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んぽす
2018年4月8日 01:21
「僕は、劣性の遺伝子くん。自分でくん付けするのもどうかと思うが、単に『劣性の遺伝子』だけでは、なんだか教科書に出てきそうな堅苦しい感じがするので、自分でそう呼ぶことにしている。僕はさまざまな情報を持ったうちのひとつで、きみの思考の一部を、内側から請け負っている」体内にもて余したエネルギーがふとしたはずみで外側に発露しそうになるとき、遺伝子くんはわたしに語りかけてくる。 「ああ、きみは今日