SHOP編集ショップクエスト9〜シティガールと下水〜
ひとまずこの状況を共有するべくゆうこさんの元へ向かった。
そもそもどうして今日に限って1人で役場に乗り込んで1人であんな話を聞いてしまったんだろう。パニックである。
ゆうこさんに伝えるとゆうこさんも驚いていた。
話を伝えている内に頭の中が徐々に整理されてきた。
最近情報をもらった見晴らしのいい高台にある空き家の浄化槽の補助金状況も確認してみたいこともあり、ゆうこさんを連れて再び役場に話を聞きに行くことにした。
担当の方のお話では、見晴らしのいい高台にある空き家は下水道が整備されていなかったし、今後も整備される予定は無いということだった。
役場で聞いた下水道整備の話
1.東西に長い形をしている広川町の西側の「下広川」と呼ばれるエリアから下水道整備は始まっている。
2.下水道の工事は下広川、中広川、そして上広川の途中までしかする予定がない。
中央の「中広川」と呼ばれるエリアは一番家と人が集中しているエリアで、それを超えた東側、上広川と呼ばれる山の多いエリアは人口が減り空き家が増えているエリアである。
上広川のように人が減り家がまばらだと下水道を整備しても採算が合わない、ということらしい。
3.ついでに一番最初に見学させてもらった現在交渉中の畑の中にポツンとある家は上広川の中でも工事が進むエリアに思えたが、下水道が整備される予定がない。
理由は一軒だけ離れた場所にポツンとあるからだそうだ。(今人が住んでいないこともあるのかもしれない。どうだろう。)
4.下水道の整備が今後全く予定されない地域は今と変わらず浄化槽の補助金の申請ができる。
だんだん、だんだんわかってきた。
つまり、わたしたちが探すべき空き家は
①下水道が整備されている家
②浄化槽が整備されている家
③浄化槽が整備されていない+今後下水道が整備される予定のない家
のいずれかということである。
作業スペースがめちゃめちゃに広い、セットバックが必要な空き家は、上の3つには当てはまらない・・・。
わたしたちのショップ探しは確かにゆうこさんの言うようにRPG感が強いのかもしれない、と、RPG初心者のわたしもこの頃ようやく実感してきた。
つづく
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