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@23 学校図書館 選書の季節がやってきた〜

図書カード、作成終了。読書通帳もメドがつく。あとは読書通帳チラシの印刷配布のみ。

そして、次のステップは、学校図書館の選書作業です。
今年は、前年度より予算が減少。むむむむむむ。
年度予算は、20万円です。4年前から5万円減額。

未だ本棚には、いつの時代の蔵書?という本がたくさんあります。
それでも、なかなか廃棄処分はできない…。

今年度は、春と夏と秋の3期に分けて図書購入を予定しています。
シリーズものの本が秋10月前後に発売になる傾向があることに遅れ馳せながら知り、それなら秋にも購入時期があればいいと。
そう、6年生はここで購入しないと、その本との出逢いがないままになるかもしれない。と考えたワケであります。

私が勤める小学校は、校区が広くスクールバスが3区間あります。
ということは、日常的に地区図書館で本を借りることはできません。
学校図書館、学級文庫が本の出逢いの場となります。

小学校図書館の選書

◆教科書で紹介されている、掲載の本
◆学習の中で利用できる本
◆今、子どもたちに必要だと思える本
◆私自身が、これだと確信できる本
◆シリーズものの最新巻。

というのが、私にとっての選書基準です。もちろん分類別でここが手薄なところの本を増やすということもあります。

今年度は、先生のリクエストはほぼ0でした。
なんとも、残念な状態です。具体的な書名はいりませんが、教科で使える本とか、こんな傾向の本とか抽象的でいいから、書いてほしかったと。

先生たちにとって、学校図書館ってなんなんだろう。
忙しくて、考えるヒマもないのかな。

学習において、情報の一つとして図書館を見据えてほしいです。
ネットもいいです。そのネットにプラスで紙ベースの本も付け加えてほしいと考えています。

紙ベースは、幾多の校閲を経て世に出てきます。
ネットは精査しないと、情報として使えるかどうか不安な部分が多々。

学校図書館として、ネットでの調べ学習や情報リテラシーなどたくさんの情報を提供する場でありたいです。
それは、子どもたちだけではなく、大人たち、先生たちにも情報提供が必要なのでないかと。

学校教育にタブレット一人一台の時代がやってきます。ネットのあふれる情報の海に溺れないように、その中から的確な情報を得ることができるようにするには、どうすればいいのか。

学校図書館からどんなサポートができるのか。

情報という視点での選書も考えていきたい今年度。

と書きながら、実は毎年選書には悩みに悩みます。
昨年から日々の中で、気になった本はAmazonのほしいものリストに。生活クラブ生協の本の花束のリスト、coopの本紹介リスト、北海道新聞の本紹介、図書館で気になった本、ネットで気になった本などなどなど。チェックはおこたらない。ある程度、リストはできているのか…。

それでも、出版社のカタログを見ながら迷います。

セット買いは少ないです。バラで購入が多いのでとにかく時間がかかる、でも選んでいる時間が楽しい。

そんな季節がやってくる。なるべく早く選書して、子どもたちの手元に届けなくてはね。新年度の貸出スタートは26日の月曜日です。

みなさんの学校では、学校図書館の本はどのように選書していますか?
教えていただけると、うれしいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡


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