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世界水の日・アクションを起こそう!

世界水の日って?

毎年3月22日は、国連が定めた「世界水の日(World Water Day)」です。これは、1992年12月の国連総会で定められ、水の大切さを考え、安全できれいな水を使えるようにすることの重要性について、考えるための日です。毎年、世界各地で水をテーマにした様々なイベントや会議が行われています。

世界の水問題って?

水に関する問題は、SDGsのゴール6「安全な水とトイレを世界中に」にも掲げられており、皆さんにとっても比較的身近な問題かと思います。

日本では、水道の普及率が97%を超えているため、安全な水が手に入らない状況はなかなかイメージしにくいかもしれませんが、それでも災害が起こると、断水してしまったりするため、私たちにとっても身近な問題だと思います。

さらに、世界の現状を見てみると、残念なことに、まだまだSDGsの実現には程遠い現実が見えてきます。

・安全な飲み水を手に入れことができない人は世界で20億人
・水の脆弱性が高いまたは非常に高い地域で暮らしている人は、4億5,000万人の子どもを含む、14億2,000万人
・非衛生的な水と衛生に起因する疾病で命を落とす5歳未満児は世界で一日あたり1,000人


ユニセフ

こうした状況に対し、SDGsの達成目標である2030年までに「安全な水とトイレを世界中に」を達成するには、これまでの4倍の成果をあげなくてはいけないとも言われています。

2023年のテーマ

世界水の日には、毎年テーマが設けられていますが、今年のテーマは"Be the Change You Want to See in the World."ざっくりと訳すると、「こうなりたいと思う世界のために、まずはあなた自身が変わろう」みたいな感じでしょうか。

アクションを起こそう!

世界に住む一人一人が、安全な水とトイレを使えるようになるために、私たちにできることはなんでしょうか?今年の世界水の日のサイトでは、自分が取り組みたいアクションを宣言するページもあるので、ぜひ皆さん一人一人に何ができるか考えて行動の宣言をしてみてほしいと思います。

身の回りで今日からできる取り組みもいっぱいあると思うし、それにまずは個人個人が取り組むのがとても大切と思いますが、まさに今日安全な水を使えず困っている人のために何かしたいと思う人は、そうした状況の改善に最前線で取り組むNGOなどに寄付するのも一つの手段かなと思います。

例えば・・・ウォーターエイドやユニセフなど。

ぜひ、今日この日をきっかけに「水」に対するアクションを起こしてみてください。

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