【#24 内政強化-人材】エアコン屋(建設業)で独立して稼ぐ!
内政強化とは様々な手法があると思います。
今回の記事では、「人材」を取り上げていきます。
内政強化としての、人材ですから、「社員」という事になるかと思いますが、当然、一定規模には、一定数の社員が必要となりますが、まずは、「1人目の社員雇用」について考えていきます。
さらに、近年の「売り手市場」を鑑みたケイズエアシステムなりの「社員雇用以外」を、現段階での行きついた形をご紹介いたします。(2024年8月現在)
1.社員を雇うという事
一人親方の方で、これから真剣に事業拡大を考え、社員雇用について検討している方から、よくこのような、相談を受けます。
「社員を雇うということは、社員の人生に責任を持つということなので、簡単に雇うという選択ができません。」というような内容のことです。
当然、社員を雇用するということは、社長としての責任が生まれます。
それは、雇用主としての責任です。
主に、労働規約に基づいた雇用を行い、続けていくということ。
給与を払ったり、休暇であったり、災害保証や、福利厚生のこと。
ただ、どんなに立派な会社でも、「社員の人生に責任を持つ」なんて言う事は労務規定には、書いてありませんし、社員からしてみたら、正直、余計なお世話かもしれません。
私たち経営者が行うべきことは、前述した労働規則に基づいて、雇用すること。その契約を、守るという事。
もし、あなたが、雇用主で、社員を雇うことに対して、
・仕事が減って給料が払えなくなったらどうしよう。
・景気が悪くなったらどうしよう。
・社員の給与が満足いくほど、払い続けることができるのだろうか?
ということに悩んで、雇用に二の足を踏んでいるとしたら、いいことをお伝えします。
どんな社員も、自分のことは自分で守ります。
あなたの会社に雇用された程度で、人生どうにかなったりは、しません。
そこまで、会社に依存する人は、そもそも、公務員か何かになっています。
なので、安心してください。
少しでも、自分の希望の条件に合わなければ退職しますから!
なにせ今は、「売り手市場」ですから。
それよりも、めぼしい方がいるなら、今すぐ雇え!!
そして、その方と、成果を出すことを考えろ!
成果が出ない人と、「だらだら」と仕事するな!(でも、解雇はよく考えてからにしてね!)
ケイズエアシステムも今まで、100名以上の方を面接して、数十名を雇用してきましたが、今現在は、親族以外では、2名(役員1名 社員1名 2024.8現在)のみです。
皆さん、様々な理由で、退職していきました。
その中には、今でも、協力関係を保ち、仕事のやり取りのある方もいます。
優しくして、つけあがる者。
厳しくして、すぐに諦める者。
優しくしたことを恩義ととらえ、今でも関係性が続いている者。
厳しくしても、歯を食いしばって、前に進みつづける者。
いろんな方がいて、いろんな関係性があり、いろんな結果になっております。
ただ、どうであれ、私のせいで、人生めちゃくちゃになった者は一人もいません。
なぜなら、今現在のその人の状況は、本人の選択に基づいた行動の結果でしかないからです。
どんなに、私が関与したくても、本人の意思決定と、その行動、その結末は、私のコントロールできる領域ではありません。
なので、雇用をとても重く考えている、親方さん!もっと気楽に考えましょう!
何より、あなたの技術や知識を、欲している未来の職人も少なからずいます。
あなたの、勝手な裁量で、その道を閉ざさないでください!
ガンガン、雇用しましょう!!
2.社長と社員の関係性
そこで、まんまと、雇用に成功してからの話です。
社長と、社員は、家族のように仲良く!
という理想もあるかもしれません。
私個人としては、社長と社員の関係は、
法人格に利益をもたらすための「ビジネスパートナー」ではないかと思っています。
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