続・格差マッチを考えてみる
過去の自分と、今の自分を比べて情けなく感じてしまったことってある?
おれはある。
おはこんばんのすけ。なーすけです。
以前ね、『格差マッチを考えてみる』って話を書いたんだ。
その時は、「マッチング幅がひどい。それによって格差マッチが発生して、レートが同等のマッチングになってない」って趣旨の事を記事の中では書いたんよ。
『格差マッチを考えてみる』の記事を書いたのは、2023年の7月
そのあと、Xパワーの最低保証がでかくなるアップデートが入ったのが、2023年の12月
そっからなんやかんやプレーしてみた感想、というか実感を今回は書いてみたいと思います。
この記事は一貫して、スプラが好きだからこそ今後良くなって欲しいなって気持ちで書いてます。スプラトゥーン下げやネガティブキャンペーンではありません。
まず結論として、基本的に同じレベルの人と対戦するのが、人は楽しいって感じるんだと思う
試合を見てる側もそう
それって別に、スプラトゥーンに限ったことじゃなく、他のゲームもそうだし、他の競技、いやもう音楽とかのコンクールもそうなんだと思う
例えば、ボクシングや柔道の「体重による」階級制しかり
サッカーの「年齢による」フル代表、U18やU15の区分しかり
区分けをすることによって実力が均衡して、一方的ではないエキサイトな試合が生まれる。
チームスポーツで言えば、チーム内の意思疎通がしやすかったり、実力以上のことを相手に求めることも少なくなるんじゃないかな。
無差別級は無差別級の良さもあるんだけど、無差別級の試合よりも、ピラミッドの頂点でないプレイヤー(99%のプレイヤーがこの層)や、試合を見るオーディエンスにとってもメリットが大きい
スプラトゥーンの大会も、無差別級の大会よりコスト制限のある大会の方が多い
なぜか?
人は基本的に、理不尽でネガティブなことにでくわしたくないわけやん
自分よりもうまいプレイヤーたちに蹂躙されるだけの体験って、めっちゃネガティブな体験だ。
心理的にネガティブになりたくないから無差別級の大会に出るのをさけたくなる。
勝てないってわかってる試合に出たくない、勝てる可能性がある試合にでたい。
当たらないってわかってる宝くじは買わない。当たる可能性があるから宝くじを買う。
人間の当然の心理やん。
結果、コスト制限のある非公式大会が多くなった。そういう意味では、区分けをすることによって大会に参加するプレイヤー、大会に参加したいって思うプレイヤーは多くなって、大会参加者の裾野は広がってるんじゃないかな?
ガチ層からエントリー層まで、ちゃんとピラミッドになってて、いい形なんだと思う。
ちょっと話は変わって、最近ガチアサリの調子が悪い。
いや、お前のガチアサリの話なんか知らんがな、って思うかもだけど、ここがこの記事を書いた理由のスタート地点なので聞いてほしい。
いまこの記事を書いている段階で、なーすけのガチアサリのXPは「2027」。自分の最高XPが「2497」。
自分が20帯にいるのは、おかしいやろ!!ってことを言いたいんじゃなくて、そんだけ自分のXPに変動する幅があるってことを言いたい。
調子が悪くてXPを落とすこともあるだろう。
そしてそれは、自分だけに起こることではない。
20帯のガチアサリをやっていて、敵に緑Xバッジが来たんよね。ヤコの緑Xバッジ、3000位。どのルールで取ったかはわからないけど、3000位ってXPで言えばだいたい2800ぐらいかな?(うろおぼえでごめん)
つまり(ルールはわからんけど)、その人の幅は20−28ぐらいあったってこと。
試合としては、緑バッジが強くて自分だけでは抑えきれず、味方がボッコボコにされて負けたんよ。
味方が弱い!わけではなくて、その人が強かったし、逆に他の試合では自分が緑バッジの立場になるときもある。
そして自分が強い立場になったときは、全力で戦うと思う。全力で叩き潰す。
だって、そうしないと勝てないから…
実力が均衡していない状態では、ひとつのミスが命取りになってしまうことが多い。一回のデスで負けてしまう。だから、無双する事によって負けを回避する。結果、相手を蹂躙する。
それってやっぱ、格差マッチのおもしろくないところが出てしまってるよね
「格差マッチについて考える」を書いていたころとちょっと考え方はが変わった。
最近になって思う
たぶん、マッチングされているレートは同等なんだろう(上位勢除く)
20帯の試合は、XP20ぐらいの人たちを集めてマッチングしているんだろうな。(平均XPが表示されないからわからんけど)
ただこのマッチングは、XPのゆらぎの中で発生する
2023年12月のアップデートにより、最低保証のXP増減値が変更された。
この変更により、3連勝で+75、3連敗で−75もXPが変わるようになった。
つまり、一気に次のレベル帯に上がったり下がったりする。
実力があるから3連勝して、次のレベルに行ける…
ナイス!
調子が悪いから3連敗して、下のレベルに落ちる…
まぁ、しゃーなし。
これを繰り返してXPは収束していくはずだった、はずだったんだけど…
現状ではXPがゆらぐ幅を、単純に大きくしている印象になってる。
XPは、ゆらぎにゆらぐ
自分のXPは、ルール関係なく言えば19帯から26帯までゆらぐ
これは、スプラ2のときでは考えられなかったほどの変動幅の大きさだ。
自分と味方と敵と…
それぞれのゆらぎとゆらぎの狭間でマッチングする
上位になっていけば、今度はマッチング幅が広がっていって格差マッチが発生する
うまいプレイヤーたちは、プレーしている時間が長い。つまり試行回数が多いので、実力にXPが収束しやすくなる。(単純に強いから勝ってるとも言えるw)
ガチホコ最強の漢、ちょこぺろがXP5000にチャレンジしてる。
配信を見たんだけど、まじで強いね。前線でキルを取る事がすごく大事なガチホコというルールで、圧倒的な力でキルを取っていくし寄せ付けない。まさに圧巻!
ただ、配信を見てて気づいたんだけど、全部が全部の試合で王冠部屋で戦ってるわけじゃない。わりかし、王冠1枚vs王冠2枚、残り無冠プレイヤーみたいなのが多い
つまり、ちょこぺろはほぼ5000、王冠なしは2800ぐらいだから、ものすごいXP差でマッチングしてるんじゃないかな?
だから、中間層は中間層で、上位層は上位層で格差マッチと向き合ってXマッチをしてるんじゃなかろうか
最終的に言いたいことは、
現状のシステムは変えられるものではないので、XPはゆらいでしまうってこと
XPは、強ければ上がるし、弱ければ下がる。それは真理。
それは確かにそうなんだけど…
XPが下がってるのはお前が弱いからだって誰かに言われてる気がしちゃう。いや、自分自身がそう感じてしまう。
「負けるのはお前が弱い。XPが低いのはお前が弱い。」
「あいつはXPが上がったぞ。あいつのほうが強いぞ。」
だれが言ってるわけでもなく、自分自身の中の声が聞こえてくる気がする。
わかる。
自分で書いてるんだから、わかりみしかないんだけど、どうしてもXPの高かった過去の自分といまの自分を比べたり、ツイートで流れてくる他者と比べてしまう
おれ自身もXPの上げ下げに一喜一憂してしまうんだけど、上げ下げに動揺するとめちゃめちゃ心が疲れちゃうよね。
だからXマッチ頑張るって、めちゃめちゃ自分のメンタルとの勝負なんだと思う。うん。みんなきついよね。
「XPはゆらぐもの」
そう心に刻んでおけば、自分のXPが下がったときもしょうがないし、味方の動きが悪いと感じてもしょうがないもんなんだって思えるんじゃないかな
最近は、いい意味でちょっと諦めながらXマッチに挑んでる。きついなぁとは思うけど、必要以上にネガティブにはなっていない。
せっかく楽しいスプラトゥーン。
どうせなら、もっと気楽にXマッチを楽しもう!
そう自分に言い聞かせて、今回の記事はこれにて終了。
ちょっとでも、何かを感じていただけたら「いいね」を押してスプラに帰ってください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
こんなおっさんがサポートされることなんてあるんだろうか…?