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自分を取り戻すためには~OCDとの日々~OCDとは?編

みなさま、こんばんは。

ここから自分を取り戻すために~OCDとの日々~というテーマで投稿していこうと思います。私とOCD(強迫性障害)との日々を綴っていくコンテンツを作っていきます。

自分がおかしな行動をしていることは小学4年の頃からあった。母親にめちゃくちゃに怒られたのをきっかけにその行動が始まったのは覚えている。でもなぜ、その行動だったのかは分からない。

その時、トイレの蛇口を何度も洗うようになった。改めて考えると恐ろしい行為なのかもしれない。けどやめられないのだ。客観的に見たら「なんでやめられないの?」って思うだろう。でも「あたま」で分かっていても「こころ」が付いていかないという感覚。

その後、さらに症状は悪化・・・街を歩いていても「誰かをけがさせてしまったのではないか?」という不安に襲われる。ガラスがあれば「割ってしまったのではないか?」という不安に・・・・。とにかく生活しているだけで辛い。。。。

ここで、強迫性障害について簡単に紹介してみたいと思います。

強迫性障害(Obsessive-Compulsive Disorder, OCD)

不安障害の一型で、その病態は、強迫観念と強迫行為に特徴づけられます(厚生労働省参照)。

強迫観念は誰しもが持っている不安要素である。健常者は強迫観念を持っていながらも次の行動を行うことが出来る。しかし、強迫性障害の人は、強迫観念を持ちながら次の行動をするという「こころの筋力」が足りず、強迫観念を打ち消すための強迫行為を行ってしまいます。それを行いすぎて、次の行動に移れず、日常生活に影響を及ぼすようになっている状態なのです。

その中の強迫行為にも様々なタイプがあり、患者さんによって様々です。タイプの詳細は後日詳細を明記します。

強迫行為はおかしな行為であることは私自身も分かっています。その上でやめられないのです。本当に人間のこころは不思議です。この状態を表すなら、「あたま」と「こころ」がバラバラがしっくりくるかなと思います。「あたま」では分かっていても「こころ」が耐えられない。。だから「あたま」を活性化させて、どんどん強迫の妄想の世界に入ってしまう。みんなとは別世界で生きているみたいに。

でも、強迫性障害はかなりのレベルまで治る病気です。正しい治療を行えば治ります。その治療中の私ですが、ここで綴ながら同じ思いをしている人にも届くとともに周囲の強迫性障害の理解が深まればいいなと思って書いています。

まだまだ、寒い日が続きますが、強迫に負けないように、強迫から解放されるようにがんばりたいと思います。

ではでは。

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