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06_子どもたちとつくる〝キッズガーデン〟 始めます

kidsガーデンって?
NPO法人まちの食農教育が活動している神山町内でお借りしている畑を「kidsガーデン」と呼んでいます。NPOの理事である白桃茂(しげ)さんが数年前から果樹などを植えており、四季折々の旬の果物や木の実が手に入る「食べられる庭=エディブル・ガーデン」になってきました。

kidsガーデン(2021年4月)

畑の場所は神領小学校の前。学校側(写真奥)にはキウイフルーツやローリエ、ニッキ、レモングラスなどが植えられ、畑部分は小学生らが大豆を栽培しています。写真手前側には桑の実、びわ、キンカン、梨、いちじく、栗、ざくろ、レモン、りんご、みかんなど果樹がぎっしりと。果樹が実をつけるまでには数年かかることも。ここで活動したい!果樹が欲しい!と思ったときすぐに楽しめるように、と茂さんは準備を進めてくれていたのです(NPOが立ち上がることもこの畑で子どもたちが農体験をすることも、当初は話に出ていませんでした)。

「この場所を子どもたちやその親、じいちゃんばあちゃんも来るような場所にしていけるとえぇんちゃうで」

茂さんがずっと言い続けていること。

小学校3年生と大豆を植えた時(2021年7月)

そうなるといいなぁ…とは思いつつなかなか進まなかったこのkidsガーデンですが、この度、満を持して…「kidsガーデン部」として動き始めました!!!

主メンバーは、NPOのスタッフでもありあゆハウス(町内の農業高校に町外や県外から進学している生徒たちの寮)のハウスマスターなむちゃんと、あゆハウス生たち。

あゆハウスにごはんをお呼ばれした時に「kidsガーデン部」が発足しました。
あゆハウス生 14名が手を挙げて入部。

毎回3〜4名くらいの有志が畑にやってきて収穫または除草など畑のお手入れをする、という感じで「やってみよっか!」の数ヶ月が続きそうです。

小さな子どもたちを対象にしたイベントの企画も始めています。「子どもから大人まで様々な世代の人が農体験をできるような場所に」が実現するのももうすぐです…!!

この1ヶ月、どんな活動をしてきたのかをすこし。

第1回 キッズガーデン部

ピンクポップコーン、梨(初!)、レモングラス、レモンを収穫。

油で熱するとピンクのポップコーンができました!
台風の影響か、どっさり落ちていたレモン

第2回 キッズガーデン部

栗がたくさん落ちていました。ほか、サツマイモの試し掘りと除草、相変わらずわさわさしているレモングラスも部分的に刈り上げました。

栗はとても大きく良い状態◎
まだ少し小さいか…
旬を過ぎたかな…レモングラス
「サツマイモ掘りとか、できるといいよね〜」と、相談中。

第3回 キッズガーデン部

この日は大人2人のみでした。生い茂っている大豆の葉を整え、サツマイモの試し掘りをしてみると、前回よりふた回りほど大きい芋があらわれました。大納言小豆の鞘がぷっくりと膨らんできているのもうれしい。お餅をついてぜんざいにするのが楽しみです。

神山の在来大豆
なむちゃん/サツマイモは2週間でとても大きくなっていた!収穫できそう。
大納言はもう少し時間が必要かな

あゆハウス生のごはんづくり

寮生活をしているあゆハウス生たちは、毎日ごはんを作っています。もちろんkidsガーデンで収穫したものを自分たちで料理して食べる、ということも。尊敬。

持ち帰ったサツマイモを食べたよ!の写真。おいしそう〜

まずは週1回の定期的な活動を続けながら、小さな子どもや大人と食農体験ができる場所にしていこうと計画中。その中心に高校生がいるというのはとても頼もしいことです。

kidsガーデン部の様子はインスタグラムでもお伝えしていきますね。
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