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僕のデニムが旅立つ方法

こんにちは、SHOTAです。気分で名前をローマ字にしました。
特になにも変わることはありません。

今日は、僕が好きで好きでたまらないものを紹介します。

それはデニムです。
僕には好きなものがたくさんあります。食べ物だったらチキン南蛮、映画だったら刑事ものなどなど。。。
なにを好きになるのにもきっかけがあると思います。
皆さんは初恋の感情を覚えていますか?僕はとっくに忘れていますが、今でも初恋の人と近い距離にいると好きだったころのことを思い出したりします。

そんな感じで、好きなもののことを考えると止まらないことってありますよね。今回は僕のデニムを好きになったきっかけと今現在の感情を共有したいと思います。


今から約5年前、2016年9月のある日。京都駅前ヨドバシにあるLevi'sでした。そのデニムに出会う前の僕にとってのデニムはただのズボンでした。
そのころの僕はファッションにお金をかけるなんて無駄、服は布としてしか思ってませんでした。3000円のTシャツを買うのにも躊躇する
くらいでしたから、デニムにお金をかけるなんてって思ってました。

そもそも三重の田舎から京都に越してきて、5か月の時で都会にビルの高さにびびってるだけの童貞大学生だったので、どこに行っても香水に香りに電車や車の音、視界にはいっぱいの人の世界についていくだけで精一杯だったのでした。

そこのLevi'sの店員さんは女性の方でした。小柄で切りっぱなしのフレアデニムを履いていました。スニーカーはピンクのコンバースオールスターでした。かわいいなあなんて思ってちらっと見た僕に声をかけ、僕は都会の女の人だって思って店の中に入っていきました。そこには数多くのデニムが並んでいましたが、僕にはひとつひとつの違いがわからずおどおどしていました。その店員さんは、これはこれで、これはこれでって説明してくれましたが、僕にはさっぱりでした。

そこで店員さんに僕に合うものをひとつ持ってきてくださいと言い、試着室に行きました。適当に履いて悩んで帰ろうと思いましたが、「かわいい店員さんが持ってきたもの」というプレミアを妙に感じてしまったのです。店員さんと少しでも話したいという今不明な思考に惑わされ、値段と僕の家計の話をしたのを覚えています。そして、買うのでした。これまで買ってきたデニムはユニクロで3,000円、それが12,000円のLevi'sです。価格は4倍ですが、僕にとってはなにか心にどかんときました。

当時買ったLevi'sのデニム

家に帰り、写真を撮り友達に自慢しました。そのころには完全に好きでした。その後1週間くらいはずっとデニムのことを調べてました。買ったデニムはビンテージ加工のされたもので、足の短い僕は裾を少し直してもらってました。そのせいか膝裏の加工にはずれがある不格好なデニムでしたが、ここぞとばかりに履き倒しました。その半年後さらに倍の価格であるA.P.Cのデニムを買いました。

A.P.C.の生デニム(0歳)

ビンテージっぽさにすっかり虜になっていたのに、僕は生デニムを買っていました。これがデニムの魅力なんです。今現在も、実は生デニムしか買っていないのです。デニムはビンテージをいいなって履くのも素敵ですが、育てるのも凄くいいことに気づきました。僕はもともとデニムでなくても、革製品であったり、動物であったり育てるのが好きでした。そのこともあり、僕は生デニムを履くことにしたのです。

今現在の感情は少し落ち着いています。
育て切った親の気持ちのような気がしています。
A.P.C.のデニムとは色々なところに行きました。
雨に濡れ、汗にまみれた思い出が多くあります。
このデニムは、一切洗濯したことがありません。
5年で何度かドライクリーニングに出したものだけです。
サッカーを見に行きビールを頭から被った時も、散々歩き回って汗まみれで臭くなってしまった時も決して洗濯はせず履き続けました。
このデニムが好きすぎて卒論も書き、大学を卒業いたしました。僕の今年の誕生日にでも発表しようかなと思います。

A.P.C.(4歳)

今このデニムとの関係を見直す時が来ています。
なぜなら、筋トレによって僕の身体が大きくなっているからです。僕はシンプリストを目指したいと思い、 履けないものをいつまでも持ち続けるのは良くないです。旅立たせる方法を模索しています

次のnoteで今年やりたい大きなことを発表します!

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