見出し画像

Legacy Showcase Challenge 8/9

久々に大型イベント(210人参加)で入賞したので記録を。デッキはいつものUG Omnitell。サイドボードにお試しのParadox Zoneを採用している。


【1】BR Reanimator ○×○
G1:1ターン目≪悲嘆≫からの≪再活性≫でハンドぐちゃぐちゃにされるが≪森の知恵≫を見つけて設置。≪森の知恵≫のペイライフと≪悲嘆≫の攻撃でライフがなくなってきたので≪自然の怒りのタイタン、ウーロ≫を唱えて脱出を目指すが、≪ウーロ≫の効果で引いたカードが≪引き裂かれし永劫、エムラクール≫で、返しのターンの≪思考囲い≫で墓地ごと吹き飛ばされてプラン崩壊。がっくりとうなだれていたが、このやり取りの中で手札の≪実物提示教育≫が無視されたため、次のターンの≪森の知恵≫の3枚に≪全知≫を見つけて勝ち。
G2:≪別館の大長≫公開からセットランド≪暗黒の儀式≫から≪納墓≫で≪グリセルブランド≫から釣り竿で投了。
G3:序盤を≪意志の力≫と≪忍耐≫の2段構えで必死に攻め手をつぶして2体の≪氷牙のコアトル≫で殴り切って勝ち。
 
※対BR Reanimatorは、墓地対策が置物の≪魂標ランタン≫から≪忍耐≫に代わっているため、手札破壊に弱く、中~長期戦になっても負けることがある少し残念なマッチアップ。また、≪忍耐≫のために≪氷牙のコアトル≫の様なハンパな緑カウントカードをサイドアウトし難くなったのも△。

【2】UR Delver ○○
G1:1ターン目≪敏捷なこそ泥、ラガバン≫からの≪目くらまし≫2連打でイきかけるが、ドロースペルでトップ操作して不要牌を掴ませ、≪実物提示教育≫から≪全知≫設置してドロースペルで運よくエムラにつながって勝ち。
G2:また1ターン目に≪ラガバン≫出されるが、≪花の絨毯≫でマナ差を広げて≪忍耐≫着地。そこに≪ラガバン≫と≪稲妻≫を使わせて隙ができたところに≪Eureka≫から≪全知≫2枚設置。そのまま墓地を肥やして≪ウーロ≫脱出を連発して≪紅蓮破≫3枚を乗り越えて着地。最終的に≪忍耐≫で蓋をしたところで相手投了。
 
※≪花の絨毯≫や≪忍耐≫が輝くマッチアップ。≪Karakas≫は1枚入っている程度なので、≪全知≫に拘らず大型生物を場に出せば勝てる。1ターン目の≪ラガバン≫だけはヤバい。

【3】UGW Control ○○
G1:≪夏の帳≫から≪実物提示教育≫⇒≪全知≫勝ち。
G2:お互い≪花の絨毯≫設置してお互い≪森の知恵≫を≪意志の力≫で消しあう初動。ただ、≪花の絨毯≫からのマナの使い道はこちらに分があり、≪夏の帳≫から≪実物提示教育≫で≪グリセルブランド≫着地し、能力2回起動から≪Eureka≫と≪全知≫を見つけて勝ち。
 
※基本有利。ただ、≪船殻破り≫や≪時を解す者、テフェリー≫が対処手段なく場に出ると急にきつくなる。≪花の絨毯≫から脅威を連続してたたきつけることで盤面を構築したい。相手が展開なく大量にカウンターを抱えてターンを返してくるような状況であれば比較的楽にゲームを進めやすい。

【4】UR Delver ○×○
G1:相手が序盤にドロースペルにマナを取られて十分に展開できなかったため、ゆっくりコンボ揃えて勝ち。
G2:1ターン目≪ラガバン≫から≪覆いを割く者、ナーセット≫に加え≪Force系≫2枚、≪紅蓮破≫、≪目くらまし≫とぶん回られて負け。
G3:相手が展開こそないものの≪目くらまし≫からの≪Force系≫3連打でこちらは攻め手を失うが、相手は場も手札も0になる。そこからお互い延々と土地を置きあって、ゆっくり力をためてから≪花の絨毯≫のマナも併せて≪実物提示教育≫2連打から≪全知≫から≪エムラクール≫に繋いで勝ち。

【5】MG Post ○○
G1:ドロースペルで≪全知≫が見つからなかったので≪直観≫で≪全知≫探して≪グリセルブランド≫唱えて勝ち。
G2:4ターン目≪Eureka≫から≪全知≫と≪グリセルブランド≫等を場に出すが、相手も≪原始のタイタン≫が着地する。諸々の誘発解決前に相手の最後の手札から≪クローサの掌握≫が飛んできて沈黙。≪Karakas≫で≪グリセルブランド≫を戻される前に7枚引くがコンボパーツは見つからず。≪原始のタイタン≫の攻撃を受けるがトドメとなるエルドラージタイタンを唱えるマナは足りずターンがかえって来る。とりあえず≪思案≫を唱えたら運よく≪全知≫と≪実物提示教育≫が見つかったので、追加のドロースペルで2枚とも回収して勝ち。

【6】UR Delver ○○
G1:≪実物提示教育≫から直接≪エムラクール≫をたたきつけるが、返しの攻撃と2枚の≪稲妻≫でライフを削りに来たので、≪意志の力≫で返し、それに対する≪意志の力≫から≪夏の帳≫で守って勝ち。
G2:≪忍耐≫で≪意志の力≫を引き出して良い滑り出しになるが、≪コアトル≫に≪失墜≫をエンチャントされて奪い返せなくてジリ貧。≪ウーロ≫を脱出している余裕はないし、こちらも一応手札が整ったので≪実物提示教育≫ぶっぱするが≪失墜≫で稼がれたハンドから≪Force≫2連発。何とか押し通すことはできるが≪全知≫設置しても残りの手札は≪渦まく知識≫1枚。ターン返したら負けるのでそのまま唱えたら≪思案≫を発見。さらに≪思案≫を唱えると3枚目に≪エムラクール≫がこんにちは。殴っても相手のライフは残り、≪濁浪の執政≫が場に残って殴り返しで負けるが、墓地に≪ウーロ≫があるので追加ターンにライフ回復して耐え。
 
※本当にツイてる1日を象徴するゲームがこのG2。≪渦まく知識≫1枚でまさか勝ち手段が拾えるとは思っていなかった。

【7】Doomsday ××(sawatarix)
G1:バブルマッチでKai君とのボス戦。相手が土地詰まっている間に≪コアトル≫で殴りつつ≪実物提示教育≫2枚でカウンターを吐かせる。こちらも≪意志の力≫2枚で必死にコンボを止めにかかるが、≪否定の契約≫でラストターンにDoomsdayを押し通されて≪水蓮の花びら≫からの≪渦まく知識≫でそのターン中のコンボを狙ってくる。だが、温存していた≪狡猾な願い≫からの≪外科的摘出≫対象≪水蓮の花びら≫でマナが足りなくなって勝・・・あれ?普通にコンボ決められたけど?あれ?「あれ?ペタル抜けてない??」「抜いてないで」はい、ミスクリックで自滅。
G2:≪花の絨毯≫からDoomsdayの返しに≪Eureka≫からの≪夏の帳≫でイケるかと思ったら≪通りの悪霊≫2枚サイクリングでトップに積み込んだ≪意志の力≫の2枚目引き込まれて負け。
 
※不利マッチだがG1勝てていたところを完全なる操作ミスで落としてしまった。旧知同士の楽しいマッチアップだからこそそんなくだらないミスで負けたくなかった。≪外科的摘出≫を唱えた後、ライブラリーを見ながら丁寧に相手のプランを計算していたのに、慎重に考えすぎて≪水蓮の花びら≫を追放する1クリックを忘れてしまった。この時はこれでもう次のマッチも負けるだろうとか思っていた。

【8】UGWrb Yorion Control ○○(Kihara_Works)
G1:また日本人のボス戦。≪実物提示教育≫から≪全知≫出すが相手も1枚刺しの≪トレストの使者、レオヴォルド≫が出て止まる。しかし、返しの攻撃で≪レオヴォルド≫が殴ってきてくれたので≪コアトル≫で討ち取ってドロースペルをつないで勝ち。
G2:3ターン目≪実物提示教育≫からの≪全知≫、≪グリセルブランド≫で特に対応なく勝ち。相性が良かった。

7勝1敗の4位でTOP8進出。7-1がちょうど8人だったのでかなりシビアなTOP8条件だった。

【QF】GW Depth ○○
G1:≪聖遺の騎士≫着地から4ターン目に≪実物提示教育≫から≪全知≫で勝ち。
G2:相手が3マリガンで渾身の≪森の知恵≫を≪意志の力≫。≪耳の痛い静寂≫は場に出るが相手の手札0枚なので≪実物提示教育≫から≪エムラクール≫を場に出してあとは≪Karakas≫を引かれないことだけ祈って勝ち。
 
※サイドボード後にしっかりと対策カードを入れてくるため簡単には勝たせてもらえない。今回は運よく相手のマリガンで勝ったが、G1は勝ててもあと2本をしっかりと対策されて負けてしまうことも多い。≪全知≫を経由して≪聖遺の騎士≫からの≪Karakas≫をケアするか、直接クリーチャーを場に出して≪耳の痛い静寂≫や≪秋の騎士≫をケアするか等、悩みが多いので、相手の前後のアクションに注意して手札を予測したい。≪窒息≫も忘れてはいけない。

【SF】UR Delver ○××
G1:≪森≫2枚をマリガン、土地0をマリガンでこの日唯一のダブルマリガン。≪実物提示教育≫≪エムラクール≫と土地等でキープする。4枚目の土地と2枚目の≪実物提示教育≫を見つけてからとりあえずジャブで≪実物提示教育≫したら通ってしまって勝ち。
G2:≪秘密を掘り下げる者≫からの≪濁浪の執政≫展開までスムーズな流れに加え、≪紅蓮破≫2枚に≪Force≫、≪外科的摘出≫と流れるように対処されて殴られて負け。
G3:1ターン目≪ラガバン≫に対処しつつ≪執政≫を牽制するために4ターン目≪忍耐≫を≪夏の帳≫と≪意志の力≫2枚のバックアップでたたきつける。≪意志の力≫、≪目くらまし≫、≪紅蓮破≫2枚で≪忍耐≫を消されてそのまま≪執政≫着地で負け。強すぎた。
 
※G2は≪忍耐≫に全力だったが、相手が想定のはるか上のハンドだった。≪執政≫も万全の状態で場に出てしまい結果的に敗着の1手となった。直接の敗因は1ターン目の≪ラガバン≫だが。≪忍耐≫は≪意志の力≫1枚消費だけで十分の働きだったので≪ラガバン≫無視して別のプラン探した方が勝てる可能性があったかもしれない。ただ、他のプランを練られるほど手札が強くなかったので、おそらくどのようにゲームを進めても負けていた可能性が高い。

イベントを通してダブルマリガンを1回しかしてなかったり、ほしいところで回答が見つかったりと、とにかく運がよかった。ただ、環境トップであり今大会でも20%を占めていたUR Delver相手に十分戦える感触は得たので、これからもUG Omnitellで稼ぐことはできそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?