ICJの勧告的意見を逆用してシオニスト帝国主義を葬り去りましょう!(提案)
2024年7月19日に出されたICJによる勧告的意見について、私は不思議に思い、ずっと考えていました。ICJやICC、そして国連をはじめ殆どの国際組織がシオニスト帝国主義に絡めとられている中で、「アパルトヘイトだ」「占領は違法だ」等とする真実に沿った順当な判断をなぜ出してきたのだろう。その意図はいったい何なのだろうと。
勧告的意見の意図(推論)
そんなことを考えているうちに、ハマスとファタハを含む主要党派が「統一政府発足で合意した」というニュースが流れてきました。それを見て私は、もしかしたら、統一政府発足の後押しをする事が目的だったのではないかと感じました。
シオニスト帝国主義は、分断統治が常套手段です。にもかかわらずその分断を乗り越えて一つになってしまったら、「ハマスもファタハも一体だから、西岸にいるパレスチナ人もテロリストだ」という口実をイスラエルに与えてしまう事になるのではないでしょうか。
パレスチナ側の人々がそんなリスクをとってまでも統一政府を発足しようとしたのは、ICJによる次のような勧告的意見が出たからなのではないかと思ったのです。
そしてトランプ襲撃の茶番劇です。世界の目は、米国大統領選挙にくぎ付けとなりました。
仮に、裏返しの星条旗がWW3のスタート・フラッグだとしたら、ガザからはエジプトに、また西岸からはヨルダンにと、それぞれ追い出し難民施設に収容してグレーター・イスラエル計画を前に進める時だと企んでいるのではないでしょうか。
ビビの連邦議会演説では、自らに逮捕状を出したICCを批判したもののICJには言及していないようです。ICJはイスラエルが違法な占領国家であると断言したにもかかわらずです。
ICJが勧告的意見を出した事については、あまり大きく報道されませんでした。
このまま国際社会が無視し続けることによって、ガザと西岸を一体化するという目的を叶えた「勧告的意見」そのものを、もはや不要なものとして人々の記憶から消失させようと企んでいるのではないでしょうか。
勧告的意見の逆用(シオニスト帝国主義と戦うために)
もしもそうであるならば、逆説的に、勧告的意見は私達市民にとって非常に強力な武器になるでしょう。たとえこれが1967年以降の占領に限定されたものであったとしても。
多くの人は、ブラック・プロパガンダによって感情を動かされ、善悪二元論に絡めとられて正義中毒に陥り、善を助け悪を挫く悪魔退治に熱狂します。
これまで私達はそれぞれの立場で、正しい情報を届けたり、正義よりも命を守るべきではないかと問いかけたりして、市民に覚醒を促す努力をしてきましたが、圧倒的な力の差によってなかなか結果を出すことができませんでした。
しかし、勧告的意見によって、ガザ・ジェノサイドについては「正義」と「命を守ること」との矛盾が生じない状況になりました。世界の権威が示した正義を利用して、国家や国際社会に【道徳的選択】をせよと迫ることができるようになったのですから、これを利用しない手はありません。
世界中がグルになって無かった事にしようとするのを逆用し、この「勧告的意見」を大いにひろめて、シオニスト帝国主義に絡めとられて諂上欺下を決め込む弱者たちに真正面から【道徳的選択】を迫ろうではありませんか。
シオニスト帝国主義に絡めとられてイスラエルを罰しない国や機関や企業や人を、支配の側から引き離し、自他を共に尊重する市民の側につかせましょう。
法の支配と言いながら、法の支配を無視するウクライナを支援する日本は、やはり反社でしょ。
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