@3 特別支援教育 下絵なしで…⁈

特別支援学級、４年生のY君のイラストです。

下絵は描きません。何かを見て描くことは、ほぼしません。いきなりペンで描き始めます。そこから描き出すの〜え〜次はそれを描くの〜!???　えっ、それ全部つなげていくんだ〜。驚嘆の連続!!!

A４の紙、８枚をつなげて巻物のようになっています。

それがこんな感じ⬇

いろいろなキャラクターがデフォルメして自分なりに描いてしまう職人技。

どんなキャラクターがいるのか、みつけてみてください❗️ あれ、何やら有名な人も。この3枚がつながっています。

この中には、学級の友だちと本人も描かれています。構図はどう思い描いているんだい？？？　次々とお話がつながっているように見えます。

この絵の掲載は、Y君のお母さんに許可を得ています。

彼の才能が、何かの形で花開いてくれたら。

そんな彼なのに、月に一度、私に絵を描いてお願いコールを送ってきます。

こんなに上手く描くのに〜。私よりずっとずっと、すごか〜なのに。

２月、３月のお願いコールの絵は⬇これです。

もうキャラクターのことを私がわからない…とほほです。
You Tubeやアニメなどのキャラクターだったりします。ネットで調べて。

そして、画用紙などに正面と裏面と描いてというお願いです。

え〜〜、裏も描くの〜と叫びながら描きます。むむむむむむ。

休み時間は、制作時間に様変わり。

Y君は、何かを作り始めると集中度がすごい。一心不乱という感じです。

楽しんだろうなぁ〜。わかる、わかる。私も描くこと・作ることが大好きで始めると他のことは、横に置いてしまう。

独自のキャラクターという形で何かできないかな〜

これからも、彼の許可を取りながら紹介していきたいと考えています。

ちなみに今回の巻物は、彼が整理整頓の日にゴミ箱に捨てたものです。

捨てたものなので、私が拾って、もらっちゃいました。

もちろん、担任のM先生にお話はしています。

この場合、一度捨てたものの許可はY君に取らなくていいですと、M先生に言われています。

今日は、この絵本です。これですね〜。

⭐ お絵かきなんか大嫌いなワシテが、描いたちっぽけな小さな点が…。

まわりの大人がどう関わっていくのか、こんな先生って最幸!!!

個性って、認められるって、いろいろなことを考えさせられるお話。

『てん』　作・絵： ピーター・レイノルズ　訳： 谷川 俊太郎

　出版社： あすなろ書房

てん

読んでいただき、ありがとうございます(*˘︶˘*).｡.:*♡