やる気測定器なんてないから
『Regret Report./リグレットレポート』第26回。
これは毎週土曜0時に配信しているPodcast番組,
『Re:creation Port./レクリエーションポート』を題材にしたエッセイです。
まだ聴いていないという方は、先にPodcastを聴いてから読むと、より楽しめる内容になっていると思います。
『#52 やる気ぃ〜スイッチ君のはどんな仕組みなの〜? 』
やる気って難しいなと思います。
やる気というものの扱い方が子どもの時からよくわからないんですよね。
それって、周りに既定されちゃうからのような気がします。
自分では、やる気満々で取り組んでても周囲からアイツはやる気がないと評価されてしまったり。
頑張るって言葉も同じですよね。
日本特有のものなのかな。
やる気とか、頑張るとか、ニュアンスとして結構曖昧だと思うんだけど、何故か大きな価値基準を持ってたり、風潮として信奉されてますよね。
僕は子どもの頃、そういうものに苦しんでましたね。
まぁ、僕はボーッとした子どもだったし、周りから見て何考えてるかわかりにくい部分があったと思うから仕方ない部分もあるんだろうなとは思いますけど。
やる気って皆んなあると思う。
でも、その表れ方は人それぞれ違う。
周りから見てわかりやすい人もいれば、そうじゃない人もいる。
逆にやる気なんか大してなくても、ある風に見せることが出来る人もいるし。
そういう表面的な部分で評価されちゃうから、やる気があったのに無くしてしまったりする人も少なくないと思う。
無理しなくていいと思う。
あなたには、あなたのやる気があって頑張りがある。
それでいいじゃん。
周囲が求めるわかりやすさよりも、あなたの中のやる気の方が大事だと思う。
その方が物事にちゃんと取り組めると思し、
成果も出やすいと思う。
周囲の評価に合わせてばかりいると、段々と本当の自分の気持ちがわかんなくなってきちゃう気がする。
そうなったら、本当にやる気ってやつは起こらなくなってきてしまうように思う。
心の声が聞こえなくなって、心が弾力を失い張り合いがなくなる。
それが一番良くない。
自分をちゃんと見てあげることが大切。
自分で自分をちゃんとわかってあげて、目標に向かって取り組んだり、やるべきことをやってれば、それでいいんじゃないかしら。
それでもやっぱり生きづらさや、居心地が悪いなと思ったら心の中は変えずに、みんなが求めるやる気あります!ってフリをしてやればいいと思う。
自分の中に、ちゃんとやる気があってやってるならフリだけでもいいのよ。
それもある種の歩み寄り。
それも上手くやってくための努力の一つ。
なんて僕は思います。
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