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"う"のはなし:嘘

はじめに

この記事を開いてくださった読者の皆さんこんばんわ。
浅川 憧太(あさかわ しょうた)です。

「50音テーマnote」
第3話:"う"のはなし

テーマは"嘘"。

馴染み深いテーマかなと思います。
それでは第3話ご覧ください。

誰しもが一度は嘘をついたことがあるかもしれません。

僕もその一人。

一体、どのくらいの人間が今までに嘘を付くこと無く生きているのだろう。

少し興味深いですが、調べることは難しい。

嘘には色んな種類の嘘がある。

・ 人を騙す嘘
・ 人を幸せにする嘘
・ 人を救う嘘

時と場合によって嘘は変化する。
時には嘘を使い分けて、生活する。

そんなことが周りではよく起こっているのかもしれない。

いや、むしろ自分自身がそうなっているかもしれない。

気づかぬ内にそうなっているのだろうか。

ふとした瞬間にそう思う。

なるほど確かに、考えてみると未だにバレないような小さな嘘は付くかもしれないな。

でもそれで良いのか?

バレないから嘘はいいのだろうか....
なにか急激にどこか罪悪感が生まれているような気がする。

急に色々と今までの嘘が浮かんでくる。

もしかするとこの時点で嘘に対しての後悔が生まれているのかもしれない。

でも、素直に生きること難しいものだ。

おそらく嘘を付くよりも難しい。

ちょっと、息を一息ついて、考えてみた。

なぜ、嘘を付いてきたのか。

嘘を付く背景には

人が嘘を付く背景....恐らく色んな理由がある。

でも、その中で自分自身のの理由はこうだ。

・ 相手より優位に立ちたい
・ できないと思われたくない
・ 自慢したい
・ 人に嫌われたくない
・ その場をしのぎたい

もしかすると、同じような理由の人は多いのかもしれない。
が、それは本人にしかわからないこと。

言葉にして書き出してみると、どれも自分中心の考えだと気づく。

どれだけお人好しなのだろうか。
でも、今までの僕は恐らくこの選択がベストな選択だったのだろう。
もしくは、素直に生きるという選択を知らなかった。

後者の考えが大きいのかもしれない。

完璧を演じないといけないという過去の環境が生み出した嘘だろうか。

いや、環境のせいにして弱い自分を見せられなくなった行く先の嘘だろう。

このnoteを書いていると段々、今までの嘘が急に怖くなった。

できることならそのタイミングに戻りたい。
その時は、素直にありのままを答える選択をするだろう。

ただ、一つだけ言えることがある。

この記事を公開して、時間が経った際に恐らくまた小さな嘘はどこかで付いてしまうということ。

どれだけ意識していても、全く嘘をつかずに今後生きていけるという自信はない。

・ 相手より優位に立ちたい
・ できないと思われたくない
・ 自慢したい
・ 人に嫌われたくない
・ その場をしのぎたい

この感情が必ずどこかで出てきてしまうから。

でも、やっぱり嘘なんて無く素直に生きてみたい。
だったら、少しでも、そうなれる方法を考えてみる。

嘘を付きそうになったとき、見栄を張りそうになったときに思い出せるように。

一瞬立ち止まる勇気

恐らく、今の自分自身に足りて居ないものは"勇気"。

このまま話を進めて大丈夫か?
嘘を付きそうになってないか?

と考える勇気。

そして、嘘を付いた後に待っている内容と、嘘を付かずに話した後に待っている内容を考える勇気。

そんなこと簡単にできるという方も多いだろう。

でも、僕には難しく感じる。
今までの嘘の積み重ねがあるから。

でも、その勇気を持てるように考えれるようになれば、自分に余裕がでるかもしれない。

これは毎日の会話の積み重ねの中で手に入れていくことが一番いいかなと考える。

経験に優るものは恐らくない。
積み重ねでしか得られない経験。

会話はどことなく、毎日あるかもしれないけど、少し意識を変えるだけで嘘を付こうとするタイミングが分かってくるかもしれない。

嘘をコントロールする。

聞こえは悪いかもしれないが、必要な力だと思う。

毎日の会話という経験から嘘を無くしていく。

現実のリアルだけでなく、SNSも同じ。

見える言葉だからこそより一層意識してみる。

今からでもできることをやっていく。

会話の中で立ち止まる勇気を皆さんで持っていきませんか?

オオカミ少年

最後に有名なオオカミ少年の話をして終わろうと思います。

知ってる方がほとんどではないでしょうか?

羊飼いの少年が退屈しのぎに「狼が来た」と嘘をついて騒ぎを起こす童話。
繰り返し同じ嘘を付くことで、本当に狼が現れた時には大人たちは誰も信用せずに、誰も助けに来ない。そして、村の羊は狼にすべて食べられてしまうというお話。

この童話を改めて考えてみると、現代でも様々なところで起こっている話かもしれません。

これまでの僕の嘘はオオカミ少年と一緒。

だからこそ、今後その嘘が羊を食べられるような場合になることも十分に考えられる。

気がついたときにはすでに遅い。

だからこそ、嘘は付かずに素直にいきてみたい。

大事な課題。

何かこの記事を読んで思い当たることがあった方もぜひ少し、意識を変えてみてください。

一緒に取り組んでいきましょう。

終わりに

最後まで読んでくださった皆さんありがとうございます!

当たり障りのない"嘘"というテーマ。

でも真剣に考えてみると、深いテーマ。

日常にありふれているからこそ、慎重に。

嘘で人を笑顔にするのではなく、素直な答えで人を幸せに、笑顔にできる

そんな人間になっていきます。

第3話 "う"のはなし

これにて完結です。

次回 "え"のはなし

またお会いしましょう!

小学生のころ、何も考えずに無邪気に笑っていた時間。 そんな時間を成長した今こそ楽しみたい。 『楽しく笑って面白く』人生を歩むことが僕の目標です。 素敵な空間素敵な時間を共に過ごしたい。 ありのままの素直な自分を表現して、歩きます。