Shopifyを使い倒せ!という意味と理由を説明します。
みなさま、エース北山さんをご存知でしょうか?
Shopify界隈でエキスパートでなく、マーチャントとして、そして努力家としてTwitter界隈で有名な人です(まじでストイックに勉強されてます。noteが勉強になるからフォローおすすめです。)
その北山さんに先日、出版した「Shopify運用大全」の中の僕の章の感想をnoteに書いてもらい、ツイートしてもらいました。しかし、三浦が、ぞんざいな対応をしたら怒られたので、筆をとってます(冗談だよ。冗談。)
北山さんの感想のポイント
こっから真面目な話します。
北山さんにはいろいろ書いてもらったことはShopify運用大全に掲載されてるので、ぜひ買って、僕のパートを読んでもらえると幸いです。
なので本文章では、
北山さんも買いてくれた「使うのはなく、使い倒せ。」と言う言葉の意味と、使い倒すためのマインドセット・具体方について書きます。
Shopifyは使い倒せ、と言う理由。
僕はセミナーやアドバイスをさせてもらう時に「Shopifyを使い倒せ」と言う言葉を使います。
「とにかく管理画面に触れ」
「楽しようとするな」
「Shopifyと心を通わせろ!」
みたいなことを言います(言ってません)。
なぜ「使い倒せ!」と言い続けるか?
その理由はシンプルに「使い倒してる人が少ない」そして「使い倒した方がShopifyの売上が上がる」からです。
なぜ使い倒してる人が少ないのか?
それは、ECの仕事を「タスク型」と捉えている方が多いからと考えています。1つの目的を持った作業があり、それが完了したら、もうShopifyを触らない。これがタスク型。アプリを入れる、発送作業する、商品登録をするなど。
目的を達成することが、目的になっているパターン。でも仕事の方法論としては全然間違ってないです。ECはタスクが沢山あり、それを達成することで売上に繋がってくるので。
ただ、この考え方、方法だと、管理画面を触る時間が最小限になりがち。そうすると、Shopifyの豊富な機能から得られるアイデアは減ってしまいます。
打ち手のアイデアは2つのパターンから生まれる。
ECサイト運営の最終目標は絶対的に売上だと思います。
そして、売上という「結果」を噛み砕いていくと、売上を上げる要因は「売上を上げるための打ち手の数と質」になります。まあ、まず量が足りてない店が多いですが。
この打ち手アイデアを考える時に、
①データや感覚から、自分の頭の中で打ち手をイメージして、それをShopifyで実現するにはどうすれば良いか?とアイデアが生まれるパターン。
②Shopifyの機能(アプリ)を知ることで、インスパイアされて、売上を上げるための、新しい打ち手のアイデアが生まれるパターン。
という2つの思考回路があるのですが「タスク完了型」の考え方になると②の打ち手が出てきづらいですと、そうするとShopifyから受ける恩恵って少なくなります。もったいなくないですか?
これが僕が「Shopifyを使い倒せ」という理由です。単純に売上という結果に繋がるアイデアが出てくるからです。
Shopifyは時間を決めて触りまくれ。
では「どうすれば使い倒せるか?」の具体論をお伝えします。
Shopifyを使い倒すなら「時間型」でShopifyに触れよう。
簡単な話「タスク完了」という思考から「時間型」でShopifyに触れること。要は「今日は60分Shopifyをなんとなく触る」みたいな感じ。
「は?」
と思われた方、ぜひやってみてください。
逆に容量悪く、何も考えずに触ってください。
絶対に気づきがあるので。
Shopifyアプリマーケットで遊べ。
でも60分もShopify触ってても・・・という方へオススメなのが「60分Shopifyアプリマーケットで遊ぶ」という方法です。
Shopifyアプリは6000種類ほどあり、多分、この世界に全てのShopifyアプリを制覇してる人間はいないと思います。物理的に不可能だし。
ってくらいShopifyのアプリは種類が豊富です。
なので、このShopifyアプリから「ECサイトの売上を上げる打ち手を探す」という意識で60分アプリマーケットで情報収集する。
そうすると「あ、このアプリを使うと、売上に繋がる施策ができるかも。」というアイデアが生まれます。
アイデアは経験と情報からしか生まれない。
余談ですが僕の感覚で、アイデアは「経験」もしくは「情報」からしか生まれません。もし売上を上げるための打ち手アイデアが生まれない場合、それは「経験」というアイデアの原料の在庫が空になってるはずです。
もしくは刺激がなく、アイデアが生まれなくなっている可能性もあります
だから、新しいアイデアを産むため、新しいアイデアに気付くため「情報」を自分に強制的にぶつける必要があり、新しい情報を求めて、新しいアイデアを産むためにShopifyアプリマーケットをウロウロするのお勧めします。情報の波にぶつかりましょう。
アプリにどんどん投資をしろ。
遊び始めると「このアプリいいかも?」って思う時がきます。その時は、迷わずにインストールしましょう。月額かかっても投資しましょう。だって数千円ですから。
広告費を捻出する時に1万円は大きく感じなくても、アプリを落とす時1万円が大きく感じられがち、と感じます。
多分、それは「アプリは売上に影響しない」と思われてるからだろうな、と感じています。ただ、断言しておきます。
「アプリを正しく使い倒せば、間違いなく売上に大きな影響があります」
だから、アプリにもドンドン投資する気持ちで、インストールしまくりましょう(1個だけ注意点は、ECサイトに不具合が出たら即アプリを消しましょう)
Shopifyアプリマーケットの遊び方。
最後にShopifyアプリマーケットで遊ぶ方法をお伝えします。
ポイントは、
・アプリ情報は英語で探す
・Google翻訳で大体把握する
・不安な時はレビュー数で選ぶ
・実装してるアプリみたい時はレビュアーサイト検索
です。
まず情報として事足りるのであれば「日本語」で検索してみて、希望のものが見つかれば、それはそれで、まずOKです。
しかし、見つからない場合もあると思います。そういう時は英語で検索してみましょう。Shopifyはやはり英語圏の情報の方が圧倒的に量も多く、質も高いです。なので、苦手意識を払い退けて、英語でも検索してみましょう。
特定の機能でお勧めが知りたい時は
「○○ recommend shopify app」
特定のアプリの競合を知りたい時は
「○○ vs shopify app」
など入れると良いと思います。
例えばCMR機能が欲しい時は
「crm recommend shopify app」と検索。
そうすると
https://fitsmallbusiness.com/best-crm-for-shopify/
(Google翻訳後)
このようなサイトが出てきます。
んで、このサイトをGoogle翻訳で読む。
そして、Shopifyで探して試す。
みたいな感じ。それを繰り返す。ってのがシンプルですが「Shopify力(りょく)」を上げていく方法です。
ECシステムってガンダムみたいなもの。
実は僕のhttps://miuratakuya.store/を作った時、コマースメディア の井澤さんに構築をお願いしました。
自分でいうのもアレですが、少し変な依頼の仕方をしました。井澤さんには「僕が管理画面触りまくります、で、わからないことあったら教えてください、あとコードいじるとこはお願いします」みたいな感じ。
こんなお願いをした理由は、ECシステムの管理画面って「ガンダムの操縦室」と何も変わらないと思ってるので「手足を動かすように使うと売上が上がる」って知ってたからです。
・このシステムは何ができるのか?
・このシステムは何ができないのか?
をしっかり把握すると「確認作業が減る」ので効率も上がるし、なにかアクションを起こしたい時のスピード感が桁違いです。だから管理画面を使いこなす、って価値観が必要です。
効率上がった分、営業活動に時間が避けます。
あと、単純にShopifyの管理画面に触れた瞬間に「これは奥行きが深い・・・」と感じたので「管理画面触りまくった方が自分のためになる」と感じたからです。ただ、その選択は今も間違っていないと思ってます。
愛せよShopify。
最後に。
これは他のシステムでもそうなんですが、Shopifyはシステムでなく、パートナーです。だから、使いこなして上げることで、パートナーシップにより売上を上げてくれます。
自分の努力がゼロの場合、売上は返してくれません。理由は簡単で「Shopifyは売上を上げるシステムではない」からです。
ただ努力すれば恩恵をしっかり返してくれます。本当、僕の中では相方のようなロボット野郎です。めちゃくちゃ愛してます。
なので、是非みなさまもShopifyを使い倒して、自分のShopify君を、アプリを活用して、オリジナルにして沢山、愛してあげると良いと思います。
最後「時間型でShopifyは触ろう」
思った以上に長くなったわ。
以上、北山さんへのアンサーnoteでした。
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