繊細な衣服は、時代へのメッセージ。
繊細な衣服は、
時代へのメッセージなのだと思う。
着ている事を忘れてしまいそうになるほど、体に馴染む心地の良い衣服は、
忙しく激しく動くと破れてしまう。
そんなに急がなくていいよ、大丈夫だよ って、ひきとめてくれている。
行きたくない争いの場に、向かわなくてはいけない立場の人をも ひきとめて守る。分厚くて重い鎧は本当は守ってくれない。それは傍に置いて。
手の温度が感じられる服や物。 その手と握手しているような、その手に暖められているような温度が伝わってくる。
手から手へ渡したいのは、優しい温度だ。 違うことに使ってはいけないんだ。
繊細な衣服から、そんなメッセージをもらう。
そういう服を気持ちよく着て生きていける世界への賛歌。
自分に優しくすること。自分を大切にすること。
破れない速度で、みんなで幸せになること。
そのエネルギーを与えてくれる
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