流行(否定はしていない)

MBTI診断がとても流行っておりましたね
今も流行っているのでしょうか

あそこまで流行ったのはSNSで活動している方々が話題にしていたというのもあるのだと思いますが、根底にあるのは

「自分が何者か知りたい」
「人生の道標がほしい」
「自分を手軽に説明してくれる物がほしい」

などという心理があるからなのではないかと僕は考えています
もちろん僕もその1人です
自分が何者なのか、どう生きていこう
という方程式がないものへの解を求めることがあります

それを考えることは無駄な行為とは思いません
むしろ、自分の人生と向き合っている証拠だと思います
だけど、僕の場合、悩んで考え切ったところで結局わからないことだらけなんですよね

人生を方程式にできたら
どれだけ苦しまずに済むだろうか
どれだけ失敗せずに済むだろうか
どれだけ健やかに生きれるだろうか

そんなことを考える日だって過去にもあるし
今もありますし、これからもあるかもしれません

でも残念ながら人生に方程式は存在しないと僕は思っています

未来は予想できるけど、それが現実になるとは限らないし、状況や環境によって変化していくものですし、ざっくり言ってしまえば運かもしれませんね

MBTI診断は「使い方」を間違えると、自分、ひいては他人を縛りつけてしまう義務に近いものになってしまうのかなと思います

「〇〇だからこうしなくては」
「〇〇だからこの人とは相性が悪い」
「〇〇なのに意外なことするね(言うね)」
というようにです

自分の人生は自分が主人公ですし、ルールなどから縛られることはあっても、自分から自分を縛りにいく必要は無いと思っていますし

これはMBTIの話題が相手との関係が浅い状態で出てきた場合ですが
「この人のMBTIは〇〇だから〇〇だ」
という決めつけはお門違いかなと思っています

みんながみんな診断結果のままとも限らないわけですし、それを頭に浮かべるのであればある程度関わった上で「あ、やっぱりか」とかにとどめておけば良いと思います

一貫性を保つのって意外と難しいのですよね
もちろん芯となる部分や展望のようなものはありますが、時に矛盾してしまいます

でも別に矛盾してる時があっても良いのではないかと思います
こんなつらつら書いておりますが、これに気づいたのはつい最近のことでして、自分を不自由にしているのは自分だったりもします
もっとなんというか「解放」されてもいいんじゃないかと思えるようになってから心がラクになりました

MBTI=真の自分とは言い切れないし他人も然りです

自分が何者かなんてもしかしたら一生わからないかもしれません
それを探し続けるのが人生なのかもしれませんし、もっと言うと何者かになる必要なんてないのかもしれません

ほら冒頭にもお伝えした通り、わからないことだらけなんです

でも人生は続いていきますし、器用じゃなくても、健やかに生きていきたいことに変わりはないです

ハッピーになりましょう

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