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"ぬ"のはなし:抜け殻のような時間

時々、ほんとうに時々、自分に対してどうしようもないくらいに希望が持てなくなるときがある。
どこへ行っても追い詰められてる感覚になり、逃げ出したくなる。

そんな日があります。
まるで、蝉の抜け殻のようにカタチは存在しているけど中身が無い時間。
その時間が恐ろしいほどに長く感じる。
目を閉じて1時間なのに体感時間は朝になったように。

これはある意味、ネガティブになっている状態の自分です。
『 孤独 』と友達になっている空間で抜け殻の時間と唐突で出会います。
いつやってくるかはわかりません。

自分と向き合う時間を取れば取るほど現れる確立は高い。
ブラックボックスに閉じ込められて、出口をずっと手探りで探している。
そんな感覚があります。
ポジティブな自分とは180度違うことに最初は自分自身で驚きが隠せませんでした。

『なんでこんな自分がいるんだろう?』と

最近まで、抜け殻の時間に存在している自分をなんとかして抹消しようと一生懸命になっていました。
ただ、最近はそんな自分も愛おしい。

希望が持てなくなり、逃げ出したくなる自分も100%自分自身だから。
ネガティブ・ポジティブも全て含めて自分。
だからネガティブな自分も包み込むように受け入れる。

自分を知るためには『抜け殻の時間』は通過儀礼なのかもしれません。
抜け殻が存在しているということは中身はどこかに存在しているはず。
向き合った先にあるかもしれないし、人生の時間の中でふとした時に見つけるのかもしれません。

時間の使い方は千差万別ですが、今過ごしている時間は無駄ではない。
希望が持てなくなり、どうしようもないくらいに逃げたくなるとき、

『目を閉じて明日の朝を迎えればもしかしたらいいことがあるかもしれない。』

なんてことを思って最近は眠りにつきます。
自分の中で小さな希望と楽しみを抱きます。
何かで耳にした言葉。

生きてるだけで丸儲け

この言葉の意味が少しだけわかった気もします。
ポジティブもネガティブも感じられる時間は幸せなんだ。と。
僕のnoteのテーマは『ありのまま』です。

『 ありのままの自分 』が前提になければ今回の内容は出来上がっていません。
ネガティブなことは書かなくてもいいことだから。
ネガティブの自分を表現するのは良くないと思われていることが多いです。
でも、繰り返しですがネガティブな自分も自分自身。

ありのままの自分には欠かせない存在です。
やるせない気持ちに向き合う。
誰もが苦しいことですが、自分が生きているなって感じます。

希望が持てない日があってもいい。
逃げ出したくなる日があってもいい。

遠回りすることはすごく大事。
無駄なことって結局無駄じゃない。
後から思うとすごい無駄だなって思う時間はすごく大事。
遠回りすることが一番近道。

これは、イチローさんがあるインタビューで話されていた言葉です。

抜け殻のような時間も思い返すと無駄では無いのかも。
これからもほんとうに時々、同じような時間を過ごす日があると思います。

そのときはしっかりとその時間を受け入れて向き合って、
また次の日の朝いいことがあるかもしれないと思って目を覚まします。

『 抜け殻の時間 』を大事に。

小学生のころ、何も考えずに無邪気に笑っていた時間。 そんな時間を成長した今こそ楽しみたい。 『楽しく笑って面白く』人生を歩むことが僕の目標です。 素敵な空間素敵な時間を共に過ごしたい。 ありのままの素直な自分を表現して、歩きます。