見出し画像

食育の中にも「流行り廃り」がある

廃り(すたり)

食育の中にも「流行り廃り(はやりすたり)」があります。

廃りの例を挙げると、たとえば
「フードマイレージ」
という言葉は2000年代後半、食育の定番キーワードの1つでした。

今はどうだか勉強不足ゆえわかりませんが、当時の日本のフードマイレージは世界最大。
(悪いということです)

当時、

  • フードマイレージ専門の資格も創設されました

  • フードマイレージを計算する専用ウェブサイトもありました。

ところが、最近はフードマイレージを耳にすることは滅多にありません。
専門の資格も、専用ウェブサイトも、歴史の表舞台から消え去っています。

見る影もないというか。

フードマイレージという概念は消えたわけではないし、重要性も変わっていない。
でも、食育活動家の関心の的からは外れたみたいになっています。

流行り(はやり)

いっぽう、流行りの例を挙げると、たとえば

  • プラントベース

  • サステナブル

  • フードテック

などがありますね。

流行を追いかけることには良し悪しがありますが、とはいえ、人を集めようと思えば、みんなが注目する言葉を使うほうが集まりやすい。

集まればこそ、活動にもやりがいが出ます。

というわけで、食育といえども流行には流行の価値があります。

食育イノベーターたるもの、流行もしっかり押さえておきたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?