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栄養サポートできている?人は見ないでね!

SHOKU LEAD代表
公認スポーツ栄養士の馬明です。

皆さんは
栄養サポートというとどのようなイメージを浮かべますか?

この先は、
バリバリ栄養サポートをされている方ではなく
これから栄養サポートをしていきたい方や
チームや選手に関わっているけれどもセミナーや食事の提供など
栄養士としての価値を提供中心になっている方が読み進めて頂ければと思います!

バリバリの方には何ら参考にはなりません💦



課題を解決する栄養サポート

定期的な訪問やセミナーの実施、
そこにプラスで遠征先の食事調整なども行う場合もあるかもしれませんが
SHOKU LEADとしては
HP(下記参照)にも記載したように
スポーツ栄養マネジメントを活用したサポートを
「栄養サポート(=スポーツ栄養サポート)」と位置付けている

年に数回のセミナーに
食事調整や何か質問あった際の対応などを含めた関わり方でも
「サポート」という言葉を選ぶ方も多いかもしれませんが

大切なポイントとしては
課題に対し、必要な機会や関わり、コンテンツを提供し
それにより選手達がどのように実践し、あるいは変化したか
といった成果を評価し、
その評価を基にさらに課題解決に対し、改善していくことが
栄養サポートではないかと考えています

例えば、
試合時に補食内容や指示を出し、
どのように実施され、どのようなコンディションで
どのようなパフォーマンスを発揮できたのか、
食事取り組みに対しての成果を確認し、
よりよい方向へ改善していくこと、、、

実際に、
補食の指示を出すと習い行ったけれども
実際に食べていない選手も数名いたり
指示した時間では食べれなかったなど
現場特有の柔軟な対応が指示するだけではできていない
ことが試合帯同をして気づいたことである

そして、
高校時代、全国大会出場経験をしてきた私からすると
勝ち負けでは推し量れないものも成果にはあるし
日本一を目指すけれども
その1位をとれるのは1校であり、
それ以外のチームは負けなのか、、、
確かに負けは負けだが、それ以外にもスポーツをしてきた経験が
何かしらの成果として得られる、表すことができるのではないか
特に学生スポーツではその視点をももちながら関わることが大切ではないか
そう思うことがある

コミュニケーションが肝

そのためには
一方通行のコミュニケーションではなく
活発な双方向のコミュニケーションが
サポートには不可欠である

その双方向のコミュニケーションも
栄養サポートの価値となるものだと考えています

(セミナー実施しても言葉のキャッチボールがあるけれど、それはここでの双方向のコミュニケーションには該当しないと考えてください)

ニーズの確認はマスト

しかしながら
栄養士さんの中には
セミナーをやってと言われたから
来てほしいと言われたから
とチームや選手の課題やニーズを確認せず
〇〇が〇〇にいい!
といった、
知識の提供や伝えるだけになりがちな取り組みを実施されている
こともあるのではないでしょうか。
(たまたまかもしれないけど、私に何をしたらいいか分からないからと相談に来られた方はニーズ確認などされていなかったです)

栄養士との接点がセミナーしかなかった選手に
どんな内容覚えてる?と聞くと
「体は食べたものだけでできている」
「〇〇がいい!」
「あの栄養士さんは私の名前も顔も覚えてないと思う」
という返答が返ってきて
心なしか残念な気持ちになり、
せっかく関わっているのにもったいないな~と感じました。

こうゆう声を聞くと
私自身が関わった選手達が現在のチーム等で
何て言っているのか心配にもなる、、、、、、、、、

私も初期の頃は
年に数回のセミナーが中心で
試合観戦や食事調整が付随した形で行っている時もあった
(サポートとはそうゆうものだと思っていた頃、、、)

そんな中選手達と話をしていると
セミナーもいいけど
個別にフィードバックをしてもらえるほうが
実践や体調の変化につながったという声や
一定の選手としか話す機会がなかったことに
悶々としていたことがきっかけで
全員の面談を定期的に実施するようになった。

全員が意欲や理解力が高いわけではなく
個性も様々であるが
レギュラーに関わらず
栄養の取り組みが次のステップに活きることも考え
取り組みを通して目指してほしい姿なども提示し
気づきを促す機会を定期的に作っている

気づきを促すだけでなく
新たな課題やニーズ、障壁を選手と確認を一緒に行い
今後の取り組み関してシェアをしていく

これはSHOKU LEADの関わり方ではあるが
栄養サポートとは
セミナー等により知識の提供や食事調査のフィードバックに留まらず
その先の実践や成果をも選手と確認し、
次につなげていくことではないでしょうか。

選手のために力になりたいと
情報提供ばかりになりがちだが
選手の声を聞くことも大切にする栄養士さんが増えることを願います
ちなみに私のその割合は2:8で
8割がた選手の話を聞いていることがほとんどです(笑)
(時間と効率化が私の課題、、、)

実施できている?できそう?

ここで出てきたお話も含め
SHOKU LEADの認定講座
スポーツ栄養コンディショニングマネジメント認定講座
「基礎講座」では
コミュニケーション、栄養サポート計画などスポーツ栄養の基礎を主に、自分の得意なスキルを掘り出し、チームと選手どちらの目標も成果に繋げるスポーツ栄養マネジメントの活用を学んでいきます。

SHOKU LEADのノウハウを基にしながら
自分ならどう取り組んでいこうか、
ここを掘り下げていく講座です。

2023年春からスタートしたまだ若い講座で
少人数制を重視しているので
受講生もまだまだ少ないですが
修了生全員が満足頂いている講座です。

この講座は、
SHOKU LEADのノウハウを提供したいというよりも
もっと選手とのコミュニケーションを大切にし
選手の声を活かしたサポートをする栄養士が増えてほしい
それが選手個々にとって良いサポートにもなるし
スポーツ栄養士の価値を高めることに繋がる
と願い開講しています。

選手のため☆彡
スポーツ栄養士として仕事をしていくための価値創造☆彡
さらにはそんな栄養士仲間が増えるといいな☆彡

2024年6月現在
オンデマンド配信を実施していくため、
モニター受講の方を限定で5名募集しています!
詳細はこちらのページからぜひ確認してください!


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