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先輩たちの背中を追っていく

わたしのメンター

皆さんはメンターと呼べる人はいますか?

メンター
・「良き指導者」「優れた助言者」「恩師」の意。自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材のことを指す。

コトバンク

私には、メンターと呼べる存在の人が何人かいて、タイの山間部で持続可能な有機栽培のコーヒープロジェクトに取り組んでいる日本人女性の方もその一人で、今もその方が作っているコーヒーをタイから買っています。

この方と知り合ったのは、私がタイに関心を持って、通っていた学生時代。せっかくタイに来ているのだから、何かタイでボランティア活動のようなことができないかと探していた時に、この方について書かれている記事を目にしました。

その記事を読んでいるうちに、同じ大学の大先輩ということがわかり、連絡を取ってみたところ、快くボランティアを受け入れてくださり、その後も長く交流が続いています。

同じ道ではないけれど

親子ほど歳が離れているその人は、今や私のメンターであり、大切な年上の友人です。タイでの活動はもう30年以上になるので、国際協力の世界でも大先輩。

タイがまだまだ貧しく、日本との行き来も今ほど簡単ではなく、活動するNGOも少なかった時代から、奮闘されてきた経緯を聞くたびに、尊敬と憧れが込み上げてきます。

時代背景なども違うので、その人が歩んできた道と、今後の私が歩んでいく道は同じ道ではないけれど、お話を聞くたびに、こうして前を歩いて(走って?)きてくれた方がいるから、今私の前に道がひらけているなと感じます。

人生まだまだこれから

先日、その方が日本に一時帰国されている時に、久しぶりに対面でお会いしました。私自身、これから仕事で新しい挑戦をするタイミングだったので、そのご報告をさせていただいたり、その方の近況をお伺いする楽しい時間を過ごしました。

お話を聞く中で、今もまだタイの山の人たちにとって、より良い新しい方法を模索する姿や私生活の変化をお伺いし、いくつになっても試行錯誤して、仕事も生活も充実されている姿にとても励まされました。

まだ長い人生、先が見えなくて不安になる日も多いけど、こうして大先輩ですら、試行錯誤して、大きな変化の中を進んでいかれているのだから、私はまだまだ大丈夫。心配しすぎないで、自分を信じて、先を歩いている人たちを信じて、前に進んでいこうと思います。


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