号泣

自主退職を迫られてサインを押して会社を辞めて1週間後、バイトをはじめることにしました。

さすがに初日はやる気が出ず、放心状態で過ごしました。次の日恐る恐る実家にいる祖母に電話。

「会社クビになった。」

はじめは怒られるかと思い、ドキドキしてましたが、

「相性だから。次に行けばいいだけのこと。」

その言葉と自分のいたたまれなさで泣きまくりました。

22歳の若造が部屋で一人ぼろぼろ涙を流す。

あまり思い出したくありませんね…

その後2日、3日と時間が経つに連れ「なにかやらなきゃ!」といった気持ちになり、バイト探しに奔走し、決まったのが回転寿司屋さんでした。

もちろんまだ自分の特性に気づいてませんから、結果はさんざん。

特に、言われたことをすぐに忘れてしまうのは致命的でした。

先輩に指示されてもそのとおりに動けない。

当然怒られる毎日が続き、「あいつ使えねー」というレッテルを張られる始末。

あまりにもミスが続くため、一回本気で殴られたこともありました。、

それでもなんとか1ヶ月は続けましたあが、もう精神的に限界でした。

店長に「実家に帰ることにしました」と一言伝え、逃げるように辞めました。

社会に出て働くことに対して恐怖しかありませんでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?