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人のために行動すると幸せになる?!【行動経済学】



伝統的な経済学は


伝統的な経済学では、人間は自分の利益を求めて利己的に行動するとされていた。
(「行動経済学の超基本」より)


その一方で、人は他者に対して思いやりをもった行動をする。

先日のstand.fm大人の給食室、朝LIVEで「人はお金だけでは動かない?!」という話をした。

報酬をもらうと返ってやる気をなくすことがあるのは、この典型的な例だろう。
例えばボランティアの場合、誰かのために役に立つ事がモチベーションになるが、少しばかりの報酬があるとお金がモチベーションに変わってしまい、損得を考えてしまう。


社会的選考


「行動経済学の超基本」には、

・社会のメリットを考慮する心理
・利己的だけでは説明がつかない人間の心理
・他人のことを考えて行動すると幸せな気持ちになれる

と書かれている。

以前に、こんな話を聞いた事がある。

人の幸せは自分だけの幸せでは限りがあるが、他者の幸せを一緒に喜んだり、幸せだと感じる事が出来れば、何倍にも幸せな気持ちになれる、と。

それは心が豊かになり、人生が豊かになる事だと思う。

人のために行動すると幸せになる


「利他性」に基づく行動が幸福度を高める実験が面白い。

参加者を2つのグループに分け、渡されたお金を17時までに自分のために使うグループ、もう一方は他人のために使うグループで実験を行い幸福度を評価した。

自己評価ではあるが、他人のために使ったグループの方が幸福度が高いという結果になった。

誰かの事を思うながら選ぶ時間、何を買ったら喜ぶだろうかと想像しながら選ぶ時間は、間違いなく幸せな時間だと思う。

そう言えば以前にそんな記事を書いた。

今は亡き父に会いに行く時、今度は持って行ってあげようか… と考える時間。それは、間違いなく幸せな時間だった。

普段は「誰かのため」ではなく
「まずは自分が一番ご機嫌でいられるように」と発信している私なのに、

「父のため」に、何かを選ぶ時間は
間違いなく幸せな時間だった。

持って行くあてのないみかんを手に取り
父を想う。


「買い物途中でふと思い出す」note記事より


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(8月1回分)

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