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2024/12/28


キリッと寒い日。21時から初めて平日夜営業をしました。いくつかの理由で冷気が暖房に勝ち越していて、体が大きくてセーターを着ていてギリギリ耐えれるくらいの気温。(これは改善すべき点と認識しており、今後いくつかの対応策をとる。足元暖房など。)

面白い本を読んでいると寒さを忘れる、というのはフィクションだけど、寒い、寒いんだがこの1冊は読んでしまいたい、という謎の抗いをしていたら、23時になってました。予定通り終了。

夜の発見。駐車場が1/3くらい安い。(最大440円)、環七が空いてる(いつも40分のところ20分)。強い。

今日は2冊読む。面白い。

・佐藤究 爆発物処理班の遭遇したスピン
佐藤究さんの作品は実は読んだことなく、絶対に好みという確信あり、裏切られず。短編だからか、かなり丁寧に説明してくれるSFだし、ちゃんとギミックも面白い。本筋と関係ないところのセンスもいい(M1塙の審査員コメントを借用)

 併せて読みたい→堀田昌寛 入門 現代の量子力学 量子情報・量子測定を中心として

・畑中章弘 宮本常一 歴史は庶民がつくる
現代の民俗学のカリスマ的存在、畑中章弘さんの宮本常一解説。引用してる箇所が確かに面白いところでエッセンスかなりわかる。背景もまとまっててよい。

かびやすい信楽焼のツボに入れて東国で売った宇治茶の焼き物が余るので狭山でも茶を作り始めて、茶の収量が増えたので逆に焼き物を作り始めた、みたいな話があり、それってもうピレンヌじゃん?資本主義からみる民俗学。宮本常一が民俗学の中でも生活にスポットライトを当ててたのが特異というまとめで。

 併せて読みたい 宮本常一 忘れられた日本人
やはりこれは実際に読みたい。すごい話がいっぱい


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