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@50 学校図書館 中央ホールbefore after

この小学校で勤めだしたのが、2017年、平成29年。
中央ホールの本棚には寄贈本がありました。図書館の本とこの本棚と
離れ離れの状態。もちろんラベルもなし、分類なし。

2年越しで、ここの本にラベルを付けて分類別に、
そして図書館の所定の棚に移動しました。
藤子・F・不二雄作品は、ここの棚に残すことにしました。
図書館には置く場所がなかったのが本音です。

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右の棚は、藤子・F・不二雄作品コミックです。
空きスペースに、季節ごとに本の展示をしてきました。

ジブンの仕事は指導員です。図書館司書ではありません。
仕事以外のことなので、ちょっとした時間と家での仕事に。

そうやってきた ここのレイアウト。

ここのスペースには、図書委員会の紹介本のコーナーと
特別支援の子どもたちが作った本の紹介コーナーもあります。
あとは、ワタシがぼちぼちと展示を変えてきました。

今年は、春のあと、調子をくずし何もできなかった時期が
ありました。
ポッカリと何もない時期が…。

そんなこの場所は、いったい必要なのか
ジブンでジブンがわからなくなりました。

子どもたちには、この場所はさほど興味のないところなのでは
ないか…とか。

先生たちにも、必要感がないとか…。

ただの自己満足なのではないかとか…。

そんないろいろなことを考えた、数日でした。

展示を変えても、気づく人も…。

一人さびしくなったり…。


そんなこんなを相棒に愚痴ると、

相棒の一言。

「自己満足でいいんじゃない、やればいいんだよ、とことんやれば
たった一人の子でも響けばいいんじゃないの、本と読書は大切なもの。」

その一言に、ウルウルです。

そっか、やればいいんだ。自己満足でもいいからやれば。

子どもと本をつなげるもの。

迷いながら、悩みながら、学びながら、
ジブンのできることをやっていく。

ジブンが本の世界で救われたこと、学んだこと、
いやされたこと、助けられたこと、
たくさんのものをもらったこと。

子どもたちにもそんな世界を味わってほしい。


今、読んでいる本です。
『河合隼雄と子どもの目』 著・河合隼雄 創元社

まえがきより

児童文学は子どものための読み物ではなくて、「子どもの目」を通して
見た世界が表現されている文学である。だからこそ「それは子どもも
大人も共に読む価値のあるものでなければならない」のである。

と書かれていました。児童文学は私の子育て書でした。
河合隼雄さんの本を読み漁っていたのはもう20年以上前。
読み返したくなった隼雄さんの本たち。そして児童文学の本たち。

勝手にも、はやおちゃんなんて呼んでいました。
とてもキュートなフルートを吹くおじさまの印象です。
心理学やカウンセリングに興味がわいたのも隼雄さんのおカゲです。


つれづれと書きなぐってしまいました。

読んでいただき、
ありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡















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