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ワカサギ釣り 企画

1月11日(月)成人の日、今年のやりたいことリストである、
「ワカサギ釣り」「年内企画5つする(のうちの1つ目)」
を達成するために、すべて自前で行うワカサギ釣り大会を友人数名に企画した。

この記事の目的は
○自分の企画outputと今後企画時の参考になること
○ワカサギ釣り初心者の参考になること
である。

計画(Plan)

⓪予算設定
①持ち物把握
②釣りポイント把握
③釣り方把握
④調理方法把握
⑤スケジュール決定
⑥盛り上げるための工夫を考案


これらを事前に行った。
企画者がここをサボってはいけない。調べられるだけ調べる。
webやyoutubeは大方検索し尽くした。
その他、釣具店に行き、店員さんから、必要情報をGETした。
やはりその道のプロに聞くというのは、自分の悩みが歪みなく伝わるので良い。一通り調べ尽くしても、解決されなかった疑問が一瞬で解消された。

-⓪予算設定

具体的には設定できないが、今回テントも買うことになるので、四人で4万円〜5万円の出費はやむを得ないだろうという感覚だった。

-①持ち物把握(矢印の先は実際にかかった金額)

簡単にネットで検索。

□テント→3万
□アイスドリル→8500円
□氷すくい→0円
□釣り竿・リール・仕掛け・おもりセット→1600円/個×4個
□竿置き→400円/個×4個
□餌→紅さし・白さし150円/個×4個・まき餌500円
□餌クリッパー→600円
□予備仕掛け→300円/個×4個
□予備おもり→230円
□針外し→650円/個×2個
□ドライバー→0円
□ハサミ→0円
□ゴミ袋→0円
□ウェットティッシュ→0円
□イス→0円
□ジップロック(小物入れ)→0円
□水槽→250円/個×2個
□防寒着→0円
□楽しむ心→0円

これらがあれば楽しめることが、webや釣具店員によりわかった。以下に参考サイトを載せておく。


ここでやってしまったミスがある。上二つのテントとアイスドリルは高額であるがゆえ、楽天などネットで買った方がかなりお得であるということだ。道具を購入しに行ったのは釣りに行く前日であった。泣く泣く定価で買わざるを得なかった。

総額は結局5万円程かかってしまった。ネットで上手く購入すればきっと4万円程度になったであろう。もったいない。釣具店に行き、当初調べていたもの以外にも便利グッズをいくつか購入してしまった道具(餌クリッパー等)あるが、それらは実際あって良かったので良しとしよう。

-②釣りポイント把握

釣りのポイントはネット検索すればすぐ出てくるだろうが、問題なのは今どこで釣れているか、だ。これにはよりリアルタイムな情報を得られるtwitterやyoutube、釣具店の店員さんに直接質問したりすると良いだろう。結局、僕らは釣具店の店員さんから、前日に茨戸で数百匹釣ったという情報を入手し、茨戸に行くことに決めた。

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↑釣具屋ではこのようにその地域のポイントの情報を手軽にGETできる。


-③釣り方把握

これは実際に動いているyoutubeで勉強すれば良いだろう。1.5倍速で3本くらい視聴すれば釣り方は大体わかる。その後、買った商品を実際に組み立ててみて事前シミュレーションをしておけば、友人たちに釣り方を教えられる。以下の動画が全体像をつかむのに役立ったので載せておく。



-④調理方法把握

これは静と動で学ぶのが良かった。まずyoutubeで検索し、流れを掴み、実際に使う材料や量をネット検索すれば完璧だ。以下のものを参考にした。


-⑤スケジュール決定

ここまでやっておけば、移動にはどのくらいかかり、どのくらいの時間帯に行くと混まずに釣れる、というのがわかる。それらを逆算してスケジュールに起こしておく。
↓実際に作ったスケジュールの下書き(pagesで作成)

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-⑥盛り上げるための工夫を考案

事前にワクワク倍増させる→フライヤー作成(下図)
テント内は寒いだろう→みんな分のけんちん汁を用意しておく
お昼ご飯はお腹が空くだろう→みんな分のおにぎり少持っていく
やらされている感よりもやっている感→料理やテント張りなど各場面で実際に友人たちにやってもらう
食べるときに色んな調味料あったらワクワクするだろうな→複数の調味料用意

工夫する上で大事なのは「気分が下がる原因を予め予測すること」だ。例えば今回気分が下がる要因としては“寒い“などが当たる。そしてその原因をなくせる工夫を盛り込めばいい。あとは自分が楽しむこと。

↓事前にワクワク倍増させるために作ったフライヤー(canvaで作成)

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実行(Do)

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釣果は250匹。入れ食いだった。
時間が経つに連れて、釣り方のコツもわかってきた。針4つ全てにワカサギが釣れていることもあった。実際に、同じ場所で同じ餌で釣っていても、友人よりも2〜3倍多く釣れた。何事も仮説検証の繰り返しだなあ、と思う。
↓実際に釣ったワカサギの写真

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調理は洗って、天ぷら粉につけて揚げるだけ。
味見で泥臭ささを感じたのでカレー粉も混ぜると臭みも減り美味しかった。
レモン汁、塩、マジックソルトでやったがどれも美味しかった。色々な調味料があると楽しめるかもしれない。
250匹も食べれるか心配だったが、あっさり食べてしまった。
↓調理した天ぷらの一部

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評価(Check)

総じて大成功だった。期待以上にワカサギも釣れ、友人間の仲も深まり、美味しく調理もできた。この成功の鍵は間違いなく、Planを徹底したことだろう。今回の学びは限られた時間を使えるだけ使ってPlanを立てれば良いDoが得られるということ。企画する者は特にこのPlanを侮ってはいけない。「参加して良かった」「次回もまた参加したい」と思ってもらえる企画にするためにはネガティブな要因を潰す必要があるのだ。”準備不足”は代表的なネガティブ要因である。
もう一つの学びは、どうしたら友人が楽しんでくれるか、に触れることができたことである。僕が予想するに、楽しかった要因は以下の4点。これらを盛り込むように次回も企画すれば良いことが分かった。

①新しい体験ができたこと(誰も経験したことのない全て自前という”サバイバル”体験ができたこと)
②非日常体験だったこと(普段中々会っていないメンバーでの企画)
③成功体験だったこと(徹底したポイント調査により250匹ものワカサギを釣り上げた+晴れ)
④ネガティブ要因を排除したこと(”寒さ”を飛ばすためのけんちん汁や、“空腹”をなくすためのおにぎりを用意)

改善(Act)

今回の唯一の失敗は「もう少し安く買えた」という後悔を抱えたまま、企画に臨んでしまったことだ。準備するものがある場合、早めに調べておくこと。これは徹底したい。

次回企画するときの手順は以下の通り行う。

Step1:planにかけられる時間を決める
Step2:全体の予算を決める
Step3:早期購入がお得になるものを優先的にcheckする(場合によってはここで購入を決定する)
Step4:planを“徹底的に”作成する
Step5:盛り上げられる+αを考える
Step6:楽しませる工夫①〜④を盛り込めているかcheckする


やはり自分が主体的になって企画することは楽しいし、学ぶも大きい。自分は改めて「自由度の高い状態で、誰かのために準備し、人の心を動かす」ということに生きがいを感じるのだと痛感した。今後も沢山、企画し、人の心を動かしていきたい。

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