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3/27 最強のメモ 感想

前田裕二さん 最強のメモ

本日、前田裕二さん、箕輪厚介さんの講演「最強のメモ」の講演を聞いてきました。

最初に前田さんが登場した時にすでに僕の中でメモが始まってました。
「なんて謙虚な登壇をするんだろう」そう思いました。

すごく姿勢を低くしながらの登場だったからです。
あれだけメモの魔力が売れていてメディアにも引っ張りだこなのだから手を振ったりとかしそうなんだけどスーってそのまま話をし始めたので「本当にこの方は威張ったり大きな顔をしない顔なのだな」と衝撃を受けました。

最初の1時間は前田さんの講演でした。(話に熱が入りすぎて30分くらい押してたらしいのですが)


僕が普段からTwitterやYoutubeで前田さんを見ているからかもしれないけど話している1時間と少し、かなり珍しく僕の頭のCPUが120%稼働してくれたおかげで5.6ページくらいいっぱいにメモが取れました。一言一句聞き逃さないという姿勢でした。
でも前田さんのことをリスペクトしているからだけでなく、しっかり話が作りこまれていて(ご自身でパワポも作って来ている)から飽きることなく聴けたのだと強く思いました。やはり前田さんはすごい・・・

内容としてはかなり具体的でした。しっかりとメモの魔力を読み込んでいたおかげで5倍くらい吸収でしたと思います。(もちろん読んでいなくても内容が噛み砕かれているから理解できる)

僕が聞いて特に印象に残ったことを3つお伝えしたいと思います。

①今目の前にあるペットボトルに入った水を見て何を感じ取るか。

前田さんの目の前に置いてあった水が入ったボトル。あまりにも日常的なので普通ならスルーしてしまう。
でも1本のペットボトルからも3-5つくらいは感じ取ることがある。

例えばファクト(事実)として、白色をしている、500mlよりもちょっと小さい、NewsPickのロゴが大きくプリントされているなど。
ここからなぜ?という問いをたてて抽象化をしていく
白色⇒純粋な水をイメージさせるための白かな
500mlより小さい⇒登壇用だと500mlは多いのかな
NewsPickのロゴ⇒広告用かな

これだけだと答え合わせができないので他の水のペットボトルラベルはどうなのか?シーンごとの適量は?登壇者に出される水はどんなものがあるか。
など調べて比べて共通しているならおそらく正解だと確認ができる。

この話は本にも出ていたと思いますが、前田さんに改めて事例を含め話していただいたおかげで具体的にイメージができるようになりました。
帰りの電車で広告がふと目に入ったので実践したところ、「色の使い方」から派生して様々な気付きを得ることができました!これは面白いと感銘し、これからどんどん実践していきたいと思いました。

②メモを取ることによって姿勢が相手に伝わり話し手に気持ちよく話してもらえる

どんなに相手の話を真剣に聞いていても実際にそれが伝えっているかというとほとんど伝わっていないという話でした。
しかし、メモを取ることによって目に見えて相手に伝わる。「この人メモを取るくらい真剣に聞いてくれている」と相手にまざまざと伝えることができる。
セカオワのサオリさんからの「メモすることによって人が話をするステージを作ってくれる」というお話もより具体的にイメージができるエピソードでした。

仕事ができる人は与えられた仕事を抽象化して与えられた以上の成果を出す
店長から「サンドイッチの賞味期限を確認してきて」という仕事を与えられて言われたままのことしかやらない人はロボットで居場所を取られてしまう。むしろロボットの方が得意だろう。
そうではなく、サンドイッチの賞味期限を確認するという仕事を自分に与えた店長はどんな理由でそれを自分に与えたのだろうかということを考えて、抽象化して、また具体におとし、派生させる。
「賞味期限を確認するということは店長は鮮度にこだわっているかもしれない。なら他の傷みやすい食品も賞味期限が切れていないか確認するべきだろう。」など。
相手の言葉の本質を抽象化を介して見抜き、実務に落とし込むことがこれからの人としての価値ということ。

これには僕も気をつけるようにはしているものの惰性になってしまっていることは時々であるよなと反省しなければいけないと思いました。

この3つ以外にも日常で活かせることを山ほど教えてくれた講演でした。
他にも

・家族から離れ1人宮崎から単身赴任で歌舞伎町一番になったタクシー運転手
・抽象化したものに標語をつける
・手書きの物質的価値
・聞いた話を自分で説明できるか
・転用は2つにわかれる
・手帳の書き方

などなどです。
頭がフル回転だったので全力疾走しているような感覚だったので逆に息切れするから一度休憩したいと思ってしまうほどでした笑


前田さんの話が終わった後の箕輪さんの登壇で雰囲気がガラッと変わり・・・
箕輪さんもその佇まいだけで場の空気をふわっとさせる、例えるとポップな覇王色の覇気をまとった方だなと思いました。

本能的な感覚で物事を推し進める箕輪さんとロジックな前田さんてホントいいコンビですね笑
お二人とも個人でも最強なのに最強がタッグ組んだらもうベジット並みでしょ笑


でも一番衝撃だったのは前田さんのメモの量。

スマホのメモ帳を見せてもらった際に本当に1分以上スクロールし続けても最後までいかないくらいメモを取ってました笑 1万2千文字だそうです。
これはもう魔力どころではない悪魔のような量でした笑

しかもノートを1週間で使い切るという・・・
どこにそんなに文字を書く時間があるのだろう。ましてや人の3倍くらい働いている人なのに。
圧倒的な熱量の差を感じました。そりゃああそこまでいかれる方だ。

自分も今日得たことをこうやって文字に起こして腹に落とし込みます。
イチロー選手の会見で聞いた「毎日自分をちょっとずつ超えていく」を座右の銘のように実行していきます!

p.s ここまで書いて2300文字くらいでした。一日1万以上文字を書くのって半端じゃない・・・


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