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Eternal Party2022 TOP8 レポート


5月4日に開催されたEternal Party2022参加し、それなりの成績を残すことができたので記録を残しておきます。昨年8月のShowcase Challenge以来のトップ8でした。
参加人数は209人と、紙のイベントとしては数年ぶりの大規模イベントでかなり疲れましたが、皆が口々に「同窓会」と称する和気あいあいとした雰囲気で久々に会う全国のMTG仲間たちとの交流を楽しむことができました。

デッキリストは以下のとおりです。

UGW Undo Control

これは、UG Omnitellのように自分でイチから作成したものではなく、他者から譲り受けたデッキをMOで通算500マッチ(5月10日時点で530戦382勝148敗72.08%)ほどプレイして調整したものなので、晴れる屋のデッキリスト掲載をこれまで非公開にしていましたし、Twitter等でも公開はしていませんでしたが、今回は主催のBig Magicで思いっきり公開されたので置いておきます。同様の理由から、UG Omnitellの時に書いたような解説記事やサイドインアウトを記事として公開する予定はありません。

≪R1≫ ANT 〇〇(オカ)
相性のかなり悪い相手なので、勝てたのはかなり運が良かった。というか、本当にこの日一番引きが強いマッチだった。どこかで聞いたことあると思って聞いたら、年末のイベントでANT使って勝っていた人だった。
G1(Play):≪意志の力/Force of Will≫と≪船殻破り/Hullbreacher≫を構えていることろに≪思考囲い/Thoughtseize≫が飛んできて≪Will≫が落ち、エンド前の≪船殻≫に対応して≪渦まく知識/Brainstorm≫を唱えたところで相手のコンボが揃ったらしいが、こちらのトップデッキが≪一日のやりなおし≫でまさかの勝ち。この日一番のトップデッキを開幕からやらかした。
G2(Draw):≪花の絨毯/Carpet of Flowers≫を設置し2ターン目に≪船殻≫を着地させられる手札をキープ。相手の≪強迫/Duress≫でカウンターは落とされるが、≪船殻≫はクリーチャーなので落とせず、T2≪船殻≫T3に≪思案/Ponder≫からカウンターを探すつもりがすぐに≪やり直し≫を見つけたので唱えて勝ち。相手の先手2T目のハンデスが≪強迫≫と≪思考囲い/Thoughtseize≫の2択だったらしいが、≪花の絨毯≫からのT2≪船殻≫着地が予測できていれば後者を使うべきだったというミスはあったが、総じてこちらの引きが強すぎてスマンなという感じだった。

≪R2≫ UR Delver 〇〇
想定していた対戦相手に早速遭遇。
G1(Draw):盤面捌いて≪自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath≫。
G2(Draw):忘れた!

≪R3≫ MR Painter 〇〇
G1(Play):マリガンもあって相手が十分動けず、片っ端からゴブリン軍団を除去して勝ち。
G2(Draw):相手がマリガンしたところに≪静寂/Serenity≫が刺さって勝ち。

≪R4≫ BG Spy ×〇〇
3-0でまさかのスパイと遭遇。ここまで来たスパイは怖すぎる。
G1(Play):1マリをものともせず先手1キル。一応、手札に≪否定の力/Force of Negation≫があり、≪陰謀団式療法/Cabal Therapy≫と≪戦慄の復活/Dread Return≫が1枚しかないことを確認して、指定ミスを期待するがそんなことはなく≪否定の力≫をコールされて負け。
G2(Play):≪トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt≫で相手を遅らせて≪封じ込める僧侶/Containment Priest≫も追加して勝ち。先手≪トーモッド≫の安心感。
G3(Draw):お互いマリガンから始まる。相手は初動が遅いハンドだったようで、後手の3ターン目が来た。それならとフルタップにはなるが≪時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler≫を唱えると相手の顔が歪む。初動が遅いハンドだがそれでも6枚でキープしているということは、コンボを通すためのカード、おそらく≪否定の契約/Pact of Negation≫は1~2枚持っているだろうと思っていたが、正解だった。そのままこちらの有利にゲームを展開し、カウンターや墓地対策をかき集めながらクリーチャーを展開して勝ち。なお、相手は終盤のハンドが余った際に≪契約≫をディスカードしていた。

≪R5≫ UR Delver ×〇〇(デカナベ)
さっきまでずっと近場で対戦していたデカナベさんだ。Twitterフォローしてます!という挨拶も特にせず、デッキはわかっているので淡々と処理していくこととキープ基準をUR Delver用に合わせることを意識の中で再確認した。
G1(Draw):マリガンしたところに≪紅蓮破/Pyroblast≫2連打でリソースをさらに奪われて負け。「相手だけサイド後なんだが」が断末魔。
G2(Draw):後手取って盤面処理してPW叩きつけて勝ち。
G3(Draw):≪カーペット≫でテンポよく展開した後にバウンスされた≪カーペット≫の再キャストに≪Will≫を打たれたところで相手の手札がなくなったので≪大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator≫を着地させて勝ち。
対戦終わって「のその」という単語が聞こえたので「え、のそのさんいる!?」と振り返ったら眼鏡にパーマで見慣れない姿ののそのさんがいた。なお、その後のマッチでのそのさんがエンチャントレスにボッコボコにされている後ろ姿を見届けた。

≪R6≫ UWR Control リペア(キハラ)
やっべ!ちょい不利のマッチアップ踏んだと思ったらリペアで耐え。

≪R6≫ UR Delver 〇〇(タツウミ)
プロからレガシー界のトッププレイヤーにリペアされましたとさ。「強い人から強い人に代わっただけやんけ」と言いつつも、デッキ的には有利になったのでセーフ。
R1(Play):相手ワンマリだが序盤ガンガン詰められてイかれそうだなと思ったがギリギリで駆け付けた≪ウーロ≫で生き延びる。ライフが6と9を何度も往復する状態が続き、相手が2枚≪稲妻/Lightning Bolt≫を引き込むかこちらがライフを9以上に維持するかのギリギリのせめぎ合い。タツウミさんが長考したのもあって、G1で20分ほど時間を使うが、何とか盤面を処理しきって勝ち。
R2(Draw):今度はこちらがワンマリ。≪カーペット≫着地して盤面は更地だが≪ウーロ≫が≪外科的摘出/Surgical Extraction≫されたうえで≪狂乱の呪詛/Maddening Hex≫が着地してしまう。が、相手のライフは14でこちらには≪忍耐/Endurance≫が2枚と≪氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl≫がいる。墓地を掃除しつつ2回殴って勝ち。

≪R7≫ UWR Control ID(キハラ)
スタンディングを見る限り、ここでIDしても次のマッチで負けるとかなり確率は低いが落ちる可能性がある。それでも、キハラさんからIDを申し込まれ、デッキ的にも不利だなと思ったのでID。次勝つか、相当の不運に見舞われないことを祈る。
余談だが、「以前MOで対戦したことがありまして」(冒頭のShowcase Challengeのバブルマッチのこと)と話したら覚えていてくれた。デッキ愛称良すぎて秒殺したことも含めて。

≪R8≫ BUG Aluren 〇〇
一応周囲のデッキは覚えておいたので、Alurenだなとわかったうえで対戦。そういえばさっきTwitterでこの人が6‐0してるってツイート見た気がするから誰かの友人かな?とイランこと考えながら対戦。
G1(Draw):相手がダブマリなのでコンボだけ止めてウーロで殴って勝ち。
G2(Draw):手札が≪やり直し≫コンボに寄っていたので≪トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest≫を≪Will≫したら次のターンに≪魔の魅惑/Aluren≫が着地してしまう。だが、≪レオ≫の返しにこちらも≪覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils≫を着地させていたのでコンボが決まり切らないのかそのままターンが返ってくる。それならと≪やり直し≫を唱えたところで相手が≪ウーロ≫を≪Aluren≫からキャスト。対応してこちらも≪Aluren≫から≪船殻≫を唱えたところで相手が投了。

7-0-1で無事トップ8。流石にオポ高かったので、キハラさんも俺も負けても抜けてた。

≪QF≫ MR Painter ○××
UR Delverたくさんいるのに初戦から割と当たりたくない部類のデッキだ。
G1(Play):相手がダブマリでさすがに勝ち。
G2(Draw):≪カーン≫着地させるが相手の≪カーン≫も止められないし、何なら相手にあまりカーンが刺さっていない。盤面展開されてこちらのカーン落とされて負け。
G3(Play):早々に相手にコンボが揃ってしまうが、≪静寂/Sereniy≫を見つけて≪渦まく知識/Brainstorm≫で長考に入る。状況を確認する。今度は良く対策カードが刺さりそうな盤面になっていることを確認し、コンボ負けすることがないように≪狼狽の嵐/Flusterstorm≫と≪忍耐≫を確保。墓地対策まで持っていた場合の緊急時用のピッチコストかつ次のリソース確保のための≪コアトル≫を手札に確保して≪静寂≫を設置してターンを返す。相手がこちらの予想どおりにこちらのアップキープに≪丸砥石/Grindstone≫を起動したので、≪静寂≫の解決後に≪忍耐≫を・・・あれ?フェッチ切り忘れた!!!!4マナあるから普通に唱えたうえで万が一≪パイロ≫があっても≪フラスター≫で打ち消すことができるのに!?!?!?疲れてんだな俺・・・。仕方なく≪コアトル≫をコストにピッチで≪忍耐≫を唱えてライブラリーを修復する。が、その後のドローはほとんど土地で、クロックもないため勝ちきれず負け。お互い十分なリソースがなくクソビート状態になっていたので、≪忍耐≫がいたらある程度有利にゲームが進んだはずだったので致命的なミスであった。

ミスをしたやつが悪い。しかもまあまあシンプルで大きなミスだったから盤面的にも精神的にもダメージが大きい。R1はかなりの強運だったし、全体的に事故やマリガンが少なく、ダブルマリガンは0回と運が良かったので、こういう時にミスらずに優勝できるような実力を付けたい。なお、今回最大の反省点は、「チョコは2袋じゃ足りなかった」です。トップ8開始前に栄養補給が途絶えてしまった。
静岡という、ちょい過疎地域に住んでいることもあり、これまでレガシー(特にANT)はほとんど独学で、地元で遊んでいてもチームを組んで一緒に調整するというようなことはありませんでした。カイ君がトップ4になったGPの前日にマルショウとカイ君の3人でサイドボード見せあって話し合ったくらいかな?それが今回は初めて他の人が作ったデッキを使い、自分なりに調整して結果を残すことができた。
また、紙のイベントでは久々のトップ8で、賞品的には往復の電車賃で消えてしまうような内容ではあるが、結果を残せたことは素直にうれしかった。
2年を超えた自粛期間を跨いで久々に顔を合わせるレガシー界の友人たちにも会えて楽しかったし、行くかどうか少し迷っていた予約時点の自分に「行ってよかったぞ」と言ってやりたい。
あと、エタパ2012の幻のトップ8(9位)の雪辱も果たせたかな。
でもやっぱりミスって負けて悔しい気持ちの方が大きいので、次は・・・勝つ!!

Thanks for Rhodomyrtus_81

ちなみに、翌日は地元の同級生でありMTG仲間でもある友人の結婚式。しっかり祝儀を持って参加しました。

くらい

後で調べたら全然3万円じゃなくて4万円超で草。

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