見出し画像

湘南のかねしゅーのスタジアム観戦記 大阪遠征編

こんにちは。激闘のガンバ大阪戦から1週間がたち皆さん落ち着いた生活を送れているでしょうか。僕はというと残留のプレッシャーから解放されて伸び伸びと過ごしていると同時にサッカーがない週末を寂しく感じています。ということで書いていなかった大阪遠征の話でも。いつもはスタメンとか戦術とかからっぽの頭で悩んでいて堅苦しいと思いますが観戦記なのでゆる〜く暇つぶし程度に見てくれたら幸いです。それじゃあどうぞ。

前日

まともに家族旅行に行った覚えがないんですよね。みんな自由人なのでとにかく予定が合わない。そんな家族の唯一の共通の話題がベルマーレなのですよ。1番張り切っていたのは親父。前日なのに騒いで大阪行くぞと何度も連呼していました。そのくせ荷物の準備はしてない。 母親は落ち着いて表情変えずに親父の相手をしながら前日に準備を済ませていました。僕はというと落ち着いていながらも準備はしない。明日のことは明日の自分が何とかしてくれるというスタイル。まさに自由人家族。 ホテルやら新幹線やらは親父がやってくれたのですが未だにスタジアムの電子チケットの取り方わからないんですよね。やり方は何度も教えているのに覚えない。やってらんないよね。

画像1

いざ大阪へ

画像2

新幹線で大阪へ。大阪に行くのは初めてですね。初めての土地は何かとワクワクします。2時間ぐらいだったのであっという間。大学に行く方が時間がかかるという笑そうそう小田原駅で親父がジュース買ってくるってどっか行ったんですよ。そしたらハイボール買ってきたんですね。うしろめたい気持ちがあるなら飲まなきゃいいしどーせ飲むなら堂々としてればいいのに。今度からは家に置いていこうと決意しましたね。酒飲むからトイレが近くて毎回どかなきゃいけないし緊張してきたとか言いながら京都で寝始めるしでイライラしました。こんな大人にだけはなりたくない。

画像3

画像4

パナソニックスタジアム吹田

画像5

画像6

太陽の塔を横目に見えてきました。パナソニックスタジアム吹田です。いやデケェ。練習場とかも一緒になってるし近くにショッピングモールもあるし万博記念公園で観光もできて抜け目なし。テンション上がりますなぁ。

画像7

画像8

どっから見てもピッチが見渡せて観戦にはもってこいの環境。音も反響するから臨場感がある。そしてパナソニックからの贈り物なのかスタジアムのいたるところにモニターがあり東口の映像や選手の紹介などを映しているのです。(何台か持っていけないかな)       スタジアムの中にはグルメやグッズショップ、インフォメーションが一体化しており抜かりがない。いちいち設営する手間も省けるしスタジアムという施設を存分に活かしていますよね。サッカーを見るだけじゃなくて試合前からの過ごし方含めてスタジアムなんだということを学びました。ようするにブラブラしてるだけでも面白かったということですな。うちにも欲しいなぁ。

画像9

試合

試合はレビューで話した通り。選手たちは気合が入っていますがやることは変わらず。日々の積み重ねや努力してきたことが試合に出る。そんなことを体現した素晴らしい試合でした。2年間苦しくてもやり続けたからこそアグレッシブで面白い試合ができる。個人的にはやっぱり富居さんのプレーが見れたのが嬉しかったです。  僕の自慢の推しは出番が少なくても準備ができている。なのでちゃんと急な出番でも無失点に抑えられる。  やっぱカッコいいぜ!

画像10

試合前は不安だったものの始まれば楽しいサッカーが見れた。それだけで満足、と思いきや人間とは欲深いもので他会場の結果をチラチラ見てしまいました。湘南は引き分けで徳島は負けています。このままいけば湘南が残留。ピッチの選手たちが手を挙げました。決まった。 来年もこの舞台で試合ができる。他会場に頼ってしまいましたがこれも僕たちがやり続けた結果。頑張って上手くいかなかったら次に活かせばいい。そのチャンスは僕らにはいくらでもあるのです。試合後には今年仲良くなったメンバーと写真を撮りました。人付き合いが苦手な僕でも優しく話しかけてくれる人たちなので本当に感謝でいっぱい。いろんな出会いがあるのもサッカーの良いところですな。拍手を送ってくれたガンバサポーターの皆さんもありがとうございました。温かい皆さんとまた熱い勝負ができるのを楽しみにしています。

画像11

画像12

DAZNに抜かれてました。楽しんでたとかいう割には緊張が顔に出てますね。今度からはもっとかっこよく撮ってもらおうと思います。

最初からクライマックス

ホテルは1人部屋でした。1人になると考え込むクセがあってじっくり考え事をしていました。残留して笑って終われたのは良かったものの今シーズンの仲間と戦えるのはこれで終わり。やはり寂しさもあるのです。そして天国に行ってしまったオリベイラ。最後まで一緒に戦ってくれたと思っています。しかし彼のプレーを見ることはもう叶わないしあの陽気な笑顔は見れない。     でもね、そうやって悲しかったことも嬉しかったことも思い出すことが大事かなと思ってます。       記憶こそが時間、そしてそれは人を支える。僕の好きな仮面ライダーがそう言ってました。僕たちが覚えている限り今シーズンを戦った仲間たちは永遠に生き続ける。そうやってまた新しいシーズンを楽しんでいくのです。

画像13

ホテルからイルミネーションが見えました。本当なら女の子と見なきゃいけないんですがあいにくそんな相手はできる気がしません。いつかこのシーズンの思い出を自分の子どもとかに話す時が来るのかなと外の景色を見ながら思い馳せて。そういえばこの前婚姻届を見る機会があって。初めて見たと母親に話したんですね。そしたら「あんたはこれから一生見る機会がないからね。」って言ったんですよ。実の母親がこんなこと言うんだと。 でも言われてみれば大阪の地でイルミネーション1人で見ながら子どもにサッカーの話するのかなみたいな妄想してる気持ち悪い男は結婚できないなと。いつだって母親の意見に勝るものは無し。当分彼女もできない予定です

天下

画像14

バイキング形式のご飯って一通り取っちゃうんですよね。なんか全部食べないともったいない気がしません?貧乏性とか平塚の田舎グセとか母親に嫌味を言われましたが父親も同じぐらい取っていました。親子2人揃って田舎者が滲み出ていましたね。

画像15

大阪城です。今あるのは再建されたものらしいですね。敷地が広くて回るだけでも一苦労。ボランティアのおじいちゃんが横に来て解説してくれました。看護師をやっている母親は今いる仕事場に年配の人が多いため   「これじゃあいつもの仕事と変わんないじゃん。」と嫌味を漏らしていました。それを指摘すると面倒なのでしませんでしたが女心とはめんどくさいもので無視したら無視したで文句を言われるんですね。大阪城を築き天下を統一した豊臣秀吉はかつて女たらしと言われていました。天下も女心も統一してしまう秀吉はやはり凄い。 僕にはどちらも無理だと感じました。母親の女心は天下よりも高く険しい。

画像16

画像17

写り込み隊

画像18

母親が似すぎて親父か僕かわからなかった写真

画像19

吉。母親は大吉。親父は神には頼らないから引かない。いつか天罰が下ってほしい。

食いだおれ

さすが大阪と言うべきか昼間から飲み歩いている人も多く飯屋ばかりが並びます。どこを歩いても美味しそうで嫌でもお腹が空いてくる。罪な町です。

画像20

画像21

画像22

お昼は串カツとたこ焼き。やっぱり本場の店は美味しいですな。きっとお酒に合うんだろうなと思いながら未成年であることを悔やみました。なんでそんなこと思ったかと言うと目の前の人間がバカみたいなデカさのジョッキで飲んでいたのです…

画像23

画像24

画像25

まとめ

とっても楽しかった。改めて良いシーズンだったと思いました。それを締め括る良い旅でしたね。また来年も行けたら良いなぁと思いながら大阪を後にしました。

大阪駅でジュースを買ってくると言って親父が消えた話はしないでおこうと思います。本当に今度からは平塚に置いていこう。

改めて今シーズンを共に戦い、喜び、心で叫んだ湘南ベルマーレの仲間たちに感謝を。そして来年もよろしくお願いします!以上観戦記でした!

画像26

画像27


この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?