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瀬戸内めぐり Day3  直島

1日目(犬島→豊島)はこちら

2日目(豊島)はこちら

<3日目>

10月12日、関東方面に猛烈な台風19号が直撃した日、私は直島にいた。

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前日の夜に高松港に張り出されていたフェリーの運航スケジュールは、犬島行きも豊島行きもすべて欠航、そもそも瀬戸内国際芸術祭の全プログラムがすべて中止となっていた。当然だ。東京からの飛行機は全便欠航になったのだから。

しかし、掲示板をよく見ると、直島行きのフェリーは欠航になっていない。しかも直島でやっているベネッセ関連の施設は通常どおりやっているとのこと。

この日のために1か月ほど前からウェブ予約していた地中美術館も平常運転であった。

ということで、この日は奇跡的に直島のみ渡ることができた。

スケジュールどおりに行動できると爽快である。ついていた。

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通常どおり動くなおしま号。めちゃめちゃ空いてる船内。天候はくもり。

もちろん台風なので、おそらく連日激込みしているであろう直島は閑散としており、あらゆる施設に並ばずスムーズに入れたので超快適であった。

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禍々しい台風(がおそらく通過したあと)の空と、かぼちゃ。

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民家?の入り口にあった、草間弥生に触発されたピカチュウ。


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地中美術館の入り口の前に再現されたモネの庭がとてもよかった。


国立新美術館でやっていた安藤忠雄展を見てからずっと直島にあこがれていた。島まるごとデザインするってどんな感じなのだろうと思っていた。

ベネッセハウス周辺の贅沢な野外展示とか宿泊施設そのものだったりとか、徹底的な非日常がそこある。

直島はもっとゆっくり滞在できるときに鑑賞したかったので、今回は港周辺の家プロジェクトと、地中美術館だけ見て終わり。次くるときの楽しみを残して、(あと台風で閉まっているお店も多かったので)また次回。

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愛♡湯も今度来たときは入りたい。

今回の芸術祭巡りで各島々でよく作品を見かけた大竹伸朗さんの作品は、古民家とか旧小学校とか「もともとそこにあったもの」にアートを施すのがどれもしっくり来ていてとても良かった。そこにしかない、味があった。

ここまでの3日間で本来行きたかった犬島、豊島、直島を回ってしまったので、最終日の13日にどこの島に行くか決めかねていたところ、豊島のアート作品のボランティアをしていたおじさんから、「男木島と女木島がオススメよ」と言われたので、なりゆきに任せて、最終日は女木島→男木島の2島めぐりをすることにしました。

12/22 追記

女木島と男木島の記事をあげるつもりですっかり時は経ち、ぬらぬら海外に出かけたりしていました。気が向いたらいつか写真をあげます。(志半ば)

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