アクスタFestに参加した
9月10日に開催された" アクスタFest "に参加した感想を残しておきたい。
はじめに書いておくが、このアクスタFest(祭り)は、結果的に賛否両論を呼んだ。
何故かはこの先のブログを読んで頂ければ、大体わかると思う。
ただ私はあくまでも "祭りに参加した感想が書きたい" だけであり、この催しをどうのこうの言いたいわけでは無い。
それだけは十分ご理解頂き、本文をお読み頂けると幸いである。
◎9月3日
ジャニーズファミリークラブ(ジャニーズFC)から突然のメールが届いた。
タイトルは、
『オンライン限定 アクスタストア "Johnnys アクスタFest" オープンのお知らせ』
……オンライン????……アクスタ????
気になるその内容はというと、
『9月10日に新作アクスタが特設サイトにて販売されます!楽しみにしててね!(要約)』
というものだった。
メールをザッと読んだ時点では、胸が躍った。
だって、アクスタ大好きだから♡♡♡
このSNS時代、アクスタはめちゃくちゃ役立つ。
推しを手軽に持ち運んでライブ会場や記念の場所で写真を撮るのも思い出になるし、その写真をSNSにアップするだけで映える。
写真に写さなくても、家で並べたりコレクションするだけでも癒される。最高。
もちろん全オタクがアクスタ好きなわけではないが、オタ活において好んで利用している人は多い。
そんなオタクの大好物ともいえるアクスタが新作で出てくるなんて、もう喜びしかない。
ありがとう事務所様〜〜!!!!!!
全力で買わせていただきます〜〜!!!!!!
もうほんとに事務所に足向けて寝れない〜〜!!!!!!
なーーーーんてウキウキしながら、もう一度文章をよく読んだ。
数量限定?……まじか……
……会員登録が必要なのね!
ん?……事前登録できません……?
……へーー……
ただ、この時点ではサイトオープン日の1週間前。
後々詳細もくるという話しだったし、楽しみの方が大きかった。
◎9月9日
しかし、待てど暮せどアクスタFestの詳細が来ない!!!
どうしたんだ事務所様!!!
……と思っていたら、ようやく詳細メールが届いた。
いやいや、前日や。
まあ、文句言ってても仕方ない……会員登録を事前にしてしまおうじゃないの!!!!
と思いながら詳細文に目を通す。
いやいや、会員登録は当日にならないとできないじゃないの!!!!!!
しかも全デビュー組が対象になってて、一斉販売っぽい!!!!!!
え、デビュー組って全部で何人だ……?
相当数いたよ……ね……?
サーバー対策大丈夫か??!!!
果たしてちゃんと買えるのか??!!!
そんな漠然とした不安が生まれた。
そしてこの不安を感じたのはどうやら私だけではなく、Twitterを眺めていると同志たちがこの祭りに対する様々な気持ちを垂れ流していた。
◎9月10日/11日
モヤモヤした気持ちが晴れないまま迎えたアクスタFest当日。
販売は12時開始だったので、ゆっくり起床し普段と変わらない土曜の朝を送った。
(以前Jr.のアクスタ販売に参加した時は早朝5時販売開始で死ぬほど眠かったので、今回の販売開始時刻は本当にありがたかった。)
そして11時50分を過ぎた頃、私もスタンバイに入った。
用意したのはiPhoneとiPad。2台あればどちらか繋がるでしょと思いながらサイトに接続準備。
時計が12時を回ったのを確認し、サイトへ接続した。
通常こんな風にページが現れるのだが、↓
初めは全くページが出なかった。
30分程格闘してもなかなか様子が変わらないので、
これはもしかしてPCの方が接続が速いのか……?
と考え、即起動。この時点で計3台稼働状態。
秒でページ開いた。
なんだ、ページ開くじゃん!!!!勝った!!!!
と思ったのも束の間。
ここからが本当の闘いだった。
トップページでタレントの写真もしくは名前をクリックすると、商品詳細ページへと飛んだ。
ここで『カートに追加する』をクリック。
すると、いよいよ "あいつ" と初対面を交わす時が来た。
なんこれ????
暗号????
不明なものが出たらとにかく検索!
ということでTwitterで調べると、どうやらエラーページだということが判明。
そりゃそうだ、やっぱサーバー落ちてるよね。
何百万ものジャニオタが一斉に闘いにかかってるんだもんね。スーパーのタイムセールの母ちゃんたちでもこんなに群がらんよ。
気を取り直してもう一度商品ページへ戻り、カートに追加しようとすると、
なんこれ????(2回目)
どういうこと????(2回目)
……まさかもう売り切れたってこと……?
数量限定販売って書いてあったし……?
オタク、突然のマイナス思考!
出会ったことの無いものに出会うとすぐ心配症になるやつ!
1人で疑心暗鬼してても時間がもったいないので、切り替えてすぐにTwitterへGO。
やはり、同志たちが同じ状況で不安がっていた。
しかし、リロードしまくればまたカート追加できるという情報も多数出てきていたので、無心でリロード。
……よっしゃ黒色に戻った!!!!!!
そして再びカートに追加。
そこから、再挑戦しては502。
いやもう一回!502!まだまだ!502!もういっちょ!502!
こんな感じで目当ての商品をカートに追加できることなく、エラーページの502を嫌気がさすほど見ながら1時間ほど過ごす。
すると、少し変化が起こった。
よくわからないけど変化があったことで謎のモチベーションアップに繋がり、ウキウキしながらまたカートに追加し直す。
もう、ずっとこの繰り返しだった。
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、この繰り返しだった。
ごはん食べてる時も、出掛ける時間になっても、お風呂入ってる時も、家事をやってる時も、キンプる。見てる時も、SixTONESのオールナイトニッポン聴いてる時も、それスノ見てる時も。
ずっとこの繰り返しだった。
(後半、オタクの日常だだ漏れ。)
あまりにも買える兆しが見えないのでTwitterを覗くと、既に購入出来た同志から購入方法への助言がたくさん出ていた。
まずはなにより会員登録を済ませないとスタートラインに立てないよ!
iPhoneの場合はプライベートモードでやった方が繋がりやすいよ!
タブは何個も作って時間かけてやると自然とアクセスされてることもあるよ!
などなど、数々のありがたい助言で溢れていた。
見ず知らずの同志たちに心の中でお礼を言い、心の中で熱い抱擁を交わしながら、教えて頂いた方法を一つずつ試していった。
全く繋がる気配無し。なんでなん。
もう諦めようかと思いながら再度Twitterを覗く。
同じく繋がらない同志が嘆き文をツイートしていたり、ジャニタレのアクスタ写真大喜利が開催されていたり、諦めも肝心☆こんなの運だよね☆と開き直っていたり、様々な思いのオタクが溢れていた。
この時点で、祭りに参加して24時間は経過。一向に繋がる気配は無い。
だんだん、もう買えないかもしれないという焦りと、なぜ買えている人がいるのに自分は会員登録もまだなんだという悲しみや苛立ちが湧いてきた。更に、ずっとブルーライトを浴びてるせいか目が重たい。さすがに心身共に疲れていた。
もう、諦めも肝心かも。
そんなギリギリの状態に追い討ちをかけるように入ってきたある情報。
『売り切れが出てるっぽい』
たしかに数量限定とは言われていたが、もう??
まだ大半の人が買えてないみたいだけど????
半ば諦め状態だった精神に喝を入れTwitterで検索をかけると、自担のグループから売り切れが出始めていた。
やばい。このままじゃ本当に買えん。
幸いにも自担はまだ生きていた為、再挑戦。
何度やっても繋がる気配は無いが、自担のアクスタを買いたい一心で、夢中でページをリロードした。
夢中であり、無心。
何度もリロードをし続けた。
その時は、突然やって来た。
リロードの秒数が突如重たくなり、会員登録画面が開いたのだ。
♪───O(≧∇≦)O────♪
(顔文字とか久々使った)
一個一個間違いが無いよう、慎重に情報を登録。
完了ボタンを押すと、秒でメールが届き、詳細を記入。
見事、会員登録が完了した。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
その勢いのまま、商品ページへ移った。
Twitter情報によると、会員登録が終われば買い物無双状態が始まり、約2分程続くとか続かないとか。
【とにかく時間との勝負!冷静に!慎重に!丁寧に買い物を終えよう!】
このコンセプトを掲げ、いざ買い物開始。
はやる気持ちを抑えながら、欲しい商品を慎重に丁寧にカートに追加していく。
いや、めちゃくちゃスマートにカート入るやん。
さっきまでカートに追加ボタングレーver.出てましたけど。
502と日本語エラー文どこいった。
順調に買い物をさせてくれるアクスタFestサイドに対し冷静に噛みつきながら、ミスもなく買い物終了。
完了ボタンを押し、ご注文完了のお知らせメールが届いた。
ここに来るまでにかかった時間、約30時間。
……さすがにちょっと泣けたよね。
目当ての人は1人売り切れてしまったけど、結果的に満足のいくお買い物が出来、私のアクスタFestは終了した。
本当に長い長い闘いで、時間と引き換えに眼精疲労と頭痛をいただきました。次の日本気で辛かった。(もう若くないなと実感して悲しんでないヨ。歳のせいには絶対にしないヨ。)
その後数時間してTwitterを覗くと、ほとんどのアクスタが売り切れていて、買えなかったという声がたくさん溢れていた。
私も相当時間がかかったけど、十分ラッキーな方だったんだな。
でもこんなにも欲しい気持ちの人が多いのに、ある意味運試しのような方法を取るなんて、やっぱり平和じゃ無いよね。
そんなモヤモヤと疲労感を抱えながら、この日は就寝した。
◎まとめ
このアクスタFestは不評の声がかなり多かったし、私自身もやり方はとても肯定できないと思っている。
が、あえてマイナス面では無くプラス面での感想を書き残しておきたい。
買えた人は買えてない人がページにアクセスしやすいよう、方法をとにかくTwitterに流して情報を共有していたし、買えてない人同士が互いに励ましあっている場面にも遭遇した。
こういうところから、オタクの熱を感じることができたのは、やっぱり嬉しかった。
個人的にオタクの好きな部分のひとつが、その" 熱量 "なので。
特にコロナ禍になって、現場でも声を出したり隣の人と手を取り合うなどの『一致団結力』みたいなものに触れる機会はどうしても減っていた。
グッズもオンライン購入に切り替わって、『グッズ列に長時間並んで欲しい物を手にする』という風潮からも遠ざかっていた。
しかし、今回の件でSNSを通してでも声をかけあったり情報を交換してるのを見ると、ジャニオタとしての勝手な仲間意識が芽生えた。
時間をかけて欲しい物に手を伸ばすというのも、どこか懐かしさを感じる行動だったようにも思う。
(勘違い防止のためにもう一度書くが、私はこの祭りの方法を肯定しているわけでは無い。)
良くも悪くもジャニオタの心に残りまくったアクスタFest。
ここに書いてあることが全てではなく、本当はもっといろいろなことが起こった催しだったのだが、ジャニオタの歴史上、今後も語り継がれるだろう伝説の祭りになったことは、間違いないだろう。
そしてそんな伝説に参加できたことは、今後のジャニオタ人生誇っていこうと思う。
とりあえず、完全受注生産(FC限定)になって良かった。
何事も、やっぱり平和が1番だよね。
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