見出し画像

音痴なので、カラオケは広瀬香美とまふまふとガチャピンで練習する話。

すごい音痴なんですよね。というか、音楽的なセンスがなくて。「耳が良くないんだな」と、22歳の頃にやっと気が付いたときは、小さな感動がありました。
きっかけは、アルバイトでイヤホンマイクを使って働きはじめたことで、その上達があまりに遅かったことです。それでも僕は、耳の悪さには気が付かず、要領のわるいバカなんだろうな (それもあっている笑) と無責任に考えていたのですが、ある日「耳悪いんじゃない?」とストレートに言われて、ハッとしました。

振り返ると、スッと腑に落ちることがいくつかありました。耳を使う行為全般が苦手なんです。きっと、音楽を聴く習慣のない家庭で育ったのも、大きかったのだと思います。義務教育のリコーダーが1人だけ永遠にできなかったり、同級生がみんな見ていたであろうMステの楽しみ方がわからなかったり、英語のリスニングが全然わからなかったり、流行りの音楽をリアルタイムで聴いても良さがわからなかったり、そのどれもで能力的な不利を潜在的に感じていました。人間不思議なもので、他人よりも圧倒的にできないことって、なにが原因でなにが分からないのかが全く理解できないまま思考が停止するんですよね。

そんな僕なんですが、コンプレックスというのは、大人になるにつれて、様々に、処世術を身につけていくのですね。YouTubeがあってほんとによかったなーと思います。

僕のカラオケをするときのイメージはこんな感じです。

・メロディ?音程?リズム? (ざっくりわかりますが、精度が皆無なんですね。例えば、ボカロ曲をボカロの状態のものを聴いて、歌える人の意味がわからないとか、キーの概念がわからなくなるとか、米津以降のアーティストってどうやって声出してるかわかんなくてすごいなとか、そういうことが起きます。)
・高い声を出すか、出さないか (2択か?)
・叫ぶか、叫ばないか (2択でええのか?)
・喜怒哀楽

まさかの2択が過半数を占めました。音痴なのに、高い声で叫ぶことと感情表現が好きだから、歌うことは全然嫌いじゃないですね(ただの迷惑)。
そこで、どうなるかっていうと、高い声で叫ぶ感情表現のわかりやすい歌い手のカバーを聴くと、意味がわからなかった曲もわりと歌えるようになるんです。その条件で検索していくときに、広瀬香美さんとまふまふとガチャピンは完璧なんですよ。高い声で叫びたいけど、音楽に自信のない人が世間にいるのかは知らないが、オススメしたいぐらいには最高です。

ということで、広瀬香美さん、まふまふ様、ガチャピン、これからも応援しています。(私欲)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?