞬間までのワクワク感は楽しみの一つですよね。

ろうそくが持っているパワーは僕が目指すものと重なる部分があるかもしれません。
活用頻度はあまり多いとは言えない。
でもケーキなどの華に対してさらに輝きを増す力を与えてくれる。
オレンジの灯火の中心から溢れ出るパワーで縁の下の力持ちになる。

影の立役者であり、主役にもなれる『ろうそく』。
火を灯すまではただの棒です。
火を灯した瞬間に一気に力を発揮します。
臨機応変に長く短く灯りを灯します。

火を灯した瞬間は立役者であり主役なのに、消えた瞬間にスポットライトを譲っています。
まるでステージから降板するかのように。
改めて頭の中でイメージしてみると持っているパワーが輝いています。
メラメラと輝いている時間〜フッと息をかけられてスッと消えていく時間まで儚く美しい。
ろうが溶け切るまで何度でも活躍することもできる。

小さなヒーローのような存在に思えます。
あの暖かさは僕自身も持てるようなる。
時に自分が輝き、時に相手を輝かせることができる暖かさ。
真っ赤ではなく淡くオレンジ色の光を持っていきます。

ろうそくの灯りに癒されている人がどれだけいるのだろうか。
ぬくもりを感じて心落ち着かせている人がどれだけいるんだろうか。
そんなことを考えます。
灯したぬくもりによってまた1歩進んでみようと思える存在になります。

自分が主人公という時間の中で、抱く灯りが『ろうそく』のようなぬくもりであることは幸せなことだと感じます。
落ち着きがあるって肩の荷が降りる瞬間でもあると思うから。

毎日、僕たちは多くの荷物を背負って精一杯旅をしています。
水を飲めない事もあれば、荷物が増え続けて旅のペースが落ちてしますこともある。
何もない砂漠の上を朦朧としながら歩いているときもあるかもしれません。

それでも、灯りを見ることができれば荷物を一旦忘れることもできる気がするんです。
ろうそくのようなパワーを持つことはこれからたくさんの旅の中で僕自身も見つけていきます。

誰か一人にとって癒しになる灯りなれることを願って。

今日もどこかで『ハッピバースデートゥーユー』の声とともにろうそくが灯っています。
華を持たせる立役者であり主役になっていることでしょう。

その灯りの中で素敵な1日が過ごせますように。

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浅川 憧太(あさかわ しょうた)
小学生のころ、何も考えずに無邪気に笑っていた時間。 そんな時間を成長した今こそ楽しみたい。 『楽しく笑って面白く』人生を歩むことが僕の目標です。 素敵な空間素敵な時間を共に過ごしたい。 ありのままの素直な自分を表現して、歩きます。