名称未設定_1

【大手企業就職はかなりリスキーな件】

3月から本格的に就活が始まりますね。
就活生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

既にに内定を獲得している人、就活のイベントに参加している人、まだイベントを一回も行っていない人。いろいろな人がいると思います。

今回はそんな就活生に向けて少々攻めた記事を書きました。

「将来安定」と言ったら大手企業や、公務員のイメージがあると思います。



ただそんな方に一つ問います



【それ本当に安定と言えるんか?】




はっきり言います



【今の日本社会で大手企業に就職することは、一番リスクな行為です】




このnoteを読んで欲しい人
・今年就活生の人
・まだ就活を始めていなくて、就活を何から始めたらいいか分からない人
・とりあえず大手企業に絞って就活をしている人

特に読んで欲しい人
【現在Fラン大学に通っていて、お先真っ暗だと思っている人】


目次
1.自己紹介
2.大手企業に就職する危険性
3.学歴が高い=仕事が出来るというのは大間違いな件
4.ベンチャー企業の落とし穴
5.良い企業を選ぶにあたって具体的なアクションプラン
6.後書き


1.自己紹介

これまで二つほど記事を書いているので、ご存知の方もいるかもしれませんが、軽い自己紹介と実績の方をお伝えします。

・現在大学生三年生で就活生。現段階で内定2社獲得
・以前働いていたベンチャー企業のテレアポ業務では入社三ヶ月目にして成績ダントツトップを達成。会社に表彰を受けました。
・現在はテレオペの業務をこなしつつ、ライターや動画編集者として活動しています。

大体こんなところです。細かいことは別の記事で記載しているので、合わせて見てもらえたらと思います。




2.大手企業に就職する危険性


さて、そんな経歴を持つ僕ですが、昨年の10月から就活を始めて現状大手企業は1社しか受けていません。基本的にベンチャー企業一択ですね。


大手企業を選ぶメリットとしては
・安定した収入


恐らくこの一点だと思います。
しかしながら、はっきり言ってメリットになりません。
順序追って説明します。


・終身雇用制度の廃止、同一労働同一賃金の導入による大幅なリストラ

トヨタが終身雇用制度を継続することは難しいと発言したことは有名ですよね。
そもそも終身雇用制度を知らない人にためにザックリ説明しておくと
就職したら定年まで雇用され続けるというものです。日経の企業は殆どこの制度を導入していました。
この制度のおかげで、就職したら解雇されることが殆どないので、安定した収入を見込めたんですよね。

しかし、近年の日本経済の状況はどうでしょう?あの天下のトヨタを筆頭として数々の大手企業が終身雇用制度見直しを行っています。

背景として働かない50代の問題が顕在化しているからです。要は窓際社員が増えているってことですね。
年功序列がある分、利益を生んでいない50代の社員の多くが昇格しています。
トゲのある言い方をすると、無能な社員が部長とか課長にゴロゴロいるということです。
しかしながら、終身雇用が適応されているので辞めさせることが簡単には出来ません。尚且つ毎月そこそこの給料を払わないといけません。

ある意味では終身雇用=企業の借金という見方も出来るというわけです。

そんな中、2020年から新しい制度が導入されます。そう「同一労働同一賃金」です。
これはどういうものかというと、同じ仕事についている限り、正社員であるか、非正社員であるかを問わず、同一の賃金を支給するという考え方です。

個人的にこの制度は非常にいいものと思っています。
様々な社員が活躍の機会を得られること、キャリアアップに繋がること、いいことづくしですね。しかし見方を少し変えると


【有能な社員と無能な社員の二極化が始まる】ということになります。


誰でも活躍出来る環境ということは、誰でも蹴落とされるということでもあります。
今までなんとなく仕事をこなしていた人はどんどん仕事を奪われる形になって、やがてリストラになることも今後増えていくでしょう。

大手企業に就職することが安定では決してありません。


企業に就職して、自分にしか出来ないポジションを確立して始めて安定と呼べます。


さて、そうなってくると尚更大手はリスクなことが分かってきますね。説明していきます。


・大手企業とベンチャー企業の違い


大手企業とベンチャー企業の明確な違いは人手が足りているか否かです。
要は研修の期間ですね。
ベンチャー企業は基本的に人手が足りていないので、研修なんて数日で終わる企業が多く、すぐプロジェクトにアサインされます。

しかし大手企業の場合は、人では足りており、業務に支障がないため、研修の期間は大体一年〜三年と非常に長いものが多いです。

ではこれの一体何がまずいのでしょうか?


具体的に銀行を例にして話ししていきましょう。

今の社会はキャッシュレス時代と言われていますね。Apple Pay、ID、PayPayなど、様々な場面で現金が必要ではなくなってきました。あと数年でキャッシュレス時代からマネーレス時代になると言われています。現金が完全に無くなります。

ではもしLINE Payでお金の送金、支払い、決済、全てが出来たとします。財布なんていらない、現金も持つ機会すら無くなった時代です。

銀行の支店はどうなりますか?

現金の引き出しや振り込み等が一切無くなるのですから、必然的に必要ではなくなりますよね?するとどうなるか...大幅なリストラが始まります。

さらに仮定を重ねていきましょう。もしリストラの時に、まだ研修中の入社2年目の社員が選ばれたとします。

果たしてその社員はどんな成果を上げましたか?どんなスキルを持っていますか?

僕が言いたいのはここなんです。大手企業に就職する際の最大のリスクは

【何もスキルや成果がないまま転職しなければいけない可能性がある】ということです。


必然的に転職が難しくなることは分かりますよね。今の時代において自分の市場価値をいかに高めるかフォーカスしておかないと非常に苦しくなります。


その反面ベンチャー企業はどうでしょうか?

ベンチャー企業は早い段階からプロジェクトにアサインされることが多いです。
つまり意思決定が早いということなんですよね。
要は頑張り次第でいくらでも早い段階で責任ある仕事に就くことが出来ます。

するとどうなるでしょう?仮にその企業で二年間勤務した後に転職するとします。


成果やスキル等を身に付けている社員なので、必然的に転職は容易だと分かります。

今の時代企業のネームバリューなんて関係ありません。


必要なのは自分が如何に企業に有益な存在かだけです。


3.学歴が高い=仕事が出来るは大間違いな件


初めに言っておくと
学歴が高いのは圧倒的に有利な立ち位置におり、決して高学歴な人をディスっている訳ではありません。そこだけ念頭において見てもらえればと思います。

まず僕は現在までコールセンターで働いていて、研修という意味で部下をもったり、周知で渡すトークスクリプトは僕のトークを参考にされています。その中で様々な学歴の方々を教えてきましたが、高学歴の方が仕事できるかと言ったらそうではなかったです。
僕はいわゆるFラン大学に通っていますが、僕の方が全然仕事できることなんてザラでした。

もちろん高学歴の人の方が仕事できる人は多いです。
では仕事が出来る人の特徴はどういうものなのでしょうか?

それは【仮定力と問題解決能力にあります】


高学歴の方は当然その大学に受かるために勉強をしてきました。
しかし、ただ闇雲に勉強していただけではありません。そこには必ず仮定力と問題解決能力があります。

例えば東京大学合格を着地に置くとします。
その場合、現状から受かるまでに、どういうスケジュールでどういう勉強をしていけば合格できるか道筋を作ってから勉強します。

そうやって勉強していけば必ず課題にぶち当たります。数学の点数が伸び悩んでいるとかその辺です。そこで問題解決能力が生きてきます。
数学の中でどの単元が苦手なのかを探り、そこを解けるようにしていく。
そうやって苦手を克服していきます。

これは仕事でも同じことが言える訳で、仮定力があって問題解決能力がある人は必然的に課題を一人で解決していく自走力があり、成果も上げやすいんですよね。

要は高学歴な人で仕事が出来る人は、過去の受験勉強で培った経験を、仕事に転用しているからなんです。逆に言うとそれが出来ない人は高学歴でも仕事は出来ないし、Fラン大学生でも、そこを磨けば必然的に仕事が出来る人になれます。


確かに学歴が高いことは就活をするにあたって大きなアドバンテージです。
合コンとかでモテるイメージですしね。悔しいですがFラン大学の僕はそんなもの無縁なので末代まで呪っておこうかなって感じです😢

僕だったモテたいです(切実)


4.ベンチャー企業の落とし穴


さて、ここまで読んでいただいた方の中には「ベンチャー企業に就職したい!」と考えている方もいるかもしれません。

そこで、僕が実際にベンチャー企業で働いてきた経験、数々のイベントに参加してきた経験を元に企業の落とし穴を解説していきたいと思います。


・「成長できる」を売り文句にしている会社を信用するな

いきなり攻めたことを話します。


大前提なのですが、企業に入って成長することは当たり前ですし、義務です

企業に入ったのならば、自分の市場価値を高めるためにも学び、自ら成長しなければならないと思っています。


ただ、成長すると言っても何が成長なんだ?って疑問を持つ人も多いと思います。


要はここに落とし穴があるんですよね。俗に言うやりがい搾取に繋がります。

以前記事でお伝えしたように、人の解釈は様々です。これを逆手にとる企業も少なくありません。


例えば、仕事量をこなす=成長できる!と考えている会社だった場合、残業を美徳としてる可能性もありますよね?


このように「成長できる」という言葉はあまりにも抽象的すぎてどうにでも言い換えることが出来ます。
現に仕事量をこなすことは、単純に業務になれるので嘘は言っていません。

なので、その企業は自分をどう成長させてくれるのかを重要視する必要があります。


ここだけは騙されないでください。普通にブラック企業に入ってしまいますよ...


・福利厚生の落とし穴

さて就活する際に一つの基準として出てくるのが福利厚生だと思います。
福利厚生が充実してる企業って魅力的ですよね。ただそこにも落とし穴は存在します。

例えば、お子さんの誕生日に1万円貰える福利厚生があるとします。

一人暮らしで結婚もしていない僕たちが果たしてそれ使いますか?

それが福利厚生の落とし穴です。

そう...

いくら充実してても、使わない(使えない)では意味がありません。


では仮に福利厚生を全て使ったとしましょう。

A社
20種類全ての福利厚生を使って年30万円

B社
家賃補填(月3万円)を適用
3万円✖️12ヶ月=36万円

お分かりいただけだでしょうか?

この場合、年間でお金を使えてるのはB社の方ですよね。

さらに言うと、A社の年間30万円は「全て適用して」です。最大値と言うことですね。
果たしてその制度全て使い切る年はあるのでしょうか.....結構難しいと思います。

このように、いくら福利厚生が充実していても、使う場面がなかったら全く意味がありません。そもそも忙しかったら休暇制度取れるかすら分かりませんからね。


5.具体的なアクションプラン


さて、ここまでいろいろ話ていきましたが、これからは失敗しないベンチャー企業選びの具体的なアクションプランについて話ていきましょう。

・企業説明会で質問をする

まず企業が成長できると謳っているなら、どう成長させてくれるか質問しましょう。そこで曖昧な回答をした企業は基本的に視野に入れないことおすすめします。
回答がより具体的で、自分にあっていると判断した場合はエントリーの視野に入れてもいいと思います。

・福利厚生をしっかり見ること

先ほどの記載したように、福利厚生は優良企業を見分ける一つの基準となります。
ここで重要視してもらいたいのが、固定で発生する制度があるかどうかです。
例えば家賃補填なんかはいい例ですね。
一回の申請で必ず毎月適応される制度はかなり旨味ですので、そこを重要視することをおすすめします。
極端な話、家賃補填のみがある会社の方が個人的にお勧めできます。


・社員一人当たりの動かしている金額を見る

これ意外にやっている人少ないんですけど、一人当たりが動かした金額を調べるといいです。高ければ高いほど、個人で動かす金額が大きいということなので、必然的に最初の段階から責任のある仕事にアサインされます。

前年度の売り上げ100億
社員数100人

100÷100=1(億)

前年度の売り上げ÷社員数=一人当たりの動かした金額


後書き


如何だったでしょうか?
今回は大手企業に就職するリスクについて書いていきました。
確かに大手企業はネームバリューや年功序列制度と魅力的な物も沢山あります。


しかしながら、情報社会となった今では、その形は崩れつつあります。
今の市場を見て自分が最も適している職種、業種を見つけて就活頑張ってください。

今後とも、就活の話やマインドの話など、様々な分野について記事を書いていきますので、よろしければフォローよろしくお願いします。

それでは就活生のみなさん、今後とも頑張って就活していきましょう!

福嶋政太


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?