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#16 『夢幻鉄道』と駄菓子屋

妻が免許を持っていないので、休みの日に運転手をするのが結婚してからの習慣だった。
今までは家族みんなで出かけていたのが、コロナ禍で買い物メモを持たされ、一人で買い出しに出かける週末が続いている…
エレベーターから降りた所には、駄菓子を多く扱うテナントが新しくオープンしていた。

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駄菓子屋は、私と彼女の家の中間付近にあった。店舗は角地に建っていて、側道側にはインベーダーゲームやピンボールなどが並んでいた。
アスファルトの道には白い石で、大小の丸い輪っかが描かれ「けん!けん!ぱっ!」と、弾むような彼女の声が響いていた…

夢幻鉄道に乗って、彼女はまだ来ない…

#夢幻鉄道
#キングコング西野
#西野亮廣

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