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マッドパーティのトリセツ

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はじめに

この度は当記事を閲覧いただきありがとうございます。
札幌学生組の「らいじん」と「RAIN」と申します。
当アカウントでの投稿は初めてになりますので、まず初めに僕たちのグループの紹介を軽くさせていただきたいと思います。
札幌学生組はグループ屈指の実力者「めったぁ」を中心に北海道札幌市で一緒に練習や調整をしていて、7人の学生で構成されています。

今まで、各個人で記事を書くことは度々ありましたが、学生組として記事を書く試みは今回が初めてとなります。
今後もこのメンバーでの活動記録はこのアカウントで投稿していこうと思っているので、今後の活動を見守っていただけると幸いです。

さて、今回は先日行われた「ごぼ杯」にてマッドパーティを使用した2名が優勝と準優勝という結果を残したため、記事を執筆する運びとなりました。

今週末に迫るCL横浜やシティリーグシーズン1のデッキが決まってない方に対しては「使用デッキの候補の一つ」となるよう、またもう既にデッキが決まっている方は「もしマッドパーティに当たった際にはどのような立ち回りをしたらいいのか」がしっかりとわかるよう、最後まで読み終えた際に「読んでよかった」「参考になった」と思っていただけるように誠心誠意執筆いたしましたので最後まで読んでいただけると幸いです。
                             文責 RAIN

それぞれのデッキレシピと当日のマッチアップ

まずは RAIN の構築と当日のマッチアップの紹介となります

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僕はこの構築を使用しました。
当日のマッチアップは以下の通りです

予選

一回戦 vs三神ザシアン ○
二回戦 vsルカメタ ○
三回戦 vsセキタンザン ×
四回戦 vsムゲンダイナ ○
五回戦 vsムゲンダイナ ×

決勝トーナメント

一回戦 vs三神ザシアン ○
準決勝 vsムゲンダイナ ○
決勝 vsマッドパーティ ×

以上となります                    

ここからは らいじん が使用した構築と当日のマッチアップになります。

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こちらが当日使用したデッキです。
当日のマッチアップ

予選

一回戦 vsムゲンダイナ ◯
二回戦 vs小ズガ ◯
三回戦 vsコンボザシアン ◯
四回戦 vsセキタンザン ◯
五回戦 vsムゲンダイナ ×

決勝トーナメント
一回戦 vsコンボザシアン ◯
準決勝 vs三神ザシアン ◯
決勝  vsマッドパーティ ◯

という結果で、マッドパーティ2人で1.2位フィニッシュできました。

各カードの採用理由

ここでは二人の構築で異なる枚数のカードをそれぞれ解説していきたいと思います。

RAIN
ミュウツー 1枚
終盤のボスを確定させることができる優秀な札
これを入れておくことによって猿知恵で山に残して置ける枠を回収ネットやエネなどのカードに回すことができるのでより安定して回せるようになります。

スーパーボール 3枚
ポケモンが多いためまず外すことはなく、その後のクイックやミストレで持ってくる札を絞りやすい便利なカード。
ただ確定サーチではないので、無理やり枠を作ってまで4枚入れるカードではないし、ほかのカードを採用する際に減らすならここだと思います。

回収ネット 4枚
らいじんさんのレシピとは異なり、ミュウツーが入っているためフル投入

風船 1枚
デデンネを前に縛られた際にこれがないとエネを1枚無駄にしなくてはいけなくなるためあったらいいなのピン採用

ローズタワー 1枚
悩みに悩んだスタジアム枠。事故回避のために入れたがあまり使う場面がなかったので後述する採用候補カードの中から気に入った札を選んで入れていただけるといいと思います。

らいじん
基盤となる部分はだいたい同じなので、特記すべきカードについてだけ詳しく書きます。
・メタモン-ケケンカニ 各1枚
対ムゲンダイナ、対雷に対しての切り札。個人的に昔使っていた経験があるので、思い出枠としての採用しました。初見殺しの一発芸カードなので、デッキを精査していくと抜けるカードだと思います。ケケンカニをちゃんと使うことを考えるならマケンカニまで採用するべきだと思います。枠がないので、下はポットデスと分岐で進化できるメタモンのみの採用に至りました。
 備考:メモリーカプセルとホルードも採用候補ではありましたが、ムゲンダイナを1回で倒すにはトラッシュに9体必要で、そこまでトラッシュに送れているゲームは2.3回で倒しても間に合うゲームのことが多いので、不採用になりました。

・グレートキャッチャー 1枚
コンボを決めて3-3の勝ち筋を通す際に、サイド3取った段階でリセットスタンプから、博士で走った先の勝ち筋として残しておきたいカードなので1枚はほしいカードです。

・ツールスクラッパー 1枚
三神ザシアンに多く採用されている、大きなおまもりによって2.3回の攻撃で倒せなかった時にサイドレースが追いつかない可能性があったため、実質打点を30あげるカードとして採用しました。大会ではセキタンザンVmaxについたタフネスマントを剥がして2パンで倒せたのであって良かったカードではあります。しかし、打点が足りることが多いので、このカードは要検討枠だと思います。改良版のレシピでは不採用になっています。

・サンダーマウンテン♢
デデンネGXを盤面から自主退場させて、負け筋を消すために採用しました。また、ザシアンVなどに打点が足らず180ダメージ乗って取りこぼした時などに、それを取りながら負け筋がケアできるので、使い勝手がよかったです。このデッキはポケモン入れ替えや風船などの入れ替えの系統のカードが、回収ネットしか入っていないため、デデンネを前で縛られるとエネルギーを1枚とその手貼りの権利を無駄にしてしまうことになります。サンダーマウンテン♢以外のスタジアムを採用する場合は入れ替え系のカードを何か入れることをお勧めします。

採用候補カード

 マッドパーティにおいて最も意見の分かれるところは「どこのスタジアムを採用するか」だと思います。私たちが考える採用候補のスタジアムとしては以下の5つです。
そらのはしら
フラダリラボ
サンダーマウンテン♢
ローズタワー
混沌のうねり

各カードのメリットは以下の通りです。
・そらのはしら
 そらのはしらはベンチのポケモンを技のダメージや効果から守ることができるので、天敵であるドラパルトVmaxやアローラサンドパンGX、ウルトラネクロズマGXのGX技を防ぐことができます。

・フラダリラボ
 マッドパーティというデッキは特定のポケモンの道具に依存しないデッキタイプなので、一方的に相手の風船や大きなお守りの効果を消すことができます。デメリットとしてデデンネGXを前に縛られた時、逃すためにはツインエネルギーを貼らなければならないので、そこでテンポをロスしてしまう可能性があります。採用するならポケモン入れ替えまで必要かもしれないです。

・サンダーマウンテン♢
 デデンネGXを自主退場させられるカードで、デデンネGXをバトル場に縛られることもなくなります。デメリットとしては雷対面で相手のサンダーマウンテン♢を割ることができないので相手が有利な状況が続いてしまいます。

・ローズタワー
事故率を減らすためにRAINが採用したカード
あまりハンドが二枚以下になる場面が少なかったので、よほど心配性ではない限り採用することはないかなと思いました。
また、相手にもアドを与えてしまう可能性がある点も評価しにくいポイントです。

・混沌のうねり
混沌のうねりは、この中で1番消極的な選択ではあります。貼られると辛い無人発電所やワンダーラビリンス♢、ブラックマーケット♢などのスタジアムを止めることができます。しかし、無人発電所もワンダーラビリンス♢も状況次第では特に影響もないことが多い上に、ブラックマーケット♢もそこまで採用率が高いカードとは言えないので、そこまで必要なカードではないと思います。

CLで想定される対面の立ち回り解説

vsムゲンダイナ 五分
相手の構築や回り方次第で大きく変わる対面です、ガラルジグザグマと回収ネットの枚数やブラックマーケットの有無でかなり変わります。
癇癪ヘッドでサイドを取られるのは仕方ないしサイドレースは間に合いますが、ポットデスが立たない事が問題になってくるのでできる限り初ターンでヤバチャを展開しておくことと、ブラックマーケットが見えるまでむやみにスタジアムを張らないことを意識して戦うといいと思います。

vs超MM  有利
MMが超弱点であるため、相手は殴り手を絞らざるを得なくなるのでだいぶ悠長に立ち回れます。ただ、滅亡の光とデプスボムが負け筋になるので、不用意にホルビーを並べすぎないように、またギラティナにはなるべく付き合わないように意識して立ち回るとさらに勝ちやすくなると思います。
加えてこの対面はマッドパーティ側が後手1で前のマーイーカを取ってサイドが5になるとボスでカラマネロ、もしくは前に出てきたギラティナを取って最後コンボで占めることができるためサイド3の状況を発生させることなくゲームを進めることができるので、超MM側はなるべく後手1でサイドを取らせないように前に壁にできるポケモンを置いて番を返すのが理想だと思います。

vsルカメタ 微有利
3-2とコンボで勝つことができるので割と楽な対面です、できるだけポッドデスで殴りに行けると鋼鉄の拳で倒されないのでより戦いやすくなると思います。
マオスイレンで粘られることがきついですがルカメタ側もマオスイレンを連打するのはハンドリソースの点で難しいことから、
ルカメタ側の対策としてはルカメタ2体で相手をして、ホルビーを優先的に狩っていくのが効果的です。
終盤に超抵抗やダメージ軽減を生かして詰みの盤面に持ってけるよう長期的な視野でプレイしていくといいと思います。

vs雷系統 不利
マッドパーティが最も苦手な対面。雷というよりクワガノンがきついです。
雷だと思ったらある程度のリソースは仕方ないものとしてクワガノンを倒しきることができるハンドを整えましょう。
ピカチュウvmaxもピカゼクもクワガノンが複数枚入れられているケースはあまり多くない為1体目を突破してしまえばあとは何とかなります。
クワガノン単に当たった時は笑顔で投了しましょう。
                             文責:RAIN

vs三神ザシアン 有利
三神ザシアンは必ず三神が出てくるので、裏にいるザシアンかデデンネクロバットとコンボ合わせて3-3でサイドを取り切るプランが基本になります。後手3ターン目までに三神を倒せるように全力でマッドパーティをトラッシュに送ります。三神ザシアン対面はデデンネGXを取られてもサイド進行に変化はないので、序盤から使って大丈夫です。三神を倒した後に出てくるザシアンVかクチートGXを取りながらコンボを決めて勝ちです。基本的には有利ですが、クチートGXの特性でベンチを埋められたり、コンボパーツやデデンネGXを出されることには注意してください。さるぢえで山上に避難させたり、手札のたねポケモンは早めにクイックボールなどで切りましょう。コンボも決められるなら早めに決めた方がいいです。また、三神ザシアンにジラーチが入っているタイプは三神ジラーチジラーチだけの盤面にすることでこちらのコンボで負けることなく、サイドを取り切ることができるので、そのような盤面にされた場合は気合でコンボを二回決めてください。

vs小ズガ 有利
小ズガは普通に戦ってたら勝ちます。ハンド干渉もされない対面なので、コンボ決めて早めにゲームを決めましょう。1-1-2-2か2-2-2でゲームが終わると思います。レジリザを使ってきた場合はレジリザとオドリドリで3-3でとって勝てます。

vsセキタンザン 五分
セキタンザンはサイドが3枚取られるまでにセキタンザンVmaxが取れるかどうかが勝負になります。マオ&スイレンでの回復やストーン闘エネルギー、ムキムキパッドでのバフを乗り越えられるか、というゲームです。この対面ではサンダーマウンテン♢を使ってデデンネGXを盤面から退場させるプレイが出来るか、も大切になります。
 また、1つの負け筋としてマグカルゴGXのマッグバンGXでの山札切れがあります。相手のデッキ内容によって、山札が5枚以下にならないように気をつける必要があります。私(らいじん)の当日の対戦では相手のマリガンでマグカルゴGXが見えていたので、中盤からはあまり山を掘りすぎないように気を付けてプレイしました。

vsマッドパーティミラー 後手有利
多分ジャンケンで後手を取った方が勝ちます。ミラーはホルビーを雑に切らないことと、コンボを複数回決められるように回収ネットを慎重に使うことを大切にしましょう。デデンネGXが出てきたら取り漏らさないようにしましょう。
文責:らいじん

さいごに

最後まで閲覧いただきありがとうございました。
この記事を読んで何かわからないことやご意見がありましたら「らいじん」(@raizin_cas0)もしくは「RAIN」(@rain_pcg)までDMいただければ可能な限りお答えしていこうと思います。
今後も不定期ではありますが、学生組で記事を書いていこうと思いますのでよろしくお願い致します。

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