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ラグランに魅せられて(雑記)

今回はいつもの音楽やゲームとは違う、少しファッションに関わる記事でも書こうと思う。
ラグラン、という服の種類をご存知だろうか。
ベースボールTシャツとも呼ばれることもあるが、袖と首周りが黒でボディの部分が白になってたりするアレだ。
厳密には肩と袖の繋ぎ目の裁縫の形状が斜めになっている服を総じてラグランスリーブ、というらしいが、本記事ではベースボールTシャツ的な色合いの服を指して語ることとする。

これ

僕が最初にラグランを知ったのは、高校生の時に陶酔していたELLEGARDENのフロントマン、細美武士氏がきっかけだ。

ライブ映像やインタビュー記事などで良く着用している姿を見て、とてもストリートでカッコいいと思った。
まだ高校生なのでお金も無く、当時の自分としては奮発して¥4000くらいで買った黒と白のラグランが最初。
まさしく自分の一張羅となり、キメていきたいときは必ずラグランを着てた。
大学生になってからは古着で色々と買い漁り、社会人になってからも服屋に行くときはなるべく目を光らせておくようにはしたんだけど、ラグランってほんとに売ってない。偶然見かけることはあっても、デザインが気に入らなかったり、無地だったり。(個人的にラグランはプリントが命だと思ってる)

そんなこんなで色々買ったり手放したりして今手元に所有してるラグランは以下の通り。

シワが気になる


手前左のsabbat13のが特に気に入ってる。
高校生の時からずっと憧れてたけど高くて買えなかったストリートブランド。社会人の財力で買ってやった。
昔のsabbat13のデザインも好きだからメルカリ等で検討中。

ラグランを着るときは上に何も着たくないので、着られる時期が限られる。春か秋、それもロンT一枚で行けるような気温の時なので、4月末から6月半ば、9月半ばから10月末くらいまで。あまりたくさん持っていても、ワンシーズンにそんなにたくさん着られないことは分かっているんだけど、何故だか買ってしまう。

ちなみに左右の袖の色が違うようなラグランはあまり好きじゃない。チャラくて。個人的に「チャラグラン」って呼んでます。色も何やかんやベーシックなモノクロが好き。

なぜこうもラグランに魅せられるのか。自分でもよく分からない。たぶん他のロンTとは違い一発で目を引くそのデザインと、未だに自分の根底に漂うストリートファッション嗜好、あとはなで肩を少しだけごまかしてくれることだろうか。
あと街中をあるいててもほとんど被らないのも好き。逆にラグラン着てる人みると、年齢性別関係なく、同志のような気持ちになる。
昨年の東京オリンピックでのスケボー日本代表の活躍でストリートカルチャーが見直されてる感はあるしファッション展開もストリートなアイテムが増えてきたような気がするけど、まだラグランは日の目を見れてない。
あまり流行りすぎても嫌だけど、今より少しでも手に取る機会が増えればいいな。もう今はネットで買うしか手段ないもんね。展開してなさすぎて。

袖を通せば少しだけストリートな気分になれる。久しぶりにメロコアとか聴いちゃう。
そんなラグランロンT、少しでも魅力が伝われば幸いです。

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