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わたし

わたしとはなんなのだろう。

鏡に映るそれなのか。
細胞のひとつひとつのことなのか。
はたまた、脳みそに焼き付いている記憶が私を私として認知させてくれるのか。

わたしとはなんなのだろう。
命はわたしのものなのだろうか。
そもそも命とはなんなのだろう。
魂はどこからきたのだろう。

世界にはたくさんわからないことがあるが、そのはずである。
わたしという存在に宇宙を感じるのだ。

科学では証明できないことは真実でないとするのなら
私たちは私のことすらわからない。

だから、私を感じてみる。
ここにいる私を信じてみる。
ああ、確かにここにいるじゃないか。

そんなことを問いながら
縁側で空を見上げながらコーヒーを飲む。
まぁどうでもいいや。
それより草取りでもしようかな。




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