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声と結び付きと保管場所

『Regret Report./リグレットレポート』第9回。
これは毎週土曜0時に配信しているPodcast番組
『Re:creation Port./レクリエーションポート』を題材にしたエッセイです。
まだ聴いていないという方は、先にPodcastを聴いてから読むと、より楽しめる内容になっていると思います。

『#33 電話の声って高くなるじゃん?』

ラップバトルについての話から始まり、電話の声についての話になり、今回はなんとなく話題に一貫性があったような気がします。
意図せずそうなると、なんだか良い気分になったりしますが、意図してそういう風にしていけた方がいいんですかね…

声って不思議ですよね。
子どもの時、カセットテープで初めて録音した自分の声を聴いた時には、気持ち悪い!
普段、自分はこんな声で話しているのかと驚いたものです。
僕は小学四年生の時と中学生卒業してからの二回、声変わりがあったようで。
声変わりって複数回あるのか、よくわからないんですが、周囲の反応を察するにそうなんだろうなと。

Podcastを配信しておいて言うのもアレですが、僕は自分の声に対して複雑なものがあります。
コンプレックスとまでは言わないけれど、それに近いようなものがあるのです。
なんだか中途半端というか、使い勝手が良くない声だなぁと。
でも皮肉なことに、恐らく僕の人生において人に一番褒められているところが声なんですよね。
見ず知らずの人と少し話をした時や、舞台を観に来てくださった方には、素敵な声ね、なんて言葉をかけていただくことがあります。
レクリエーションポートでも、声についての感想をいただいたりして、戸惑ってしまうわけなのです。

勿論、皆さんがそう言ってくれるのは素直に嬉しいです!
でも声に対して自意識過剰な僕はどこか面映い気持ちになってしまうわけです。
何気なくでも、素敵ねって褒めてくれる人がいるおかげで、僕は自分の声を受け入れられているように思います。
ありがとうございます。

番組内で、高い声は相手の警戒心を解く効果があるというような話をしましたが、人間の認知って面白いですね。
色々な感覚が結びついて形成されてて、音の話は番組で話したので割愛しますが、人間って感情を空間に保存するんですよね。

楽しい思い出は上。悲しい記憶は下に保存されているらしいですよ。
楽しいことを思い返す時は視線は上に向かい、悲しいことを思い返す時は俯いたり。

坂本 九さんの名曲『上を向いて歩こう』も悲しいけど物理的に視線を上に上げて悲しみを緩和する効果があると個人的に推察します!

あとは、何かを思い出す時は視線は右で、創作する時は左、なんて話もありますよね。
とても面白いなぁと。

番組収録時、ここまで話す時間がなかったので、ここで補完しようかなと思い、今回はこういう話題にしました。
なんだか取り留めのない内容になってしまいましたね…


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今回のエッセイのテーマ、
『#33 電話の声って高くなるじゃん?』のダイジェスト版もあります!




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