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人は「なにを?」ではなく「なぜ?」に動かされる。why direct参加した。

おはようございます

ただいま朝の5時の福岡にて三浦です。

本日、娘の幼稚園の発表会につき、めっちゃ早い帰路におります。

さてこの度、僕はwhy directというビジネス系、ダイレクト販売に関わるイベントに参加させてもらいました。その参加した感想をこの文章では述べさせてもらいます。

まず最初にいえば、僕のような偏屈で非社交的な人間が2年連続で参加したくなる最高のイベントなので(来年も参加したい)この文章を読んでる人は来年度には参加された方が良いと思います。てか参加しろ。

参加させてもらった感想

2023年に初めて参加させてもらい2度目ましての今回の感想としては2023年と比較して「とても洗練された会だった」と感じております。

話が少し逸れる且つ、言葉が過ぎますが世の中には「方法論しか(しかも嘯いた方法論)教えないイベント」が多いと思います。要は「方法論こうすれば売れますよ」と、各論に終始するイベント。それが絶対悪とは思わないけど、度が過ぎるなと思うこともしばしば。

僕はオンラインサロンを運営していてEC運営をされているひとたちに「売れるためにはどうすべきか?」を指南させていただくことが多いのですが、昨今のECの運営で感じることは「方法論と根性論」の2つの仕分けと、徹底が大切と感じてます。

ぼくは通販業界に10年以上身を置いていますが、3年くらい前までは「方法論の追求」で年商1億円はぜんぜん簡単でした、てかもっと売れてる人いっぱいいました。企業も数十億いけてたでしょう。方法論さえ押さえとけばよかったです。

でもそんな時代は終わりまして
根性論が必要になってきた。

さまざまな事業者さんと議論する中で、正直「根性論が死ぬほど弱い」という売れない事業者さんもよく見かけます。『ここは根性出さないと絶対に売れないよ』なんでそこ頑張れないの?方法論に言い訳しすぎじゃ無い?と。

で、今回のイベントにつながりますが、なぜ根性論が弱いのか?という根幹に「なぜ自分はダイレクト販売(EC)をしてるのか?」への追求が弱いとズバリ思ってます。

なぜEC事業やってるのか?
という自分への問いですかね。

ご存じいただいてる方もいてくれますが、僕は全ての仕事を自分でこなす、ひとりECというスタイルでECを運営しています。

そのスタイルについて「小さい規模だから」と言い訳のように規模について見下されることが経験としてたくさんあります(おもしろがってくれる人もたくさんいます)ひとりだから独特な、その運営できるんでしょ?と。

1個言いたいのは、
ひとりECこそ澱みなく「おれのダイレクト物販は人の幸せのためにやってる」という気持ちは人一倍強いです。

人を幸せにした分、報酬をくれよ、という気持ちが強いです。ぼくは人の役に立ってこそお金はもらえるモノ、と思ってます。それが僕の身銭なので。

ちなみに余談ですが僕が運営している「ミウラタクヤ商店」の「why?」は『社会の脂肪を減らす』です。自分に関わった全ての人を正しい知識で痩せさせる、その果てには日本の医療費を下げるという目的があります。

話それましたが、誤解を恐れずにいうと組織ECは、その形態上、「why?」が澱むことが多いと思ってます(もちろん澱みがない企業もある)

話逸れましたが(何回逸れるねん)言いたいことは「みんなwhy?ってちゃんと考えられてる?」てことで「売ることが正義」に偏ってしまってるけど消費者に寄り添えてる?てことです。俺もやりきれてないけど。

今回のイベントの交流会での会話に出てきてた「黒い広告」ほど極端ではないですが、金稼げればそれで良いでしょ。て思ってるだけの事業者は衰退するわけで(てか衰退してほしい)

なんで物販やってるの?社会貢献してる?税金払う以外で誰かの役に立ってる?てことを何回考えたことある?て感じです。


宿泊させてもらったホテルにて


今回イベントに参加させて頂いて、色んな事業者さんの話しを聞きました。その結果、今回のイベントで痛感したのはECという業態において「モノを売るだけではもうダメだ」ということで、規模関わらず「モノでの価値提供だけではなくコトでの価値提供できないと売れなくなる」ということ。

今回のイベントでは僕なんか比較にならない規模の「物販企業」の担当者の方とお話しさせてもらい色んな苦労話しをお伺いしました。

話を聞いて、まあ俺なんか気楽やね、と思いつつ、担当者の方が実践してるアクションプランの売り上げへの影響の差に驚きつつ、尊敬の念しか絶えないんですけど、逆に「スピード感が遅くなりがちな大手でも、この危機感を持ってるんや」て率直に思いました。

某大手の健康食品のメーカーさんや、ベンチャーの冷凍食品メーカーさんの話を聞いて痛感しました。「みんなコトに走ってるな」と。顧客の体験価値を重視してるなと、物を売るだけじゃダメと思ってるな、と。

さすがに実績をあげてる優秀な企業ほど「why?」への問いが強くて「自分たちはなぜこの事業をきているのか?」への自分たちなりのアンサーを持っている気がしました。てかアンサー持ってます。だからコトに走るんでしょうね。

この「なぜこの仕事をしてるのか?」「なぜ自分の時間をこの物販に割いてお客様へ営業してお金を稼ぐのか?なんのために活動するのか?」「だれのための自分の仕事なのか?」ということへのアンサーです。でも本当にその問いかけがこれから絶対に必要になります。まじで不可欠です。

ちなみに余談ですが今回のイベントでは、イケイケで成長してきた会社にベテランな優秀な人を入れることで「クレドを作ってる」という印象を受けた話が3件くらいありました。今回感じた企業の課題は大きく「コトに走る」と「データ連携」です(笑)

ひとり寂しく酒を飲んでる部屋にて

ゴールデンサークルという言葉がイベントでは何回か出てきました。成功する企業はhowよりwhyを重視していると。

ひとは「なにを?」ではなく「なぜ?」に動かされると。この話で僕が好きな一説は、飛行機で有名なかのライト兄弟と、はじめての飛行機を作ることを競っていた起業家がいました。彼はお金を集め注目を集め沢山の支援を受けて飛行機を開発してました。

しかしライト兄弟に先を越されました。
その結果、彼は飛行機の開発をやめました。

これ「儲けること」が大義だったからです。

本当は「ライト兄弟と競って自分も飛行機を作る」が正解だったのに。

話を戻すと、

この、動画のゴールデンサークルの通り、これからの時代はなおさら「howよりもwhyが大切」となる世の中です。

ただ「howを考えるよりwhyを考える方が売上という『効果』が出るまでしんどい、だからみんなhowの話に走りがち」これは事業主もイベントを興すひとにも言えること。この負のスパイラルから抜けるのはしんどい。

そんな中「その議論をしてなにか意味あるの?」と思われるリスクを背負っても実施した企画もあったなと思いました。

個人的に一発目のすがけんさん川原卓巳さんの「推し活」のセッション、すがけんさん、ユナイテッドアローズの藤原さん、岩瀬さんのキャリアの話、龍光さんの話がチャレンジングだなぁと凄く思いました。

でも、その「無難に置きにいった企画より、から回る可能性がある企画」にだからこそ、「ひとを惹きつける」ではなく「ひとを強く惹きつける」というバリューが生まれる。そんな節に今回は凄く魅力を感じたわけで、その企画が故に「自分はなぜ生きていられる?」を考えるわけでござんす。

生きていられる理由はお客様からお金をもらえてるから、であって、お金をもらうためにがんばれる理由はなぜ?を再度考えられたわけです。今回のイベントで

その点が昨年やら断然洗練されてるなと。
このイベントやろうと思った運営すごいなと。

Whyを自分に問いかけろ

脈略もなく、まとまらない話ですが今回のイベント参加で心底思うことは「誰のためにダイレクトやってるの?」てことを再考してみようってことで、僕の経験上、この自己分析が弱くて売れない事業者はたくさんいます。

繰り返しますが僕は「方法論より根性論を見直すべき」これが、これからの時代にマストになると思ってまして、ぼくが尊敬するフラクタ社の河野さんが4年前くらいに「テクノロジーが発達することでテクノロジーから解放される」と仰ってました。

これは僕の中でテクノロジーが発達することで営業力ふくめ「人間力が問われる時代になる」と感じてます。言い訳できない時代になるよ。だからコトを考えられる、人の役に立ってこそお金がもらえる時代になります。

となった時にインターネット物販というビジネスも楽して売れなくなったけど、商売というものの本質を考えてお客様に貢献するということを徹底できれば売れるとも思いました。そのために俺はこれからも人一倍努力する、と誓った2日間でした(交流会は反省ばかりだ!

今回の「推される人になる」という論点で、僕、三浦卓也は小規模事業者ながら、ダイエットというカテゴリで数百人に推されてる人間になれてると自負してるので、推される人になるという議論は壇上でさせてくれ、と思いました。てか壇上で喋りたいのでいつか喋らせてくれ。

たぶん喋らせないほうがいい

このイベントは向こう何年間も開催されるのだろうと思うのですが、参加し続けさせてもらうことで「数年前のイベントの時から環境変わったよね」と、僕らの時代を見直す指標になるイベントになってくれたらいいな、と思いますし、これからも参加させてください。

心底お礼申し上げます。

追伸:眠気と真っ暗な車窓から朝陽で明るくなってきたことと、AirPodsから聞こえるグレイプバインのアナザーワールド聴いてたら凄いエモくなってきて誰かと「おれたちどうやって生きていく?」について喋りたくなってくる三浦でした。発表会いってきます。

2月6日に本出しました!
規模関わらず参考になると思うので買ってください!!

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