マンション袋騒音事件

最近、今住んでいるマンションで騒音事件があったので書き記したいと思います。

まさに今住んでいるこのマンションなのですが、ここ最近立て続けに事件が起きていたんです。

その事件とは「ドアノブガチャガチャ事件です」（驚きのネーミングセンス）

一見聞くと意味不明だと思うんですが文字通り、ある一室の居住者の方が、隣がうるさいからと言って真夜中の２２時くらいにその部屋のドアノブをガチャガチャ鳴らすんです。

鳴らされた部屋の子は女の子だったんですけど、怖がって警察を読んだんですよ。

警察が連絡を受けてマンションに駆けつけたところ、まだその人はドアの前で立っていたらしく、警察が立ち会いのもと、女の子とその人でインターホン越しで話したようです。

ずっとドアの前で立っている時点で普通じゃないんですが、２時間近く話したあと、それで終わったようです。

もしかしたら女の子も相当うるさかったかもという可能性もあるので・・・

そもそもなんで僕がそんな事知っているかと言うと、このマンションは僕が今勤めている会社で所有しているマンションで僕が管理をしているため、そういった情報は全て入ってくるからなんです。

こういうことはまぁよくあることだなと思ったんですけど、被害を受けた女の子は怖くて違う部屋に移りたいって言われたんで空いている部屋に移ってもらいました。
可愛そうだったんで柔軟に対応してあげました。

その女の子も普通は別物件に引っ越せばいいのにと思いましたけどね。。。怖くないのかな？

色々あったけどこれで解決したかなと思っていたらこれで終わりではありませんでした。

女の子が出ていった部屋に違う人が入居したんですが、入居した翌週のお話です。

新しい入居者がベランダでタバコを吸っていたら、また例の人がベランダから身を乗り出してにらみつけてきたそうです。タバコをベランダで吸うことの善悪は一旦おいておきます。

そして別日に、たいしてうるさくしてもいないのにドアノブをガチャガチャ回されたり、ドアを蹴られたと連絡がありました。

同時期に反対の隣の人に対しても同じようなことをしてたらしいんです。

僕も流石に「これは普通ではないな」と思いました。

結局、新しい入居者も１週間で出ていってしまい、このままでは新しい人を入居させることもできません。

上司とも相談してそのドアノブガチャガチャの人を退去させる方針で行きました。

不幸中の幸いだったことがありまして、調べてみると契約していたのは当人ではなく、お兄さんだったんですね。

契約書を見ると、お兄さんは交通局に務めているみたいだったので話はわかるかなと思いました。

当人はおそらく普通の状態ではない人ではないので、直接交渉となると、骨が折れますからね。

会社の弁護士と相談したところ、騒音問題って一般的に解決が難しいことが多いとのことです。

聞人によって音の感じ方は違うので、うるさいからと言って一方的に退去させることはできない可能性が多いと。

でも話のわかる人ならきちんと客観的事実を伝えれば応じてくれるかもしれないとのことだったので手紙を弁護士指導のもと作成して契約者あてにお送ることになりました。

その手紙が流石だなという内容でした。

「これこれこういう事実があった」ということが書いてあって、「従って損害が出ておりますから退去してください」ってことが書かれているんですけれども、言葉一つ一つに抜け目がなくて、ちょっと威圧感がある感じなんですよね。（語彙力の無さ）

言い返せない文というか、「これ以上問題を起こせば損害賠償請求しますよ」とか、「こちらも紛争を起こしてまでやりたくないので、退去してください」とか、ただごとではない感じの文章でした。

で、最後に、「退去日が決まりましたら連絡してくださいね」って書き記しました。

数日後ちゃんと連絡が来ました。「ご迷惑かけてすみません、なるべく早めに退去します」とのことです。

さすがプロの文章だなとお思いました。

僕もこれもらったらちょっとびびりますね。
リスクを犯してまで戦おうと思いませんからね。お金もかかりますし。
だったらとっとと退散すればいい話ですからね。

というわけで今は退去日の連絡待ちという状況です。

まぁ今回は契約者がまともな人だったのでよかったということもございますが、相手が誰であろうと毅然とした態度で、文章突きつけるのがいいと思おいました。

実際に起こす気がなくても損害賠償請求しますからって言われたら普通の人はビビりますし、弁護士雇ってまで戦いなんてしませんよね。

不動産やっている人でもこういったケースって稀だと思うので今回お話させていただきました。

もしよかったら参考にしていただければ幸いです。